インタビュー 困っている人がいたらなんでもやりたい 明照会理事長 河原至誓さんインタビュー 老人ホームよりお坊さんがやりたかった、と語る河原至誓さんが明照会の理事長になったのは?過去から現在につながる思いを聞きました。 老人ホームよりお坊さんをやりたかった 聞き手:山本あずさ 【山本】社会福祉法人明照会の理事長になるまでのお話をお聞かせください。 【河原】僕、実家がお寺なんです。お寺の次男として生まれたので住職になれないことはわかっていたんですが、お坊さんにはなりたいと思っていました。人の役に立ち、困っている人をサポートできそうじゃないですか。サラリーマンみたいな働き方でもないし、今で言うカウンセラーみたいなことがやりたくてお坊さんになりたかったんです。 それで、お坊さんを養成する大学に入ったのですが、大学時代は仏教のことを学ばずにほとんど遊び呆けていました。ただ、大学院では体重が10キロ