インド・アルナチャルプラデシュ州タワング近郊で、中国との実効支配線(LAC)付近に展開したインド兵(2021年10月20日撮影)。(c)Money SHARMA / AFP 【2月4日 AFP】インド北東部アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州の中国との国境地帯で、インド人少年が中国軍部隊に9日間にわたって拘束され、拷問を受けた。父親が3日、明らかにした。 拘束されたのは17歳のミラム・テロン(Miram Teron)さんで、狩りの途中、中国人民解放軍(PLA)に捕らえられた。後ろ手に縛られ、目隠しをされて同軍の駐屯地まで歩かされたという。 駐屯地では蹴られたり電気ショックを加えられたりした。 父親は「ミラムの手にはまだ手錠の痕が残っている。衰弱してショック状態にある」と述べた。 インド外務省のアリンダム・バグチ(Arindam Bagchi)報道官は3日の記者会見