乳牛が乳房周辺をカラスに攻撃され、死ぬ被害が県内で起きていることが、8日の県議会一般質問で取り上げられた。今年は少なくとも5頭が失血死しており、県は県民局単位でのカラス一斉捕獲といった対策の検討を始めた。 11月末に県が市町村に行った今年の鳥獣被害の聞き取り調査で、勝央町で4頭、奈義町で1頭の被害を確認。いずれも乳房近くの静脈がつつかれ、破れていた。 おかやま酪農業協同組合(津山市)によると、従来も牛の飼料のトウモロコシを狙って牛舎に入り込んだり、牛の背中をつついてけがをさせる例はあったが、失血死の報告はここ1〜2年という。同組合は「カラスが増えているのが原因ではないか」とみる。 カラスは好奇心旺盛で気になるものがあるとつつく習性を持っているといい、東京大総合研究博物館の松原始特任助教(動物行動学)は「あるカラスが始めた行為を、ほかもまねをしている可能性がある。牛舎に入らないように防鳥ネッ
相模原市立博物館(同市中央区)の入り口前にアシナガバチの巣が作られながら、同館が約1カ月間駆除せず、来館した小学生の男児が刺された事故で、市教育委員会の岡本実教育長は28日、「被害に遭った小学生には迷惑をお掛けし、大変申し訳ない。来館者にも不安を与え、配慮に欠けていた」と陳謝した。市議会本会議で、長友義樹氏(無所属クラブ)の質問に答えた。 岡本教育長は、事故を受け、「不特定多数の市民が利用する公共機関は、安全性を第一にするよう、職員に指導した」と明かした。 8月22日、同館に来館した男児が、体に止まったハチを、気づかずに手で払おうとして刺された。巣は7月上旬に作られたが、同館は「ハチを刺激しないで、静かに子育てを見守ってあげてほしい」などとの張り紙を掲示。男児が刺されるまで、駆除していなかった。同館は事故を受け、巣を駆除している。
28日午後8時頃、滋賀県守山市岡町、移動動物園を運営する「堀井動物園」からカンガルーが逃げ出した。守山署や飼育員ら数十人が付近を捜し、約5時間後、約500メートル離れた田んぼでじっとしているのを見つけて捕獲した=写真=。 同署などによると、1歳の雄で、体長約1メートル(尾の長さ約1メートル)、体重約35キロ。栃木県内の動物園から購入し、この日、トラックで運んできた。駐車場内でおりに移す際に逃げ出したという。その後、付近の住民から「カンガルーが走っている」などの通報があった。堀井動物園は300〜400種類の動物を飼育。遊園地や学校などで「ふれあい動物園」を開いている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く