息子のADHDの診断後は専門書や当事者の想いを綴った本などいろいろ読みました。 診断まもなくは発達障害を受け入れるにはまだ程遠く、器の小さい私。 医師から「親の躾などは関係なく、こういう子はこうなのよ」と優しく言われて「私の育て方がいけなかった訳じゃないんだ」とホッとすることもありました。 でもその言葉も、100%自分の責任だけではないと安堵しただけ。 当時の私は「発達障害とはなんなのか?」「本当に大変なのはいつからなのか?」こういうことも全く分かっていませんでした。 我が子が発達障害と分かっても実際はリアルに感じられないものでした。 子どもに起こった問題や、現在の行動を振り返っても、特性というものを理解するまでは、実感がないのかもしれません。 専門書や当事者の本を参考に「あっ!これも息子と同じだ、これも発達障害の特性の一つなんだ」などなど、1つずつ知ることで少しずつ受け入れていったような