新たに現金を受け取っていたことが判明した江藤衆院議員 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 本誌(7月8日号)のスクープにより、森山裕農水相ら自民党「大物」議員が業界団体からTPP交渉中に現金を受け取っていたことが発覚した。市民団体が農水相らを告発する動きもある。さらに、新たに現金を受け取っていたもう一人の自民党農水族議員の名前も明らかになった。 「もう、週刊朝日が発売される前から協会は大騒ぎでしたよ。幹部は『こんなのが出たらどうなるんだ』『やっぱりバレたか』と大慌て。発売後は会員から問い合わせが来たり、一般の人から抗議があったりで、職員は対応に追われたそうです」(日本養鶏協会の理事) 本誌は先週号で、森山農水相、西川公也元農水相、宮腰光寛衆院議員(自民党)の3人が、昨年のTPP(環太平洋経済連携協定)交渉中に養鶏協の栗木鋭三会長から現金を受け取っていたことを報じた。 その結果、養鶏