株式会社ジャニーズ事務所とサニーサイドアップグループが、6月下旬からエンターテインメント業界従事者に向けた「職場接種」を順次開始することが17日、明らかになった。 今回の実施は、新型コロナウイルスワクチンの「職域接種(賛同する企業や大学等において職域単位で接種を受けること)」に関する政府方針の発表を受けてのもの。現在、65歳以上の高齢者を対象とした接種や、大企業を中心とした「職域接種」が順次進められているが、労働人口の多くを占める20代から40代の層への接種についてはまだ時間を要することが予想されている。 イベント・映画・音楽・舞台・ライブなど、多くの関係者が携わることでひとつのコンテンツを 生み出すエンターテインメント業界は、新型コロナウイルスによる多大な影響を受けており、同業界にはフリーランスの従事者が多いことに加えて、業務の特性上リモートでの就業が難しいという課題もあり、ワクチン接種