大阪・天満の中華料理店「ライオン飯店」（大阪市北区池田町7、TEL 06-7650-2153）が、期間限定企画「チャーハンくじ」を始めた。 平皿に番号が振ってある 「カニ身入りあんかけチャーハン」が名物の同店。「来店客を楽しませるため何か面白い仕掛けを」と同企画を考案した。皿の底に印字された数字と客の誕生月が同じなら当たり。数字はチャーハンに埋もれており、食べ進めなければ結果が分からない。 当たりが出たら、同じ「カニ身入りあんかけチャーハン（L）」をもう一皿進呈する。「どうしてもお腹がいっぱい」という客は「ごま団子」に変更できるという。 同サービスはランチとディナー双方で受けられる。対象は「カニ身入りあんかけチャーハン」（Lサイズ、900円）のみ。誕生月を証明する運転免許証などの提示が必要になる。 店舗面積は52平方メートル。席数は28席。客単価はランチ＝1,000円、ディナー＝3,000

グランフロント大阪（大阪市北区大深町）12階のLIXILギャラリーで3月4日、「文字の博覧会」展が始まった。 ヒエログリフと古代漢字の金文（複製）を展示 副題は「旅して集めた『みんぱく』中西コレクション」。「文字ハンター」の中西亮（あきら）さんが世界中で集めた文字資料約80点を紹介する。字形の面白さや美しさを楽しめるほか、展示物を文化圏ごとに分けて文字の歴史も学べるようにした。 中西さんは京都にある中西印刷の6代目社長。文字への興味から、25年間に100カ国以上を旅して3000点近い資料を集めた。亡くなるまでに収集した文字は95種類。コレクションは現在、国立民族学博物館に所蔵されている。 同ギャラリー・ディレクターの高橋麻希さんは「言語は世界に数千あるが、文字は消滅したものも含め300ほどしかない。現代でも文字を持たない民族は多い」と話す。 展示の中心は、エジプト文字のヒエログリフと古代漢

大丸梅田店（大阪市北区梅田3）地下1階に3月2日、イートインコーナー「ショコラバー」を併設した「ヴィタメール梅田大丸店」がオープンした。 大丸梅田店限定の「ショコラ デセール」 ヴィタメールは1910年にベルギー・ブリュッセルで創業したベルギー王室御用達の老舗チョコレートブランド。1990年に日本に2号店を出店し、関東と関西の百貨店を中心に19店舗を展開する。 同店は、ショコラやケーキなどを販売する売り場にショコラバーを併設してチョコレートドリンクやデザートを提供する。席数はカウンター14席。 ドリンクメニューは、温かいチョコレートドリンク「ショコラショー」と、冷たいチョコレートドリンク「ショコラフロワ・デセール」を各3種類とコーヒー、紅茶など。 ショコラショーは、ベーシックな「ショコラショー ベルジック」（777円）、ベネズエラ・マラカイボ地方産のカカオ豆を使った「ショコラショー マラカ

梅田 蔦屋書店（大阪市北区梅田3）内に3月4日、棒付きアイス専門店「PALETAS（パレタス）」が期間限定オープンする。 神奈川県鎌倉市の1号店店内 メキシコ生まれの棒付きアイス「パレタ」を参考に、色鮮やかなアイスキャンディーを販売する同店。着色料を一切使わない代わりに、果汁やジェラート、ヨーグルトなどに冷凍果実を氷漬けして彩りを出す。 年間通じての一番人気は「ミックスイースト」（480円）。果汁ベースのさっぱりとした味が特徴で、果実が5種類入っている。売れ筋は季節で変動し、春には「イチゴミルク」（500円）の人気が高い。既存店では冬季に約30種類、夏季に20～25種類を販売している。 新店の場所は、カフェ「ル・ガラージュ」の隣接区画。開業時は既存店の人気上位18種類を販売し、季節の節目で随時商品を入れ替える。店舗周辺には10席程度の座席も用意する。 1号店は2013年8月に開いた鎌倉店（

梅田の阪急東通商店街に2月18日、鶏料理店「クシヤキとワイン　カッシーワ」（大阪市北区堂山町）がオープンした。運営はワット（大阪市北区）。 松阪牛イチボと生ウニをのりで巻く「うにく」 茶屋町・かっぱ横丁内の1号店「串焼き＆ワイン カッシーワ」、2号店「串焼と醸し カッシーワ お初天神店」に次ぐ3号店。店名は鶏肉の別名「かしわ」から。ワインを片手に鶏料理とその派生料理が楽しめる。 料理は60～70種類。ワインの価格帯は2,000円～5,000円で、全3店で最も多い赤白24種類を用意した。「樽生スパークリングワイン」もそろえる。 看板メニューはオリジナルの「うにく」（2貫、680円）。サシの入った松阪牛のイチボを表面だけ軽く炙（あぶ）り、韓国のりと生ウニを巻いて作る。「和牛ランプのたたき」（890円）もボリュームがあり、肉好きに薦めている。 既存店の売れ筋「前菜の盛り合わせ」（980円）は、ピ

西梅田スクエア(大阪市北区梅田3)で3月10日～21日、全国の著名ラーメン店20店を集めて「天下統一ラーメンバトル」が開催される。来場者数10万人を見込む。 博多 だるま（福岡）の「炙り豚トロ肉盛りチョモランマ」 期間中、塩、しょうゆ、みそ、豚骨、魚介など、日本全国の多種多様な人気ラーメンを販売。前半(3月10～15日)、後半(同16～21日)で各10店ずつ出店し、東軍と西軍に分かれて売れた杯の数を競う。ラーメンはチケット制で、一杯800円。 前半の顔ぶれは、東軍が「札幌ラーメン武蔵」(北海道)、「頑者」(埼玉県)、「麺屋　宗」(東京都)、「山形　新旬屋麺」(山形県)、「信州鶏白湯　気むずかし家」(長野県)。西軍が「ＫＯＨラーメン　康」(広島県)、「がちんこらーめん道　柊」(大阪府)、「秀ちゃんラーメン」(福岡県)、「熊本ラーメン　佳花」(熊本県)、「ラーメン　東大」(徳島県)。 後半は、

新梅田シティにほど近いJR東海道線支線沿いの一角に、毎週木曜20時～23時の3時間だけ開く一風変わった店がある。昨年11月にオープンした「はちみつとフリーペーパーのお店　はっち」（大阪市北区中津5）だ。 もともと工場だった古民家の1階を借り、壁を黒く塗り直して改装した。間口から奥へ細る珍しい間取り。屋内は約4坪。壁に書が飾られ、腰高の本棚にフリーペーパー30～40媒体が並ぶ。色付き蛍光灯に照らされて、何もかも黄色がかって見える。 「売り上げありきではないので、ふらりと来てくつろいでほしい。入りやすいように、暖かい日にはなるべく戸を開け放している」。5人いる運営メンバーの中心で、一般社団法人ワオンプロジェクト代表理事の田中冬一郎さん（41）は話す。 田中さんの本業は地方銀行の銀行員。融資業務などに携わる傍ら、2007年に若手芸術家のインキュベーションを手掛ける同法人を立ち上げた。「仕事では短

ウェスティンホテル大阪（大阪市北区大淀中1）1階のロビーラウンジで2月1日、新メニュー「デザートコース～至福の時～」の提供が始まった。 希少なイチゴを使用したメーンデッシュ 昨年入社の新入社員が新入社員研修の中で考案し、先輩パティシエがコースに仕上げた。フレンチコースをイメージし、前菜からスープ、メーンデッシュまでの全てをデザートにした。メーンターゲットは20～30代の女性。 前菜をイメージした「アボカドとベリーのタルタル仕立て ライムとオリーブオイルのソース」、スープには「丹波栗とカボチャのミルクスープ　ショコラクープ」、メーンデッシュには旬の希少なイチゴを使った「シュクレ スフェール 徳島県産さくらももいちごとマスカルポーネのムース」など全5品を提供する。 メニューを考案した今井真帆さんは「ハイブリッドスイーツや珍しいスイーツが流行している背景もあり、レストランだけでなくラウンジでもコ