ご批判、お叱り、ご懸念等々、数々のコメントをいただき、どうもありがとうございました。 こちらが想定していた以上の反響を呼んでしまったようです。 今回のこのエッセーの本旨をComing Outして、皆様にお詫びならびに御礼を申し上げたいと思います。 このエッセー公開に踏み切った動機は大きく3つありました。 第1は、知人の歴史小説の評論を主として手がけていらっしゃる方のアドバイスがあったこと。これは編集を含めた現場へのメッセージ発信の意味合いです。(このことについては通り一遍、陳腐な内容なので省略します。) 第2は、こういう事を書くと顰蹙かもしれませんが、今回話題にした拙著ばかりでなく他の拙著の幾つかも、国の税金を投入していただいた成果であったということ。納税者の皆様からいただいた巨額の研究費を使った成果を正しく世の中に広めなければならないという、愚直なまでの責任感と言ってしまえばいいでしょう