1930年東京生れ。53年、お茶の水女子大学理学部動物学科卒。東京都立大学理学部勤務を経て、現在、中央大学経済学部教授(生命科学担当)。主な著書に「生態学実習書」(67年、共著、朝倉書店)、「動物の物質経済研究法」(78年、共著、共立出版)、「バイオ・サイエンス」(82年、共著、芦書房)、「女性研究者−あゆみと展望」(85年、共著、ドメス出版)、「教養の生命科学」(95年、朝倉書店)、「ミミズのいる地球」(96年、中公新書)等がある。理学博士。 ダーウィンの研究の続きができるかな・・・と──先生の著書「ミミズのいる地球」を拝読し、ミミズが地球の生態系にとって大変重要な役割を担っていると知り、驚きました。 それにしても、ミミズを研究している方というのは世界でもたいへん珍しいと思います。しかも女性で・・・。ご無礼なことをうかがうようで恐縮ですが、先生はもともとミミズとか虫とかいったものに強い関