ブックマーク / globe.asahi.com (4)

  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

    「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+
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    tone-unga 2018/12/13
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|インタビュー 沸騰する水ビジネス

    [第5回] 「パリ市の水道『再公営化』は、水道料金の急上昇が背景」 ベルナール・バラケ アグロ・パリ工科大学教授 2大「水メジャー」、ヴェオリアとスエズが社を構えるパリ。その市当局が水道事業の「再公営化」を決め、今年いっぱいで2社への委託契約を終わらせる。浄水から給水、料金徴収までが一貫して公営になるのは150年ぶり。欧州の水道事情に詳しいアグロ・パリ工科大学のベルナール・バラケ教授に、パリ市の「水メジャー離れ」の意味などについて聞いた。 (2009年4月29日、パリ市のアグロ・パリ工科大学校で。聞き手・浜田陽太郎) ―― なぜ、フランスでは民間の水ビジネスが発展したのですか。 ベルナール・バラケ教授 ベルナール・バラケ 19世紀の欧州では、水道サービスは民間企業のイニシアチブで始まったが、対象が、商売として成り立つ富裕層の住む地域や商業地区に限定されていた。その後、伝染病予防など公衆衛

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    tone-unga 2018/02/15
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Webオリジナル 軌道を描いて ルポ編

    [第2回] 無人航空機(UAV)、もう一つの側面 海外の航空専門誌を読んでいると、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)にまつわる記事や特集が、戦闘機や旅客機と並ぶ大きなウエイトを占めるようになっていることに気づく。業界には、先発組の欧米やイスラエルの大手メーカーに加え、中小零細業者まで参画。北欧やパキスタンなどの後発組の参入も引きを切らない。UAV市場がいかに爆発的な勢いで拡大しているかが伝わってくる。戦闘機や爆撃機が有人機である時代は、もはや終わりに近づいているのではないか。そんな印象さえ抱いてしまう。(論説委員兼編集委員 谷田邦一) UAVの用途は広い。軍用だけでなく、国境の密入国監視や広大な自然環境の保全、麻薬犯罪の捜索などさまざまだ。GLOBE特集の今回のテーマは「宇宙」。そこで最新の宇宙インフラを駆使することで初めて可能になった精度の高い軍用UAV

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    tone-unga 2015/08/04
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|全国民の課税所得を公開 公平さ徹底するスウェーデン

    [Part1] 全国民の課税所得を公開 公平さ徹底するスウェーデン 「ギリシャの国民は『税金を払うのはバカだ』と考えているのでは」。スウェーデンの政府高官は、脱税が横行するギリシャへの怒りを隠さない。「もし、スウェーデンで、所得をごまかしたことが分かったら、近所のバーベキューにも顔を出せなくなるよ」 隣人に所得のごまかしが分かる……。この国では十分に起こりうることだ。 個人の課税所得が検索できる端末。全国の税務署に設置され、誰でも使うことができる=スウェーデンの国税庁で 浜田撮影 「この端末は全国の税務署にあって、誰でも使えます」。ストックホルム近郊にある国税庁の一室。職員が自分の個人番号を打ち込んだ。「2008年の私の課税所得は52万3341クローナ。払った税金は17万1051クローナと表示されています」 続く言葉に驚いた。 「すべての国民の個人番号と住所、課税所得は公開情報です。国税庁

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    tone-unga 2015/04/05
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