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evolutionに関するtomkosakaのブックマーク (9)

  • なぜこの世界に同性愛者が存在するのか? - デマこい!

    同性愛者の存在は謎である。 動物は繁殖して、うまく子孫を残せた者だけが生き残ってきたのではないか? であれば、子孫を残せない同性愛者は進化の過程で淘汰されたはずだ。 したがって同性愛がヒトの〝自然な〟行動だとは、にわかに信じがたい。理解のない人は、同性愛者を「非生産的」と考えてしまうかもしれない。同性愛は現代社会の病理――親の教育や社会的抑圧――によって生じるものではないか? と。 結論から言えば、同性愛者がこの世界に存在する理由は、現代社会の歪みや家庭環境ではない。同性愛はヒトの不自然な行動でもない。どうやらヒトが進化の過程で身に着けた、ごく自然な行動バリエーションの1つであるらしい。 なぜなら同性愛には、遺伝性があると分かっているからだ。 このことは心理学者トマス・ブーチャードらが行った「双子の研究」に端を発して、繰り返し確かめられてきた[1]。 一卵性双生児は、まったく同じ遺伝子を持

    なぜこの世界に同性愛者が存在するのか? - デマこい!
    tomkosaka
    tomkosaka 2018/08/01
    同性愛はHuman Universalだから、何らかの進化的理由があるというのは自明だと思っていたけど、ブコメを見ていると、そう思わない人もいるみたい。ブコメの同性愛は包括適応度的に有利とはいえないという指摘は興味深い。
  •  「The Evolution of Desire: Revised and Updated Edition」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Evolution of Desire: Strategies of Human Mating (English Edition) 作者: David M. Buss出版社/メーカー: Basic Books発売日: 2016/12/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 書は進化心理学者ディヴィッド・バスの「The Evolution of Desire」の「Revised and Updated Edition」である.書については初版刊行が1994年,「Revised Edition」が2003年に出されている.2016年刊行のこの改訂版は,初版から22年後のいわば改訂第三版になる.なお邦訳は初版が「女と男のだましあい」という題*1で2000年に出されているのみになる. この1994年というのは進化心理学が勃興してきた時期に当たり,書で示さ

     「The Evolution of Desire: Revised and Updated Edition」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 脊椎動物の基本構造が5億年以上変化しなかった理由 - 東大が明らかに

    東京大学(東大)は9月26日、脊椎動物の基構造が5億年以上の進化を通して変化しなかった要因として、遺伝子の使い回しから生じる制約が寄与している可能性が高いことを大規模遺伝子発現データ解析から明らかにしたと発表した。 同成果は、東京大学大学院理学系研究科の入江直樹准教授らの研究グループによるもので、9月26日付の英国科学誌「Nature Ecology & Evolution」に掲載された。 脊椎動物は5億年以上前に出現して以来、さまざまな形をした動物種に進化し、多様化してきたが、基的な解剖学的特徴については、どの脊椎動物種も共通しており、体のサイズや重量、体色が多様化してきたことなどに比べると、ほとんど変化がないことが知られている。 この要因についてはこれまでの研究により、脊椎動物の基構造を決定づける胚発生期が、進化を通して多様化してこなかったことに原因があると考えられてきたが、なぜ

    脊椎動物の基本構造が5億年以上変化しなかった理由 - 東大が明らかに
  •  「人間進化の科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    人間進化の科学哲学―行動・心・文化― 作者: 中尾央出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2015/03/31メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 書は若手科学哲学者中尾央によるヒトの行動や文化の進化研究にかかる科学哲学書である.内容的には,ヒトの行動進化にかかる研究プラグラムの評価,文化進化の研究プログラムの紹介と評価,罰の進化と教育の進化にかかる最新学説という3部構成になっている. 第1部 人間行動進化学の研究プログラム.ここでは進化心理学,人間行動生態学,遺伝子と文化の二重継承説の3つがそれぞれ検討される. 最初は進化心理学.ここはやや詳しくレビューしておこう. まず歴史的な経緯として学説史が扱われる.コスミデスとトゥービイ以外の初期の文献やカンファレンンスも紹介されていて詳しい.一般には更新世のEEA,領域特殊モジュール,ヒューマンユニバーサルがこの分

     「人間進化の科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • トリヴァースによる進化生物学者たちの想い出  - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Vignettes of Famous Evolutionary Biologists, Large and Small ロバート・トリヴァースがハミルトンやグールドの想い出について書いている.とにかく面白い. http://www.unz.com/article/vignettes-of-famous-evolutionary-biologists-large-and-small/ W. D. Hamilton 最初はハミルトン.まずそのレクチャーの伝説的な下手さの描写から始めている.これはトリヴァースの別のエッセイでも触れられていたところだが,よほど印象深いのだろう.どこまで行ってもポイントに入らずに時間超過して座長のEOウィルソンから巻きをかけられる話もおかしいが,やはり傑作はマイクをスライドのポインターにして,スライドを指しているときの声が聞こえないようにするというウルトラテクニッ

    トリヴァースによる進化生物学者たちの想い出  - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  日本学術会議公開シンポジウム 「進化は生物学を統合する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    8月9日に日学術会議主催の公開シンポジウムが乃木坂の日学術会議部で開かれたので参加してきた.第22期日学術会議の分野別委員会のひとつ「統合生物学委員会」のさらに分科会「進化・系統学分科会」が中心になって企画したものだ.テーマはドブジャンスキーの有名な警句をリスペクトして「進化は生物学を統合する」となっている.7人のプレゼンターが,このテーマに沿って自由に講演内容を決めているようで,自分のリサーチテーマに沿ったものや,一般向けにふさわしいトピックの解説など様々だ.オーガナイザー斎藤成也からは講演順序は進化の歴史順に決めたと説明がある. イントロンの起源 - タンパク質とゲノム情報から 郷通子 イントロンは1977年にその存在が発見されたが,何故あるのか,起源は何かなどの解明は非常にゆっくりとしか進んでいない.ここで郷は自分のヘモグロビンのイントロンにかかる研究からわかってきたことを紹

     日本学術会議公開シンポジウム 「進化は生物学を統合する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

    Ningen no kokoro to senso : shinka seijigaku ni motozuita riarizumu (shinsa hokoku)

    慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)
  • https://www.jstage.jst.go.jp/article/nenpouseijigaku/59/2/59_2_217/_pdf

  •  Rethinking the Theoretical Foundation of Sociobiology - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Rethinking the Theoretical Foundation of Sociobiology David Sloan Wilson, Edward O. Wilson The Quarterly Review of Biology, Volume 82: 327-348 Dec. 2007 D. S. ウィルソンの Evolution for Everyone を読んでなかなか面白かった.その中ではウィルソン自身マルチレベル淘汰と包括適応度が等価であることをあっさりと1行で認めていたが,実際にマルチレベル淘汰理論と包括適応度理論についてどう整理しているのかもっと詳しく知りたくて昨年12月に出ている論文も読んでみた.(E. O. ウィルソンとの共著になっているが,ほぼ D. S. ウィルソンの手になるものと言ってよいだろう.なお論文はウィルソンのウェッブページからダウンロー

     Rethinking the Theoretical Foundation of Sociobiology - shorebird 進化心理学中心の書評など
    tomkosaka
    tomkosaka 2017/07/27
    Wilson and Wilson's paper.
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