モバイル端末への移行とクラウドへの依存が進む中、企業のITリソースに対するアクセスの制御はますます困難になっている。アクセス制御に関する最も多い5つの過ちと、その防止策のガイドラインを以下に示す。 1.サードパーティーをむやみに信用する 過ちの筆頭に挙げるべきは、業務を委託しているサードパーティーにゆるぎない信頼を置く傾向にあることだ。しかし、サードパーティーは入札をなるべく高い金額で落札するためならウソをつくくらいのことは平気でやってのける人々だ。 サードパーティーに資格情報を渡したり、社内ネットワークにアクセスできる権限を与えたりする際に、常識を働かせたりデューデリジェンス(適正評価)を行う企業はめったにないようだ。 この風潮が実は深刻な結果を招いている。サードパーティーの空調業者が大規模なセキュリティ違反を行い、発注元企業のネットワークに接続して顧客情報を流出させた、Target(米
![アクセス制御に関するミステイク・トップ5](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce1c31bd4995dfba33b7c0577c4e667cacc97fa0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Ftt%2Ffiles%2F20140115%2F19163.gif)