モノがネットにつながる「IoT」の概念のさらに先、「Internet of Everything(IoE)」時代の到来を予見するシスコシステムズ(以下、シスコ)。同社では「IoE」によって全世界で14.4兆ドル、日本では76兆円の経済効果が生まれると試算する。つながることで生まれる新たな価値。マーケティング領域では特に顧客接点における価値創出が期待される。「IoE」の概念、さらにそれがマーケティング活動に与える価値とは何か。 その答えが提示される「Cisco Connect Japan 2014」の登壇者3名に、話を聞く。 分断された「顧客接点」をつなぐ スマートフォンの世界的な普及のみならず、ウォッチや眼鏡タイプなどウェアラブルデバイスの開発が相次ぐ中、あらゆる「モノ」がインターネットに接続する、IoT(Internet of Things)の概念に再び注目が集まっている。 シスコの八子