「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ 京都の町中の梅の名所をすでにいろいろ訪ねたミモロ。「今年は、ちょっと足を延ばしたみよう…」ということで、出かけたのは、京都市の南側にある城陽市の「青谷梅林(あおだにばいりん)」です。 京都の町中から車で約1時間。宇治をすぎて、さらに南へ。なだらかな丘陵が続く自然豊かなエリアです。 梅の名所情報にも登場する「青谷梅林」。「どんなところなんだろ?」とミモロは、山一面に広がる梅林を想像しながら向かいました。 「青谷梅林」の起源は定かでないものの、すでに後醍醐天皇の時代ごろから歌に詠められているそうで、もうそのころには梅林があったものと思われています。江戸時代になり、地域産業促進のため、梅の栽培が積極的に行われるようになり、明治のころには、春になると丘陵を白やピンクに彩る梅の花を