G20サミットで会談するロシアのプーチン大統領(左)とドイツのメルケル首相(2017年7月7日)Philippe Wojazer- REUTERS <東欧でドイツとロシアの人気が逆転している。メルケル独首相は新政権でこの流れを止め、ロシアから東欧を守らなければならない> ドイツのアンゲラ・メルケル首相が連邦議会選挙(下院選)で勝利し、連立交渉を進めるにあたり、2つの重要な疑問がある。1)ドイツの新たな連立政権は、過去2~3年で悪化したドイツとロシアの関係にどのような影響を及ぼすのか。2)伝統的なドイツの勢力圏でEU加盟国でもある東欧諸国に対する影響力にどう影響するのか。 はっきりとは見通せないが、ある程度予測は可能だ。 政治経済でロシアと協調するドイツの伝統的な「東方政策」は、いまもドイツ政界や経済界の主流を占める。ロシアがウクライナのクリミア半島を一方的に併合し、ドイツの安全保障が損なわ
「『オシム』って言っちゃった」事件から約1カ月後の2006年7月、オシムは日本代表の監督に就任した 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 「そういえば、やり直したいことが、ひとつだけあったな……。『オシム』って言っちゃった、あの時だよ」 これまでの仕事の中で、もしやり直せることがあったならば、それはどんな瞬間ですか──そんな質問を川淵三郎にぶつけたことがある。今から10年前、彼がJFA(日本サッカー協会)の会長だった時のことだ。インタビュー中は「これまでの決断で後悔していることはひとつもない」と答えていた川淵だったが、インタビューを終えて撤収作業をしていたときに、ふと上記の言葉を思い出したように漏らした。当時、ジェフユナイテッド千葉の監督だったイビチャ・オシムの名を、次期日本代表監督として「口を滑らせた」事件。それは、2006年6月24日、成田空港近くのホテルの会見場で起こった。 この年
さてお立会い。今週はJ2ファンなら知らぬ者がいないであろう、「来ないでJ2」botの中の人へのインタビューをお届けする。「来ないでJ2」については、拙著『J2 & J3 フットボール漫遊記』のプロローグでも言及している。以下、引用しよう。 「J2に来ないで 観客動員数がじわじわと減っていくよ」 「J2に来ないで 選手名鑑の写真が小さいよ」 「J2に来ないで シャトルバスの本数が少ないよ」 「J2に来ないで 試合結果は超速テロップ」 「J2に来ないで その気がなくてもいつの間にか馴染んでしまうよ」 これは『来ないでJ2(@dontcomej2)』というアカウントによるツイートの一部である。サッカーボールを擬人化したマスコット『Jリーグキング』をアイコンにして(ただし顔にはモザイクが入っている)、毎日定期的にJ2の「あるあるネタ」をツイートしていく。フォロワーは1万4590人(17年4月15日
この日の相手は星野良生(よしたか)四段(29)。序盤の作戦家として知られ、新しい戦術を編み出した人などに贈られる「升田幸三賞」を受賞した経験もある。しかし、本局は藤井四段が軽快な攻めを成功させて、優位に立った。 図は先手・星野四段が4八の飛車を5八に動かした局面。ここで後手・藤井四段には、△1六歩や△6六銀といった攻めの手段がある。こうした手で、決着をつけにいくことも考えられた。 しかし、藤井四段は△3一金打と自陣を固めた。この手が、勝利を焦らない手堅い一手。星野四段は終局後、「全く見えていなかった」と明かした。 攻めてうまくいきそうな局面…
22日投開票の衆院選について日本経済新聞社が10~11日に実施した序盤情勢調査によると、自民、公明両党が300議席に迫る勢いとなった。同調査では安倍内閣の支持率は37%。不支持率の方が48%と高い。政権批判の声が強いのになぜ与党は優位なのか――。序盤情勢調査の結果をもとに各選挙区を分析すると、3つの要因が浮かび上がってくる。都市部などで目に付くのは、野党候補が複数出馬して政権批判票が割れ、与党
正露丸のCMで流れるラッパのメロディーが9月末、商標登録された。「音だけ」の商標は初めてだ。大幸薬品は、2015年4月に音が商標の対象に加わってすぐに出願していたが、認められたのは2年半後。商標の審査としては、異例なほど時間がかかった。 旧日本軍の「食事ラッパ」を元にしたメロディーで、民間ラジオ放送が始まった1951年からCMに採用。現在でも使われており、老若男女を問わず、多くの人が口ずさむことができる。大幸薬品は、登録「一番乗り」を狙った。 ところが、伊藤園の「おーいお茶」や味の素の「あじのもと」などが認められた15年秋の第1弾からは外れた。当落を分けた大きな違いは、音に合わせて商品名などの言葉が乗っているかどうか。純粋に音だけのものは、「音だけでブランドが思い浮かぶほど浸透した証明が求められた」(担当弁理士)という。 CMの放送記録、さかのぼれ…
中国が米国に先駆けて北朝鮮に先制侵攻することはあるのか? 香港で、中国人民解放軍の兵士を閲兵する習近平国家主席(2017年6月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/DALE DE LA REY〔AFPBB News〕 現在、中国と北朝鮮の国境周辺地帯に、中国人民解放軍が集結していると考えられている。もし米国のトランプ政権が北朝鮮に先制攻撃を仕掛けた場合、直ちに北朝鮮領内に進出し、北朝鮮から中国に逃げ込もうとする北朝鮮難民をコントロールし、混乱状態に陥っている北朝鮮の治安を維持するため、とみられる(本コラム2017年9月28日「中国の掌で対決しているアメリカと北朝鮮」http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/51161)。 このような中国の戦略に加えて、「より積極的に中国人民解放軍が北朝鮮国境を踏み越えるのではないか?」という別のシナリオまでもが、アメリカのシ
2017年10月11日 17時42分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「小学8年生」での安倍首相の人物伝を巡り、公式Twitterが炎上している 安倍首相と難病を揶揄するような内容に、ネット上で批判が殺到 同誌編集長が弁明するも、上から目線だとしてさらに大炎上する事態となった の小学生向けマンガ雑誌「小学8年生」の最新号で安倍晋三首相の人物伝を掲載したところ、「一国の総理を貶めている」「難病を茶化している」と激しい批判の声が上がった。 この騒ぎに驚いた同誌の編集長が公式ツイッターで弁明をしたのだが、火に油を注ぐ形になりツイッターは「大炎上」を続けている。 「じつは おなかが イタくて...」問題のマンガは2017年9月28日発売の「小学8年生」第4号に掲載された「まんがで読む人物伝」。子供の頃の首相が「プリーン プリンくれ〜」などと叫び声を上げる描写から
現役時代の森岡隆三は研ぎ澄まされていた いつも気を張っていたというべきか 本来の人の良さは隠せないのだが それでもときには酷く素っ気なかった ところが今はまるで様子が違う すっと美しい言葉が溢れてくる それだけ選手時代は緊張し続けていたということだし それだけ自分の傷を隠してきていたということだろう キャプテンとして出場した2002年ワールドカップは 初戦で負傷しその後ピッチに戻ることはなかった それでもチームメイトたちを鼓舞し続け 個性の強いメンバーをまとめていた そんな森岡だったが日本代表に入ったときは 馴染めず疎外感があったようだ そんな森岡をチームに引き入れてくれたのは誰だったのか 今も森岡は忘れていないと言う。 フランス戦で5失点し「やり直さなきゃダメだ」 DFはボールを奪う。ゴールを守る。ゴールを守ることになったときは失点の確率を減らす。相手がどんなにいい状態でボールを持ったっ
10月の代表ウイークに行なわれた親善試合2試合で、日本代表は1勝1分けの結果を残した。スコアはニュージーランド戦が2-1、ハイチ戦が3-3。それなりに得点できてはいたが、攻撃は円滑とは言い難かった。 日本はいずれの試合でも、ボールポゼッション率で対戦相手を上回っていたのだが(ニュージーランド戦=61%、ハイチ戦=58.7%)、ボールを持たされると手詰まりになる。そんな印象が強かった。 ハイチ戦は3-3の引き分けに終わった 皮肉なことに、今回の2試合に向けた日本代表メンバー発表の席上で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はこんなことを話している。 「みなさん(報道陣)や指導者の方と話をしていると、ポゼッションという言葉をよく耳にする。日本のサッカーの教育は、ポゼッションをベースに作られているのかなと感じる。もちろん、点を取るためにはボールが必要だが、相手よりボールを持ったからといって、勝てるとは
W杯欧州予選で、14年ブラジル大会3位のオランダは本大会出場権を逃した。2位スウェーデンを2-0で下したが、得失点差で届かずにA組3位で敗退。世代交代の失敗が敗因とされている。 オランダはプレーオフ進出には7点差以上の勝利が必要だったが、33歳のMFロッベンの2得点どまり。5月にアドフォカート監督が3度目の復帰。若手の伸び悩みが深刻で、33歳のMFスナイダーや、30歳のFWバベルを復帰させるしかなかった。14年大会3位を上回る優勝が期待されたが、02年大会の出場を逃して以来の敗退。代表引退するロッベンは「特別で、難しい試合」と振り返った。
J1のFC東京が来季の新監督候補として、ガンバ大阪を今季限りで退任する長谷川健太監督(52)に一本化したことが12日、複数の関係者の話で分かった。 近日中に正式オファーを出す見通し。今季途中から指揮を執る安間貴義監督(48)は今季限りで退任する。 FC東京は今季、FW大久保嘉やMF高萩らを獲得するなど大型補強で上位を狙ったが成績不振に陥り、J1で11位に低迷する(12日現在)。9月に監督を交代した後は、タイトル獲得経験者を条件として人選を進めていた。 元日本代表FWの長谷川氏は2014年にG大阪をJ1、ヤマザキナビスコ・カップ(現YBCルヴァン杯)、天皇杯全日本選手権の国内主要タイトル3冠に導いた実績があり、クラブは統率力を高く評価している。
2017/10/11 11:30 VictorySportsNews編集部 10月10日のハイチ戦は、3-3と打ち合いの末引き分け。「相手がブラジルなら10失点している」と、ヴァイド・ハリルホジッチ監督も落胆を隠せない様子でした。試合内容を見ると、レギュラーの選手が出場しないと途端に約束事が見えづらくなり、適切なタイミングで適切なプレーができないシーンが散見されました。本対談で五百蔵容(いほろい・ただし)氏と結城康平氏が述べた「蓄積するヨーロッパと、そうでない日本」という趣旨の箇所は、はからずもハイチ戦で露呈してしまったようにも見えます。キーワードは「抽象化」です。(語り手:五百蔵容・結城康平 編集:澤山大輔[VICTORY編集部]) 対談(1) 日本代表に足りない“ポジショナルプレー”とは何か? 五百蔵容×結城康平見事にロシアW杯への切符を勝ち取ったサッカー日本代表ですが、W杯本番で良
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