ずっと観るかどうか迷っていた作品。というのも監督の中島哲也の作品は劇場・家での観賞含めて「下妻物語」しか観ておらず、「下妻物語」はかなり大好きな作品だけど、それ以外で色々と物議を醸している監督だから。そして原作者の深町秋生氏とはツイッターで多少やりとりをさせてもらったことが有り、もしどうしようもなくダメだったり自分の肌と合わなかったらどうしよう?という不安があったからだ。それで観賞は後回しになってしまい、1ヶ月近く遅れてやっと鑑賞したのだった。「渇き。」を観賞。 物語 元刑事藤島の元に別れた妻から連絡が。高校生になる娘・加奈子が失踪したという。娘の部屋で覚せい剤を発見した藤島は娘の足取りを追ううちに自分の知らない娘の隠れた顔を知ることに。 3年前、いじめられていた中学生の「ボク」は理由も分からず加奈子に助けられいじめ地獄から抜け出す。加奈子に恋をしたボクは彼女の恋人だったと思われた自殺した