強い台風8号の影響で、8月5日は全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)、ソラシドエア(SNJ/6J)の3社だけで、九州方面の国内線10便が欠航。約860人に影響が出た。6日も九州発着便を中心に、各社合わせて110便以上の欠航が決定している。 気象庁によると、台風8号は5日午後10時の推定で、高知県足摺岬の南約160キロを時速20キロの速さで西北西へ進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から70キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。 台風は四国の南を西北西へ進み、6日未明から明け方にかけて、強い勢力を維持して九州南部に上陸する見込み。その後、進路を北寄りに変えながら6日昼過ぎにかけて九州を通過し、6日夜には朝鮮半島に達するとみられる。 ANAでは、5日は羽田を午後6時50分に出発予
自動運転やロボット技術を手掛けるZMP(東京都文京区)は、日本航空(JAL/JL、9201)と協力して貨物コンテナなどをけん引する「トーイングトラクター」の自動走行実験を、成田空港で2020年に実施する。 トーイングトラクターはTT車とも呼ばれ、貨物コンテナを積んだ「ドーリー」を空港内で牽引(けんいん)する車両。政府が2020年までに年間訪日外国人4000万人を目標に掲げ、航空会社は新路線開設や増便を進めているが、一方で空港ではTT車の運転などグランドハンドリング(地上支援)業務の人手不足が大きな課題になっている。 国土交通省航空局(JCAB)は、TT車などグラハン業務で使う「GSE(Ground Support Equipment:地上支援機材)」の自動運転化など、「航空イノベーション」を推進。官民一体となった業務効率化を後押ししている。 ZMPは丸紅(8002)との合弁会社AIRO(東
三菱地所(8802)などは10月15日、下地島空港の旅客ターミナルを2019年3月30日に開業すると発表した。LCCやビジネスジェットの誘致を計画当初から進めており、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が成田から就航する。 沖縄県は2021年度までに県への入域観光客数1200万人達成を掲げており、このうち400万人は外国人客を見込んでいる。三菱地所は2015年3月に、下地島空港と周辺用地を活用する事業の候補事業者として選定され、2017年3月に県と基本協定を締結。LCCによる国際線と国内線や、ビジネスジェットなどを県とともに誘致する。 下地島空港は1979年7月5日に開港。地方管理空港で、滑走路は3000メートル×60メートル(RWY17/35)が1本、スポット(駐機場)は大型機用が5つ、中型機用が1つ、利用時間は午前8時から午後7時30分まで。 下地島空港の旅客ターミナルは、三菱地所
成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)によると、京成電鉄(9009)の西登戸駅での架線点検の影響で、京成上野駅と成田空港を結ぶ特急スカイライナーが運休するなど、交通アクセスに乱れが生じているという。京成によると10月5日午後1時30分現在、復旧の見通しは立っていない。 *この記事は昨年10月のものです。 2019年9月の台風15号についてはこちらをご覧ください(19年9月9日 08:05掲載)。 京成によると、5日午前7時43分ごろ、千葉市の西登戸駅で停電が発生。午前9時32分からは全線で運転を取りやめた。台風24号の影響で、送電施設に海水の塩分が付着する塩害でショートした可能性など、原因を調べている。 この影響で、京成のウェブサイトはアクセスが集中し、つながりにくい状況が続いている。京成ではTwitterの運行情報などを通じて、情報提供を行っていくという。一方で、Twitterの投
全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)は9月18日、関西空港の発着便について、21日から通常運航に戻ることを明らかにした。また、すでに関空発着便の運航を全便再開しているピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、21日以降も通常通り運航することが決まった。 ANAは20日以降の国内線、21日以降の国際線は通常運航を予定。国内線は18日に5便、19日に4便が欠航し、国際線は20日まで1日8便が欠航する。 JALは21日から国内線と国際線の全便を再開予定。代替便として、6日から成田発着の国際線臨時便や、伊丹発着の国内線臨時便を設定しているほか、関西-成田線を1日1往復JL4560/4569便として運航している。 ピーチは、関空発着の国内線22便と国際線11便について、14日から全便の運航を再開済み。 関空では、台風による高潮の被害が比較的少なかった第2ターミナル(T2)と
全日本空輸(ANA/NH)は、10月1日付で管理職者の人事異動を発令する。管理職者の人事異動は下記の通り(新所属・現所属・氏名の順で敬称略)。 これより先は会員の方のみご覧いただけます。 無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。 有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。 会員の方はログインしてご覧ください。 ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。 無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
2019年度に導入予定の次期政府専用機の初号機(ボーイング777-300ER型機、機体番号80-1111)が9月26日、航空自衛隊所属となって初の飛行訓練を千歳基地で実施した。 今回の訓練は、千歳基地側の滑走路を主に使用し、タッチアンドゴー訓練などを実施。8月17日に千歳へ到着後、今回が自衛隊機として初フライトになった。今後は2019年4月の運用開始に向け、パイロットや民間機の客室乗務員にあたる空中輸送員、整備員などの訓練を進めていく。 次期政府専用機の777-300ERは、「ジャンボ」の愛称で親しまれた現行のボーイング747-400型機の後継機。片道約13時間かかる米国東海岸へ直航できることや、貴賓室や執務室など要人輸送に必要な装備を設けられること、国内の航空会社が長期的に整備できることなどの条件から、2014年8月に選ばれた。現行機と同様、2機導入する。 外観のデザインコンセプトは日章
白い機体に赤い曲線が描かれた次期政府専用機の初号機(ボーイング777-300ER型機、登録番号N509BJ)が8月17日朝、新千歳空港の滑走路に降り立った。今後は2019年4月の運用開始に向け、航空自衛隊はパイロットや民間機の客室乗務員にあたる空中輸送員などの訓練を本格化させる。 千歳基地の特別航空輸送隊に所属する現行のボーイング747-400型機の後継機として、2014年8月に777-300ERが選ばれた。外観のデザインコンセプトは日章旗。白い機体全体に大きく描かれた赤い曲線を上面から見ると、尾部に向けてV字状にデザインされている。国名は前から2番目のドア(L2/R2ドア)上部に記された。 米シアトルで製造された初号機は、2016年10月にバーゼルのユーロエアポート・バーゼル・ミュールーズ・フライブルク空港へ到着。2号機(N511BJ)も2017年4月にバーゼル入りし、空港に隣接するジェ
スカイマーク(SKY/BC)の市江正彦社長は、現在運航しているボーイング737-800型機(1クラス177席)の後継機について、200席クラスの機材が視野に入っていることを明らかにした。4月9日までに取材に応じた。 スカイマークは現在、737-800を26機保有。年内に1機、2019年に2機受領予定で、29機体制を構築する。一方で、737-800が2019年に生産終了となることから、後継機の検討を進めている。 2017年4月から今年2月までの搭乗率は、平均で84.1%、路線網の6割近くを占める羽田路線に限ると90%を上回っており、1便あたりの提供座席数は限界に達しつつある。 市江社長は、「200席くらいにする可能性は十分ある」と、機材の大型化に前向きな姿勢を示した。ボーイングとエアバスのどちらを選定するかについては、「どれが良いかは決めきれていない」とした上で、「ボーイングであれば、737
スカイマーク(SKY/BC)は4月25日、鹿児島-中部線、奄美大島線の2路線を8月1日に開設すると発表した。 2路線とも1日2往復運航。機材はボーイング737-800型機(1クラス177席)で、運賃は今後発表する。奄美大島へは、2010年9月と10月、2011年夏ダイヤに、季節定期便として就航していた。 中部線の運航スケジュールは、鹿児島発中部行きが午後1時10分発のBC636便と午後8時発のBC638便で、中部発鹿児島行きは午前7時50分発のBC635便と午後3時5分発のBC637便となる。 奄美大島線は、鹿児島発奄美大島行きが午前10時25分発のBC381便と午後5時5分発のBC387便で、奄美大島発鹿児島行きは午前11時45分発のBC382便と午後6時25分発のBC388便となる。 スカイマークは現在、26機の737-800で国内線の直行便18路線を運航。8月から1機増やし、27機体
春秋航空日本(SJO/IJ)は、成田-札幌(新千歳)線を2018年1月8日から11日まで欠航する。期間中のうち8日から10日までは、成田-佐賀線と広島線でも最大で2時間近く遅延が生じる。いずれも機材繰りによるもの。 また、同社は12月21日時点で、 これより先は会員の方のみご覧いただけます。 無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。 有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。 会員の方はログインしてご覧ください。 ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。 無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
日本航空(JAL/JL、9201)は12月20日、総額約3億8000万円にのぼる詐欺被害に遭ったことを明らかにした。航空機リース料が約3億6000万円(325万4881.03米ドル)と、貨物の地上業務委託料が約2400万円(21万5999.61米ドル)で、いずれもニセの電子メールなどで指定された香港の銀行口座へ送金して、今年8月から9月にかけて被害に遭った。 双方に関係性があるかなど、日本と香港などの警察当局が捜査にあたったいる。JALは2018年3月期決算で これより先は会員の方のみご覧いただけます。 無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。 有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。 会員の方はログインしてご覧ください。 ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。 無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイ
春秋航空日本(SJO/IJ)は8月30日、成田ー関西線を10月29日に始まる冬ダイヤから運休すると発表した。再開時期は未定。同時に成田ー佐賀線も、現在の1日2往復を同1往復に減便する。 成田ー関西線は、関西空港から首都圏へ向かう中国人ツアー客の需要が伸びず、運休が決定。同社によると、中国の親会社である春秋航空(CQH/9C)が新路線開設などに伴い、関空や中部空港の発着便を一部運休している余波で、当面は十分な搭乗率が見込めないという。 春秋航空は2015年3月に、関空と拠点化について合意。今年3月からは、LCC用の第2ターミナル拡張エリアに国際線が乗り入れている。春秋航空日本の成田ー関西線は、関空に春秋航空便で到着した中国人ツアー客を、首都圏へ送客することを主目的に、2016年9月28日に開設した路線で、同社は状況を見ながら再開を目指すとしている。 佐賀線については、全体の運航スケジュールを
成田国際空港会社(NAA)は、3つあるターミナルを結ぶ連絡バスの乗降場5カ所に、運行状況を示すデジタルサイネージ(電子看板)を設置した。連絡バスの待ち時間などをリアルタイムに表示する。 成田空港のターミナル連絡バスの運行状況を表示するデジタルサイネージ=17年8月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire デジタルサイネージには、連絡バス到着までの時間や乗車時間、系統図などを表示。日本語と英語、中国語簡体字、韓国語に対応しており、8月9日から運用を始めた。 連絡バスの位置情報は、GPSなどを用いて把握。スマートフォン用運行情報アプリなどを提供しているナビタイムジャパンの「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」を利用している。 設置場所は、全日本空輸(ANA/NH)などが乗り入れる第1ターミナルの6番乗降場、日本航空(JAL/JL、9201)が
日本航空123便墜落事故で乗客乗員520人が亡くなり、32年が経った8月12日夜、墜落現場となった群馬県多野郡上野村の追悼施設「慰霊の園」で、32周年追悼慰霊式が開かれた。遺族や上野村村民、群馬県など地元自治体や国土交通省航空局(JCAB)、植木義晴社長ら日本航空(JAL/JL、9201)の関係者が参列し、犠牲者の冥福を祈った。 関係者が献花した後、慰霊の園には犠牲者の数と同じ520本のろうそくに、火がともされた。羽田発伊丹行きJL123便(ボーイング747SR-100型機、登録番号JA8119)が墜落した午後6時56分を迎えると、参列者が黙祷(もくとう)をささげた。 慰霊の園は村民有志が土地を提供し、村やJALによる公益財団法人・慰霊の園が1986年8月1日に開設した慰霊施設。持ち主がわからない遺品や事故記録などが展示されている展示棟は、1987年に完成した。 追悼慰霊式で慰霊の園理事長
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