このことを、もう少し正確に書くと、左図ではスリットが2つしか書いてないけど、スリットが等間隔でたくさんあると思って欲しい。 その状態だと、左図のように、光の進む向きが分かれて進む性質があります。隣通しのスリットを通過した光の波が重なって、特定の向きの波が強くなるためです。 最初のレーザー光と同じ向きに進む光を、0次回折光といいます。その上下にできる別の向きに進む光を、1次回折光といいます。 図では省略していますが、さらに、その上下にもできています。 この向きは、光の波長とスリットの間隔で決まってきます。 このあたりは難しいので詳しく知りたい人は専門書をどうぞ。数式でいっぱい説明してくれます。