太陽光を動力源にしたソーラーカーでオーストラリア大陸の3000キロを縦断するレースで、日本の工学院大学のチームが実用性を重視したクラスで2位に入りました。 アデレードでは25日、3つのクラスの成績が発表され、このうち、タイムのほか実用性も審査の対象となる「クルーザークラス」で、日本の工学院大学のチームが2位に入りました。工学院大学はタイムではトップでしたが、実用性の審査などでライバルのチームに差をつけられ、優勝を逃しました。「クルーザークラス」の優勝はオランダのチームでした。 工学院大学チームの監督を務めた濱根洋人准教授は「学生たちは毎日、夜遅くまで頑張ってくれた。実用性と速さの両方を求めるのは難しいが、次はオランダ勢に勝てるようより高い目標に向けて頑張りたい」と話していました。 このレースでは、タイムを競う「チャレンジャークラス」で、日本の東海大学のチームが3位に入っています。