日本共産党の宮本岳志議員は28日の衆院社会保障・税特別委員会で、規制緩和により子どもにとって最も安全であるはずの保育園で死亡事故が起きているとし、子ども・子育て新システムでは「事故を根絶するどころか、いっそう深刻化させる」と強調しました。(論戦ハイライト) 宮本氏は株式会社の参入、民間委託の促進、保育所への詰め込みなど、小泉政権以来、保育の分野に規制緩和が行われてきたと言及。子どもの死亡事故が2001年からの10年間で100件を超え(グラフ)、10、11年度は2年連続で2桁に達していることをあげ、「子どもの命が奪われ続けてきたことは動かしがたい事実」と追及しました。 小宮山洋子厚労相は「子どもの安全は第一だが、規制緩和にはいい面もある」などと開き直りましたが、宮本氏に「死亡事故報告書通りの、機械のような(保育士の)見回りができていたのか」とただされると、「難しい」などと答え、子どもの安心を