あまり世間の注目を集めていないようだが、インターネットの中核部分をめぐって今、激論が交わされている。 国連と国際電気通信連合(International Telecommunications Union:ITU)が、ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)からインターネットのドメイン名、DNS、IPアドレスの管理権限を奪い取ろうとしている。この争いは、国連が主催する「World Summit on the Information Society」とITUが率いる「Working Group on Internet Governance」を舞台に繰り広げられている。 インターネット自体は、簡単にいうと、一連のプロトコルを使用することに同意するネットワークの寄せ集めだが、その中核部分では権威のある単一のルートに依存して
4月23日、トレンドマイクロのウイルス対策ソフトが原因となって、企業や個人の所有するコンピューターに大規模な障害が発生した。問題を引き起こしたのは、同日7時33分に公開されたパターンファイル「2.594.00」の不具合(バグ)だ。問題のパターンファイルをインストールするとコンピューターのCPU使用率が上昇、作業に支障をきたすほどマシンの動作が重くなる。パターンファイル作成過程のテストに不備があり、バグを発見できないまま配信してしまったという。 トレンドマイクロは同日9時2分に当該パターンファイルの公開を中止したが、被害は甚大だった。同社が設置した復旧窓口の利用ユーザーは、5月9日から6月15日までの集計で、個人ユーザーが2万8300件、法人では700件に及ぶ。 なぜバグを残したままパターンファイルを配信してしまったのか、なぜ事後対策に時間がかかったのかなどの疑問は尽きない。これはネットワー
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は6月23日,Webサイトに不正アクセスされないための緊急チェック・ポイント14項目を発表した。カカクコムやOZmallなど,Webサイトへの不正アクセスによる情報漏えいやページ改ざんなどが相次いでいることを受けたもの。 また,IPAではWebサイトのセキュリティ・ホール発見者からの届出を受け付けているが,2004年7月から2005年5月までに227件が報告されるなど,セキュリティ・ホールを抱えるWebサイトはほかにも多数存在しているという(届出状況)。 IPAが発表したチェック・ポイントは以下の通り。 ■ Webアプリケーションのセキュリティ対策 (1) 不要なエラー・メッセージを返していないか (2) 公開すべきでないファイルを公開していないか (3) ユーザーからの入力値をチェックして無害化しているか (4) Webアプリケーションを不要に高い
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