ブックマーク / susahadeth52623.hatenablog.com (9)

  • 不思議の国のフランケンシュタイン 渇き。 - The Spirit in the Bottle

    ずっと観るかどうか迷っていた作品。というのも監督の中島哲也の作品は劇場・家での観賞含めて「下物語」しか観ておらず、「下物語」はかなり大好きな作品だけど、それ以外で色々と物議を醸している監督だから。そして原作者の深町秋生氏とはツイッターで多少やりとりをさせてもらったことが有り、もしどうしようもなくダメだったり自分の肌と合わなかったらどうしよう?という不安があったからだ。それで観賞は後回しになってしまい、1ヶ月近く遅れてやっと鑑賞したのだった。「渇き。」を観賞。 物語 元刑事藤島の元に別れたから連絡が。高校生になる娘・加奈子が失踪したという。娘の部屋で覚せい剤を発見した藤島は娘の足取りを追ううちに自分の知らない娘の隠れた顔を知ることに。 3年前、いじめられていた中学生の「ボク」は理由も分からず加奈子に助けられいじめ地獄から抜け出す。加奈子に恋をしたボクは彼女の恋人だったと思われた自殺した

    不思議の国のフランケンシュタイン 渇き。 - The Spirit in the Bottle
  • 裂け目に沈むイェーガー パシフィック・リム - The Spirit in the Bottle

    記憶を遡る限り、一番最初に映画の面白さに目覚めたのは小学校に入る前に親戚の家で見たTV放送された1933年の「キングコング」である。戦前の白黒映画だが、巨大ゴリラと恐竜の戦い、現実に存在しないはずの恐竜たちの存在感。子供にも分かりやすいある種究極のラブストーリーに魅了された。劇場で映画を初めて観たのは1984年の「ゴジラ」。この2つの怪獣映画がある意味、僕の嗜好を決定づけたといってもいいかもしれない。 ただし、怪獣映画として僕が大好きだったのは1965年から始まる「ガメラ」シリーズである。というのも僕が小学校低学年のころは、土曜日の昼間ぐらいから頻繁にガメラシリーズを放送していたこともあって、白黒だった「大怪獣ガメラ」はそうでも無かったが、カラーになった2作目「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」以降は一番身近な怪獣映画だったからだ。ゴジラシリーズも「キングコング対ゴジラ」「三大怪獣地球最大の決

    裂け目に沈むイェーガー パシフィック・リム - The Spirit in the Bottle
    torinan
    torinan 2013/08/13
    パシリム=面白い「バトルシップ」説
  • LAPD対組織暴力 L.A.ギャングストーリー - The Spirit in the Bottle

    先日のリメイク版「死霊のはらわた」に続き観れてなかった作品の鑑賞。この作品に関しては結構「ダメな作品」という評価が既に定着していて、僕も「もうスルーでいいかなあ」などと思っていたのだが、愛しのエマ・ストーンが出てることや最近は世間の評価と自分の評価がずれることが多いのでやはり気になった作品は見れる時は見ておこう、と思ったのだった。まあ僕は比較的映画を見るときの評価は緩くて世間で60点ぐらいの評価の作品だと大体75点ぐらいで採点することが多いと思う。どんな映画でもそれなりに楽しめる性質だと思うのだ。かと言って僕が数少ない「こりゃダメだ」と思う作品は世間で大絶賛だったりするので映画はわからないものである。「L.A.ギャングストーリー」を観賞。 物語 1949年ロサンゼルス。街はボクサー出身ユダヤ系のギャングミッキー・コーエンによって支配されていた。警察や検事といった司法もコーエンの手に落ちてい

    LAPD対組織暴力 L.A.ギャングストーリー - The Spirit in the Bottle
    torinan
    torinan 2013/05/25
    エマたそでてたのかー! 見たかった。
  • 最北のハーフボイルド 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 - The Spirit in the Bottle

    ちょっと、ここしばらく色々あって劇場で映画を観るということができないでいて、家で映画を観て気分を紛らわしていたのだけれど、やっと久方ぶりに劇場で映画鑑賞。観た映画は色々迷ったのですが邦画「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」。前作は観ていないけれど、元々「相棒シリーズX-DAY」(というかTVのエピソード「ボーダーライン」の演出)の監督ということで気にはなっていたのと、ちょうどTVで前作が放送されたのでそれを観た上での観賞となったのだった。「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点を観賞。 物語 北海道は札幌市、北の一大歓楽街ススキノを拠点とする探偵。彼はいつもとあるBARを拠点としてそこで依頼を受ける。馴染みのニューハーフパブのマサコちゃんが素人参加のマジック大会で全国優勝し、その祝賀会のあと何者かに殺された。3ヶ月後、事件は一向に解決の兆しを見せず、探偵は自ら犯人探しを決意するが関係

    最北のハーフボイルド 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 - The Spirit in the Bottle
  • 起源を求めて終末を知る プロメテウス - The Spirit in the Bottle

    1979年の映画「エイリアン」はダン・オバノンによる原案をH.R.ギーガー、ロン・コッブ、そしてリドリー・スコットという稀代のビジュアリストが作り上げたおどろおどろしくも美しいSFホラーで過去の映画作品やクトゥルフ神話などの影響はみてとれるもの、”エイリアン”という単語の意味さえ大きく変えてしまった*1程の作品だ。 元々僕も大好きな作品だが、残念ながら最初に出会ったのはTV放送のジェームズ・キャメロンによる続編「エイリアン2」。劇場で初めて見たのはデヴィッド・フィンチャーの「エイリアン3」、そして第一作をきちんと見たのはジャン=ピエール・ジュネの「エイリアン4」公開時期ぐらいだったと思う。それでも1作目は強烈なものだった。その「エイリアン」の前日譚と噂される「プロメテウス」を観た。 物語 2089年、スコットランドの古代遺跡でエリザベス・ショウ博士とチャーリー・ホロウェイ博士は3万5千年前

    起源を求めて終末を知る プロメテウス - The Spirit in the Bottle
  • 十字傷ハ、マダ有ルカ? るろうに剣心 - The Spirit in the Bottle

    僕としては珍しく邦画を立て続けに鑑賞。「桐島、部活やめるってよ」に続いて観たのは安定の漫画原作「るろうに剣心」。僕は元々原作の大ファンということもあって、またこの映画のアクション監督がドニー・イェン映画などで活躍する(「捜査官X」では冒頭の強盗の小柄な方として出演も)谷垣健治氏だということも興味を引いたから。後はやっぱり幕末/明治って気になる時代なんだよね。 物語 明治11年東京。かつて最強の暗殺者として恐れられた「人斬り抜刀斎」を名乗る何者かが斬殺事件を繰り返していた。犯人に勝手に流派名を使われていた神谷活心流の師範代神谷薫は左頬に十字傷のある流浪人「緋村剣心」と知り合う。最初は犯人かとも思ったが、その穏やかな物腰は犯人とは思えない。 その頃、阿片の売買で巨財をなした武田観柳は新型阿片を売りさばこうとしていた。開発に携わったものを口封じに殺し、一人逃亡した高荷恵も警察に保護を求めるがそこ

    十字傷ハ、マダ有ルカ? るろうに剣心 - The Spirit in the Bottle
    torinan
    torinan 2012/08/24
    吉川晃司の悪役はどハマりぽそうで楽しみになる。
  • 元祖相棒再び! シャーロック・ホームズ シャドウゲーム - The Spirit in the Bottle

    久々の映画鑑賞。話題作は続々公開されているが、とりあえず先日はヒット作の続編、「シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム」を鑑賞。 物語 1891年、ヨーロッパ各地で相次いで爆破テロが起こっていた。名探偵シャーロック・ホームズはこれらは全て一人の人物「犯罪界のナポレオン」ことジェームズ・モリアーティー教授が黒幕だと睨んでいた。 結婚前夜、独身最後の夜を楽しもうとする、ワトソンとホームズ。そこにはホームズによって兄のマイクロフト・ホームズだけが呼ばれていた。ホームズの目的は証拠の手紙に書かれていた人物の妹であるジプシーのシム。シムの命を狙う暗殺者を撃退するホームズ。 二日酔いの状態で無事結婚式を迎え新と新婚旅行に旅立つワトソン。そこにモリアーティ教授の使いから呼び出しを受ける。対面したホームズに教授は「手を引かなければワトソン夫の命を狙うと警告、ホームズも受けて立った。 新婚旅行中のワト

    元祖相棒再び! シャーロック・ホームズ シャドウゲーム - The Spirit in the Bottle
  • 「猿の惑星 創世記」の黙示録 - The Spirit in the Bottle

    注意! 今回、「猿の惑星 創世記」の記事を書く前に旧シリーズを通しての記事をアップする予定でしたが、当方の怠慢により公開前にアップすることが出来ませんでした。また当然のようにパンフレット、その他で旧シリーズについての紹介はなされているので、こちらでは独立した記事にすることを諦め大幅に記事を削除し、前フリとして再利用しています。なので!いつにもまして前フリが長いです。その点をご容赦ください。 そしてばっちりネタバレです。 ゴリラの発見 古代カルタゴの航海者ハンノは紀元前480年ごろ西アフリカのとある場所で毛深いゴリライと呼ばれる部族と遭遇した。ハンノは部族の女の皮をはいで持ち帰ったという。 2300年後西アフリカで新種の類人猿と思われる頭骨がハンノの逸話にちなみ「ゴリラ」と命名される。長いことゴリラは未知の生物であった。 ゴリラを含めた類人猿は人間に近い頭のいい動物、というイメージの一方、そ

    「猿の惑星 創世記」の黙示録 - The Spirit in the Bottle
    torinan
    torinan 2011/10/10
    いろいろ忘れていた情報も網羅されている!
  • 8BITで全力疾走! スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 - The Spirit in the Bottle

    先日は栃木に住むいずむ君(いずむうびい)が東京に出てくるというのでお誘いをいただいた。何と彼はエドガー・ライト監督作品「スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団」を初日に観るため*1だけに出てきたらしい。凄まじいバイタリティの持ち主。僕自身は必ずしもすぐ観るつもりはなかったのだが折角なら一緒に観ましょう、というわけで初日にいずむ君とストロツェックさん(id:Stroszek)と一緒に「スコット・ピルグリム」を観てきたのだった。ちなみにいずむ君はTMRの人が物質転送機で移動しようとしたらそこにジョン・ヘダーが乗り込んできて転送先で合体したような好青年でした。 ストーリーは以前書いた原作の記事を参照。 青少年よ、世界を敵に回せ! - 小覇王の徒然はてな別館 原作は2巻まで読んで完結編になる3巻は購入していたけど保留した状態で鑑賞。とても楽しみにしていたし事前にすでに見た人の感想などで出来がい

    8BITで全力疾走! スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団 - The Spirit in the Bottle
    torinan
    torinan 2011/05/02
    ナイヴス派は圧倒的!
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