米クラウド・ドット・コムは、オープンソースソフトウエア(OSS)のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)構築ソフト「CloudStack」の開発元だ。CloudStackは、「Amazon EC2」のようなセルフサービス型のIaaSを構築するためのソフトで、インドのタタ・コミュニケーションズや、韓国のKTなどアジアの通信事業者がクラウドサービスの基盤として採用することで知られている。日本でも、IDCフロンティアや北海道大学が、CloudStackを採用した。クラウド・ドット・コムのケン・キム氏は、「アジア地域の様々なIaaS事業者が、同じAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を採用することで、IaaSの相互連携が容易になりつつある」と語る。 IaaSの先駆者である米アマゾン・ウェブ・サービシズは、IaaSを実現するためのソフトウエア基盤を、すべて自分たち
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