CEDEC2012でフロム・ソフトウェアの恵良和隆さんが「ARMORED CORE Vのオンラインサービスにおけるクラウドサーバー活用事例」というタイトルで、Amazon EC2上でゲームサーバーを運用する場合に解決しなければならない問題点と具体的な解決方法について講演しました。 恵良和隆: 「ARMORED CORE Vのオンラインサービスにおけるクラウドサーバー活用事例」というタイトルで行いますので、よろしくお願いします。 まず簡単に自己紹介をさせて頂きます。2002年にフロム・ソフトウェアに入社しまして、基本的にはライブラリの開発だったりとか、開発環境の構築とかバックエンドのサポートの仕事をしていたんですが、2007年のmeet-meぐらいから、オンライサービスの開発に携わって、そこから大体5年ぐらいオンラインゲームに関することをやっていました。今回お話する「ARMORED CORE
DevOpsDays Tokyo というイベントが行われていたので参加してきました。DevOps という単語やムーブメントを牽引する英語圏のゲストを招いての大規模なイベントでした。会場の GMO さんやスポンサー各社のご協力のおかげか、至れり尽くせりな感じですごかったです。 Tokyo 2012 – welcome セッションスピーチはほとんどが各社製品紹介みたいな感じだったので割愛しますが、その後に行われた OpenSpace が相当エキサイティングでした。これは海外のカンファレンスだとよくある形式なんですが、会場とコマだけ用意されているので、あとは話したい人が話したいテーマをその日に適当に入れてプレゼンとかディスカッションをするという感じのものです。その場で生まれる議論のダイナミズムは、普段から色々と頭を使って手を動かしているエンジニアにとってはとても刺激されるものではないかと思います
JJUG CCC 2017 Spring Seasar2からSpringへ移行した俺たちのアプリケーションがマイクロサービスアーキテクチャへ歩み始めたKoichi Sakata
入社4年目にもなってtech.kayac初登場のせいです。 ブログ書けプレッシャーにとうとう屈する時がきました。 これで夢にkyo_agoが出てうなされなくてすみます。(彼はtech.kayacの尻たたき担当でした) 先々月「ぼくらの甲子園!熱闘編」というゲームをモバゲー内にてリリースしました。 これは去年リリースした「ぼくらの甲子園!」の続編です。 モバゲーユーザの方、是非遊んでみてください。 今回はこの「ぼくらの甲子園!熱闘編」がどういうインフラ構成になってるか紹介したいと思います。 注) 題名に「カヤック流」とはつけましたが、カヤックでは多様性を善としている風潮があり、 ゲームによってインフラの構成が違うどころか、利用しているプログラミング言語すら違います。 なので全てのゲームがこのような構成になってるわけではありません。 前提 今回のインフラ構成を決めるに至って考慮した点は「ラクに
新しいWebサービスを開始する際や、既存サービスに変更を加える際に、サーバを何台確保するか、ストレージやAPIといった共有リソースを使用して良いか、ディレクターやアプリケーションエンジニアの方に訪ねられることがありますが(というかそれが仕事ですね)、その際相談のためにどんな情報を持って来て欲しいか書いてみます。人間同様にサーバやネットワークリソースも有限なので、無駄にならない最適なサーバ台数を割り出したり、増強が必要かどうかを判断して、会社のビジネスを効率よく進めていくことが重要です。 人によっては以下に書いてあることが、非常に緩く感じでしまうこともあるかもしれません。これはWebサービスを早く立ち上げて、柔軟に運用していくことができる環境ならではだと思います。それでも出して欲しいモノはいくつかあります 企画書 どんなサービスであるか説明できる企画書があるといいでしょう。ないわけはないと信
献本頂きました。O'Reilly Japan 様、@kdmsnr さん、@hmsk さん、ありがとうございます! 本書はタイトルにある通り、ウェブの運用に関わる本なんですが、僕が敬愛する John Allspaw 氏と、Chef で有名な Opscode の CEO、Jesse Robbins 氏の監修による、17 + 1 本のエッセイ集で、監修の両氏以外にも様々な方によって書かれています。(+1 は日本語版のみに収録されている、@hmsk さんによるクックパッドのインフラの話です。) 目次は以下の通りとなっています。 1章 ウェブオペレーション:キャリア 2章 Picnikにおけるクラウドコンピューティングの利用とその教訓 3章 インフラとアプリケーションのメトリクス 4章 継続的デプロイ 5章 コードとしてのインフラ 6章 監視 7章 いかにして複雑なシステムは失敗するか 8章 コミュ
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