3年ぶりにJ1に昇格する湘南のチョウ貴裁監督(43)が来季も指揮を執ることが20日、分かった。クラブ幹部は続投が決定したことを明言した上で、「結果だけでなく、普段(の指導)からよく頑張ってくれた。このサッカーはチョウ監督じゃないとできない。彼しかいない」と評価した。21日にも発表される。 チョウ監督は今季から反町康治前監督の後任として、ヘッドコーチから昇格。Jリーグの監督は未経験ながら、平均年齢20代前半の若きチームを率いて昨年の14位から2位に押し上げ、J1昇格を決めた。 目の前の勝ち点3を全力で奪うという「GET3」をスローガンに掲げ、攻守の切り替えの速さ、「全員攻撃、全員守備」のハードワークを追求。個々の能力を引き出し、選手とも固い信頼関係を築いた。 チョウ監督は現役時代、DFとして浦和や神戸などでプレー。引退後は2年間のドイツ留学を経て、川崎のジュニアユース監督などを務めた。
県内屈指の専門書を有する県立図書館2館について、県教育委員会は7日、横浜市内の1館に図書所蔵機能を集約し、閲覧・貸し出しサービスは廃止する方向で検討していることを明らかにした。川崎図書館は廃館となる見通し。県緊急財政対策に基づく施設見直し計画の一環で、今後は市町村立図書館の機能を補完する事業に特化させる方針だ。都道府県立図書館を県民が直接利用できなくなるケースは例がないという。 県教委は、県立図書館の役割として▽図書の相互貸借システムの運営▽司書の研修▽専門書の収集-などを列挙。県内の公立図書館は、全33市町村で40年ほど前の約4倍に当たる75館が整備されていることから、「閲覧や貸し出し業務は県民に身近な市町村が担うべき」との考えを示した。 県立図書館2館の蔵書計約104万冊は、公立図書館など112機関が加入する「県図書館情報ネットワークシステム」(KLネット)を大学や企業に拡充し、各
横浜DeNAベイスターズの地元応援組織「横浜DeNAベイスターズ友の会」と、横浜DeNAが運営する公式ファンクラブ「B☆SPIRIT」が統合され、球団直営の「B☆SPIRIT友の会」が新たに発足することになった。 現「横浜DeNA友の会」は、大洋ホエールズが横浜に移転した1978年に発足。地元ファンに観戦機会を提供することを目的の一つにし、会員になると今季は横浜スタジアムで開催された12試合が観戦できるなどの特典があった。 一方、球団にも2008年発足の「B☆SPIRIT」があるため、球団関連のファン組織が二つ併存する形となり、ファンからも「分かりにくい」という声があったという。そのため、新体制となった球団が統合に着手した。 11月1日から球団公式ホームページで13年度の会員を募集する。両組織は、それぞれの会員に観戦券やグッズ、各種イベント参加などの特典を設けていたが、さらに横浜スタ
サッカー実況アナウンサーの草分けで今年の日本サッカー殿堂入りを果たした金子勝彦さん(78)=横浜市南区=が25日、横浜市役所に林文子市長を訪ねて放送界では初の栄誉を報告した。 金子さんといえば、東京12チャンネル(現テレビ東京)で1968年から20年間放送された、海外サッカーのダイジェスト番組「ダイヤモンドサッカー」の名調子で知られる。 林市長から「放送開始当時、今のようなサッカー界になると思いましたか」と尋ねられ、「きっと来ると思っていましたが感無量です」と時代を切り開いた人らしい思いを明かした。 放送界で初の栄誉について、金子さんは「びっくりした」とあらためて感慨を口にした。今も現役でマイクの前に座っており、市長は「言うことないハッピー人生ですね」とたたえていた。
次期衆院選での選挙協力を視野に、共通政策づくりに入ることで合意したみんなの党と日本維新の会。政界では、維新がどこに、どんな候補を立てるのかに耳目が集まっているが、候補者擁立で先行するみんなの党と「すみ分け」をする場合、神奈川では維新の候補が出る余地はほとんどない。維新が公認候補として擁立する中田宏前横浜市長も、県外から出馬する可能性が指摘されている。 みんなの党が次期衆院選の小選挙区に擁立を決めたのは65人で、18小選挙区がある神奈川は都道府県別で最多の12人。さらに複数を立てる見通しで、残るのは、菅義偉氏の2区、小泉進次郎氏の11区、河野太郎氏の15区ぐらい。いずれも自民党現職が強いといわれている選挙区で、維新がみんなとすみ分けをする場合、神奈川では難易度の高いとされる小選挙区しか選択の余地がない。 維新は、現職の国会議員以外の候補は原則公募する方針だが、代表の橋下徹大阪市長は、中田
「仕事ぶりは真面目だった」「介護の知識を得ようと一生懸命、努力していた」。相模原市緑区の福祉事業所で菊地容疑者と働いていた同僚の女性は語る。 ただ、彼女自身の話を聞くことはほとんどなかった―。 職場の女性スタッフで「女子会」を開いたのは今年2月。最寄りの橋本駅近くのチェーン店の居酒屋で4時間ほど和気あいあいとお酒を飲んだ。「話したのは主に仕事の話だった」。菊地容疑者が名乗っていた「櫻井(さくらい)千鶴子」が偽名と知らず、皆が「櫻井さん」と呼んだ。 菊地容疑者がこの事業所で働き始めたのは2010年8月ごろ。同居していた高橋容疑者が社長に「経理に強い」と紹介したのがきっかけだったという。 女性は菊地、高橋両容疑者が以前勤めていた職場で知り合った仲だと聞いていた。一緒に暮らしているから恋愛関係にあることは分かっていたが、女子会で触れることもなかった。「いまの時代、いろんな事情や人間関係が
横浜Mの決勝弾を決めたのは斎藤。同点の後半32分、FW大黒のヘッドはGKに一度は止められたが、こぼれ球を蹴り込んだ。 2試合ぶりの今季3点目。斎藤は「オグリさん(大黒)のシュートは枠外にはめったにいかないので、こぼれを狙ってた」としてやったり。 前節の先制アシストに続き、ロンドン五輪代表入りへ懸命なアピールが続く。「まずはマリノスで結果を出すことが(メンバー入りへ)一番近いかな」と、浮かれることなく言った。
J1川崎は2日、リーグ第9節・磐田戦(等々力・午後3時開始)を控え、麻生グラウンドで紅白戦を行った。 試合前日のリラックスしたムードはみじんもない。1―4で敗れた前節の広島戦とは異なったメンバーでポジションも入れ替え、連係などを確認した。初勝利を狙う風間監督は先発メンバーについて「調子のいい選手を使っていくだけ。楽しみにしていてください」とけむに巻いた。 9日間で3試合の厳しい日程でも、連日の紅白戦を敢行。最終ラインには、左から登里、森下、井川、田中裕が並び、ボランチには稲本が戻った。今季リーグ戦初先発が濃厚な登里は「練習でやっていることを出したい。チャレンジしていく」と意欲をのぞかせた。 指揮官が就任して約1週間が経過。ボールを保持する意識、攻めの姿勢は強まり、選手同士で「何で前を向かないの」という声も飛び交うようになってきた。MF中村は「誰が(試合に)出るか分からない中で、一人一
サッカーの元日本代表で、前J1横浜F・マリノス監督の木村和司さん(53)が理事長を務めるNPO法人「スポーツコミュニティ・シュート」が23日、総合型地域スポーツクラブ「SPORTS JUNGLE 10(テン)」を横浜市旭区にプレオープンし、関係者ら約100人が集まった。 誰でも継続的にスポーツに親しめる環境づくりを目指す、地域に根ざした複合スポーツクラブ。サッカーの競技用コート(7~8人制)1面と公式フットサルコート3面、ナイター設備などを備える。 5月20日のグランドオープンまで、木村さんが直接指導するファミリーサッカー教室など多くのイベントを予定している。 木村さんは合わせて来年にも女子チームを立ち上げると表明し、「中学生から大人までチームをつくって、女子サッカーを広めていきたい」と話した。 SPORTS JUNGLE 10への問い合わせは電話045(744)8550。正午~午
J1川崎は12日、解任した相馬直樹前監督(40)の後任について、元アテネ五輪代表監督の山本昌邦氏(54)を含めた日本人3人に絞ったことを明らかにした。 庄子春男強化本部長はクラブハウスで、一部スポーツ紙の報道で山本氏の名前が挙がったことについて「有力な候補の1人」とした上で、「3人まで絞り込んでいる。順位付けをしてから(交渉に)動きだす」と語った。 後任に求める監督像について、日本人のS級ライセンス保持者で豊富な経験がある人材を挙げ、「うちの選手の特長を引き出してくれる人。外国人監督は、シーズン途中だしリスクが大きい」と述べた。ただ、クラブには海外からの申し出が多数届いているという。 早期の決着が望まれるが、庄子本部長は「次は駄目というわけにはいかない。(就任の)時期は早い方がいいが、接触はまだしていない」と語るにとどまった。
負けたらタダ? 横浜DeNAは10日、観客の自己申告によってチケット料金をキャッシュバックできる「全額返金!? あついぜ! チケット」を販売すると発表した。対象試合は5月1日からの本拠地6連戦。先着で計300枚で、14日から発売する。 チケットの返金額の上限は勝敗によって異なり、横浜が勝利した場合はチケット購入額の半額、敗戦した場合は購入額の全額。試合終了後に窓口で返金の申請を受け付けるという。席は内野指定A席。 申告時に試合内容やサービスについての評価を記入してもらうことも考えており、観客のニーズを探ることにも役立てるという。球団広報部は「お客さまが熱くなった度合いによって自己申告してほしい」と話している。
約20年間、横浜ベイスターズのマスコットキャラクターとして活躍してきたホッシー3きょうだいが、新球団の本格スタートとともに“引退”することが決まった。18日には、卒業セレモニーが横浜スタジアムで行われる。ホッシーは1992年11月、横浜ベイスターズの誕生とともにマスコットとしてデビュー。妹のホッシーナと弟のホッシーゾは双子で、3人そろって、ベイスターズのPR役として長らくファンや市民に親しまれてきた。 今季、球団のオーナーが代わり、“長期休暇”を言い渡されていたホッシーたち。新球団のパンフレットやグッズなどから姿を消していたことから、その去就が注目されていた。長年の功績に対し、球団広報は「1998年の優勝の歓喜をともに経験できたことはすばらしい思い出です。長きにわたりベイスターズのために、本当にありがとうございました」とねぎらった。 セレモニーは18日のソフトバンクとのオープン戦終了後
新背番号10のFWレナトが、期待にたがわぬデビューを飾った。 「正直言うと、立ち上がりは戸惑っていた」というが、前半11分。初めての見せ場だった右FKから、得意の左足で先制アシスト。直接ネットを揺らしたかに見えて、本人もチームメートも走りだして喜んだ。実はDF実藤がヘッドで軌道をちょっとだけずらしておりJ初得点はお預けとなったが、新天地での白星スタートを「幸せ」と笑顔で振り返った。 167センチ、68キロと大きくないが、前線でしっかりキープでき、素早い動きで好機を演出した。後半ロスタイムに退くまで両チーム最多5本のシュートを放ち、存在感を発揮した。 チームの象徴だったFWジュニーニョが鹿島へ移籍し、後継者としてブラジル2部のポンチプレッタからやってきた。来日して約2カ月。相馬監督は「短い期間である程度フィットして機能してくれている。今後はもっと良くなる」と期待を込める。 日本の漫画
自民党の麻生太郎元首相は5日、「民主党はたった2年半で自民党政権がいかに良かったかを証明した。われわれはあの人たちに感謝せにゃいかんと本当に思っている」と、民主党政権の混迷を皮肉った。横浜市内のホールで開かれた松本純元官房副長官(衆院比例南関東)の集会で述べた。 麻生氏は、麻生政権の景気対策であるエコカー減税に当時野党だった民主党が反対したにもかかわらず、現在も実施していることなどを指摘。「『やっぱりやらせて下さい』なんてどの面下げて言えんだね。自民党の良さを証明してくれたことに感謝していると、僕は民主党の人には必ず面と向かって言うことにしている。するとみんな嫌そうな顔をするのでますます言うことにしている」と、持ち前の毒舌で民主党を批判した。
5位に終わったリーグ戦に続き、天皇杯も準決勝で敗退したことで、クラブとして年間目標に置いていた来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得はならなかった。 昨季ホーム最終戦のセレモニーで、ACL進出に自身の進退を懸けることを宣言していた嘉悦朗社長は、敗退が決まると、目を真っ赤にしてぼうぜん自失。広報を通じて「この結果を厳粛に受け止めて、必要な関係者と話をして最終的に決断します」とコメントするにとどまった。
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