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![『シン・ゴジラ』を観たら絶対欲しくなるアレを買いました](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2eb22c9cca339a1530640cf3a81437bb79a303cf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201702%2F03%2F15%2Fb0029315_12040747.jpg)
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大傑作映画『シン・ゴジラ』7月29日に映画、『シン・ゴジラ』が公開されました。事前に大々的なプロモーションも行っていなかったため、期待がそこまで大きくなかったのが実情だと思ったのですが、公開すると評価が一変。インターネットを中心に「『シン・ゴジラ』はすごい」という評判が広まり、公開からわずか4日で観客動員71万人、興行収入10億円を突破するヒット作となり、この夏の話題をかっさらっています。 もちろん話題の中心は、なんといっても12年ぶりに復活した、怪獣の代名詞とも言えるゴジラです。しかし、これに加えて、キャッチコピーの「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」の通り、日本政府を中心にした総勢328名もの人たちの未知の巨大生物ゴジラに立ち向かう姿が感動するほど細部まで作りこまれ、限りなくリアルであるという点が、なんといっても本作品の大きな魅力でしょう。 以下の記述はネタバレを含みます。作品を見てい
www.shin-godzilla.jp 先週土曜に遅ればせながら『シン・ゴジラ』を観てきた。 ※以下、若干ネタバレになる可能性があるので、まだ観ていない方は観てからご覧いただいたほうがよいかもです。 いつものごとく、前情報を極力入れずに、久しぶりの日本映画の大作を大いに楽しんだわけだが、あれだけの作品を観せられた後にエンドロールの最後で驚いた。 「©2016 TOHO CO., LTD.」 何に驚いたのかわからないかもしれないが、このクレジットから、『シン・ゴジラ』が日本の商業映画の99%を占めるという、いわゆる「製作委員会方式」ではなく、東宝の単独出資で製作された、ということがわかり、愕然としたわけである(製作プロダクションは東宝映画とシネバザール)。 「製作委員会方式」とは、例えば、映画会社、ビデオメーカー、テレビ局、出版社、広告代理店……等々、業界各社が製作費(または買い付け費)を
シン・ゴジラ2回目見たので約束通り書きます。特に官邸方面の意思決定シーンを中心に解説していきますね。ネタバレ含むのでまだ見てない方はそっと閉じて今すぐチケット予約だ。 【初動段階】 初動は何が起きているのかわからないというところから始まるのでまず情報収集。矢口が「下へ降りよう」と言いますがこれは官邸地下の危機管理センターを指します。内閣官房が所管する官邸の危機管理対応のための施設ですが、内部構造などは非公開ですので「まああんな感じ」とだけ言っておきます。「既にキンサンチームが招集されました」というセリフが出てきますがこれは「緊急参集チーム」略して緊参チームのことで、自然災害、事故その他緊急事態が発生した際に内閣危機管理監が各省の局長級をこの危機管理センターに集めて初動対応を決めていきます。あらかじめ想定される事態では参集基準が決まっていて、例えば地震であれば「5強6弱」すなわち東京23区内
公開日:2016年7月29日全国ロードショー 公式サイト:http://www.shin-godzilla.jp/ (C)2016 TOHO CO.,LTD.
シン・ゴジラ、本当に傑作の映画ですね。 何が良かったとか考察がどうとか、日々Twitterでやり過ぎてるのでどこかでまとめなきゃ……と思いつつも、先にこのお題で記事にしてみました。 私もそうなんですけど、要素や見どころが多過ぎる上に日々ネットで盛り上がってるお陰で何度も観に行きたくなるんですよね。 そこで、通常3回、4DXとIMAXで1回づつ、計5回程観た私なりに複数回鑑賞時に気付いて「お!」ってなる部分をガイドとして挙げていってみます。 ちなみに5回も観てるけど毎回興奮して盛り上がって普通に楽しんでしまって見落としが多いのと、万物に知見があるわけじゃない(むしろ無知寄り)ので気付いてないとこも多いです。 基本、時系列に沿う感じで。 具体的な表現は避けつつも、まぁネタバレ回避は無理かな。 前田敦子 アクアライントンネルで避難スロープ滑って地下道歩かされて文句垂れてる子ですね。 汚れ方から見
情報量は詰め込めるだけ詰め込み、スピーディなカット割で次から次へと画面が転換する。しかし「セリフが早口で聞き取れない」という声はあっても、混乱したというボヤキは聞いたことがない。怒涛の情報量が整然とコントロールされ、入り口から出口まであっという間に運ばれるジェットコースター映画になってる奇跡。 フツーの人たちがそれぞれの立場でやるべきことを遂行し、ゴジラという国難を乗り越えるプロジェクトX。この表現は特撮映画に思い入れのない人でさえ心打たれ、公開2週後も興行収入トップを走っている(まぁ最大のライバル『ワンピース』が公開3週目という事情はあるが)現実をよく説明している。 でも、ただ事じゃない爽快感は、それだけじゃ説明できない。 綿密な取材、微に入り細にうがった考証に裏打ちされたリアリティを積み重ねて、「思考停止していたタブー」を踏み越えているから」じゃないか。『シン・ゴジラ』は多くの人々を囚
「シン・ゴジラ」のCGメイキング映像が8月10日、YouTubeの東宝MOVIEチャンネルで公開されました。BGMは「エヴァ」のヤシマ作戦などでお馴染み、みんな大好きな「DECISIVE BATTLE(ディサイシブバトル)」。 こちらがそのメイキング映像 メイキング映像ではまず、作品の目玉とも言えるゴジラのCGモデルの制作工程を公開。造形師の竹谷隆之氏によって作られたゴジラひな形の3Dスキャンデータを元に、ゴジラのCGモデルがブラッシュアップされていく様子が見て取れます。続いて映し出されるのが、ゴジラに押し倒されるビル内で親子が転倒するシーンのメイキング。一見等身大の部屋に見えますが、実はこれはミニチュアのセット。倒壊する部屋のミニチュア映像と、転倒する役者の映像が合成されていることが分かります。 大元となるひな形のスキャン 微妙に首元を調整していき…… 完成! 迫力満点のこのシーンが実は
「シン・ゴジラ」すごかった。とんでもないものを観てしまった感がいっぱいで、その日なにも手につかなかった。ネタバレせずに感想を言うのはほぼ不可能だし、すでに多くの毀誉褒貶が出回っているので、ここでは、観た人向けに『日本沈没』を勧める。 未曾有の事態が起きたとき、日本人はどうするか? というのがテーマだ。日本列島に恐るべき異変が起きると分かったとき、政府はどう準備・対応するか、国民はどう反応するか、群発地震や火砕流に自衛隊や米軍はどのように動くか……といった災害モノの俯瞰カメラから、家族や恋人とのドラマや絆に単焦点を合わせた物語を織り込む。翻ってさらに巨視的に、日本海溝から地上1000mの視線を駆使して、日本を巨大な竜の断末魔にたとえた地質学的考察を語る。政治的駆け引きや世界経済への波及、軍事バランスの変動から地政学的な平衡関係が崩れた後まで、「物理的に日本をなくす」シミュレートを、徹底的にし
どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。 現在、大ヒット上映中の『シン・ゴジラ』の庵野秀明総監督は、元々『新世紀エヴァンゲリオン』等のアニメーション監督ですが、1998年に『ラブ&ポップ』を撮って以降、『式日』や『キューティーハニー』など、定期的に実写映画を制作するようになりました。 そして最新作の『シン・ゴジラ』は、『キューティーハニー』以来、12年ぶりの実写映画になるわけです。ではいったい、なぜ庵野秀明は実写映画を撮ることになったのか?今回、2004年にガイナックスで収録されたインタビューを久しぶりに読んだら色々と興味深い発言があったので、以下にその一部を抜粋してみます。 ●実写とアニメの制作システムの違いみたいなものは感じましたか? 庵野:どこの会社も作り方はだいたい一緒だと思うんですよ。ただ、僕の場合だと実写とアニメでは業界からの見方が違ってますから。僕が「アニメ(エヴァ)をやる」と言
シン・ゴジラ 東京湾内羽田沖で、無人状態のプレジャーボートが見つかった。そのとき、海面が大きく揺れ、大量の水蒸気が噴出。東京湾横断道路・アクアトンネル構内は洪水に巻き込まれる。局地的地震か、海底火山噴火か、東京湾内は封鎖され- 邦画作品では12年ぶりとなる「ゴジラ」シリーズの実写映画化。「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明が脚本・編集・総監督を、『ローレライ』『日本沈没』の樋口真嗣が監督・特技監督を務め、300名を超えるキャストが出演することも話題に。公開後、クオリティの高さが熱狂を呼び、現在も日本全国に『シン・ゴジラ』旋風を巻き起こしている。 宇野常寛(うの つねひろ) 批評家。批評誌「PLANETS」編集長。1978年生まれ、青森県出身。会社員時代を経て、批評誌「PLANETS」を発行し会社化。「ゼロ年代の想像力」、「リトル・ピープルの時代」など著書多數。有料メルマガ(ブロマガやnot
※この記事は映画の重要な部分についてネタバレがある。映画をまっさらな気持ちで見たい方は、ぜひ観賞後に読んでください。私は7月30日、公開2日目に『シン・ゴジラ』を見に行って衝撃を受け、その日のうちにこんな記事を書いた。 →日本のスクラップ&ビルド、東宝映画のスクラップ&ビルド 『シン・ゴジラ』(Yahoo!個人/7月30日) この記事では触れなかったが、エンドロールに出てきた「製作 市川南」のクレジットを見て秘かに歓喜した。市川氏は以前宣伝部にいて、コピーライターとして私は仕事をご一緒したことがある。その後、映画調整部に移ってヒット作をプロデュースしていたことは知っていたが、このゴジラのリニューアルというヘビーな作業も市川氏が指揮していたのは感激だ。そこで、十数年ぶりに市川氏にお会いし、『シン・ゴジラ』誕生についてお話をうかがった。そのインタビューのエッセンスをここでみなさんに読んでいただ
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