スイス・ジュネーブの欧州原子核研究機構(CERN)の敷地内で、何者かが無許可で偽の生贄の儀式を行う様子を撮影し、動画がオンラインで公開されたことから、CERNが内部調査を開始したそうだ(The Vergeの記事、 The Guardianの記事、 AFPBB Newsの記事、 YouTube動画)。 儀式の内容は踊るシヴァ神(ナタラージャ)の像が置かれた敷地内の広場に黒いローブを付けた人々が集まり、地面に横たわった女性にナイフを突き刺すというもの。動画は建物内の窓から撮影したものとみられ、撮影者はナイフを突き刺す様子を見て驚き、逃げ出すような演技をしている。 CERNの広報担当者はAFPに対し、動画は敷地内で無許可撮影されたものであり、入構許可証を持つ人々が共謀して行ったものとの見方を示したという。また、CERNでは科学関係の利用者を年に数千人受け入れており、中にはいたずら好きな人もいると