先日、銀行のATMで、入金や引き出しを何度か繰り返したところ、暗証番号がエラーになってしまった。 よく見ると、暗証番号の数字の並びが、さっきと違うではないか。 セキュリティの問題などから、今は暗証番号のボタンの並びを、どこでも入れ替えているのだろうか? だが、調べてみると、計算機と同じ並びで固定のところや、数字が横一列に並んでいるところなど、まちまちのようだった。 そんななか、目に付いたのは、三菱東京UFJ銀行の「シャッフルボタン」だ。 「この『シャッフルボタン』(スクランブル化)は、合併前からそれぞれ設けているもので、東京三菱銀行では平成17年5月から、UFJ銀行では18年6月から導入しています」と、広報担当者は言う。 導入された理由は、やはり「暗証番号が他人にわからないよう、手の動きから判別されないようにするため」とのこと。 一方、シャッフルボタンを自分で押すのではなく、ボタンそのもの