自公圧勝 政権復帰へ 謙虚な姿勢で懸案解決を(12月17日) 第46回衆院選は自民党が圧勝した。公明党と合わせて320議席を超え、全議席の3分の2を占めることになる。 民主党は60議席に届かず、選挙前勢力230のほぼ4分の1まで落ち込んだ。1998年の結党以来最悪の結果となった。 3年間の民主党政権に対する厳しい審判である。内外の課題を解決するために、有権者は自公両党の経験の豊富さと安定感に期待した。 ただ、自民党の安倍晋三総裁が強調してきた改憲は必ずしも国民が求める争点だったとは言えない。 有権者はすべてを白紙委任したわけではない。国民が一番望むことは何か。そこに耳を澄ませて、謙虚な政権運営を心がけてもらいたい。 *民主の沈没が後押し 自民党は小選挙区で強みを発揮した。伝統的な支持基盤に加え、無党派層の票が各党に分散したことが、相対的に自民党を押し上げる結果につながった。 公明党も自民党
絶滅受合法案 大正デモクラシー期を代表する論客、長谷川如是閑(にょぜかん)が「戦争絶滅受合(うけあい)法案」なるものを提唱していたことを、作家落合恵子さんと哲学者高橋哲哉さんの対談に教わった▼それは如是閑の評論集「真実はかく佯(いつわ)る」にある。デンマークの軍人による起草とし、開戦後10時間以内に、《1》国家元首《2》元首の親族《3》総理、国務大臣、次官《4》代議士(戦争に反対票を投じた者を除く)―の順に「一兵卒として最前線に送るべし」と規定した▼世界恐慌前夜、時代はきな臭さを増していた。「権力者や利益を得る人間が末端の国民を犠牲にして起こす戦争の本質を突いている」との高橋さんの評価に同感する▼きのうの衆院選公示後、複数の政党党首が福島県内で第一声を上げた。震災と原発災害からの復興をアピールしたかったのだろう。が、かりそめの姿勢ではいけない▼福島第1原発事故で、役場ごと埼玉県への避難を強
みんなの党が衆院選公約発表 「4%成長」「所得5割増」明記 (11/28 19:44) みんなの党は28日、衆院選公約「2012アジェンダ(政策課題)」を発表した。経済政策として「名目4%以上の成長」と「10年間で所得5割アップ」の実現を明記。環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の推進、規制緩和による新産業育成などの成長戦略で経済復活を達成するとした。 消費税については増税を凍結し、道州制導入後に地方財源にするとした。20年の電力自由化で原発を淘汰する「20年代原発ゼロ」の実現も盛り込んだ。 連携を模索してきた日本維新の会は29日発表の公約で、原発ゼロに年限を設けず、消費税では税率「11%」を盛り込む見通しで、両党の政策面での溝も明確化した。 < 前の記事 | 次の記事 >
コンサ中山、練習に完全合流 (11/21 09:21) 全体練習に合流し、控え組のFWに入った中山 コンサドーレ札幌は20日、札幌市西区の宮の沢白い恋人サッカー場で練習し、両膝関節炎で離脱していたFW中山雅史(45)が約1年2カ月ぶりに練習に完全合流した。 中山は2010年に手術した両膝の状態が、昨年9月下旬に悪化。以降は別メニューで調整を続け、今月16日から部分的に全体練習に復帰した。この日はミニゲームなどすべての練習メニューを消化。「もっと細かい部分をしっかりできるようにしないと。練習で痛みが出ないようにしていきたい」と話した。 24日の横浜Mとのホーム最終戦(札幌ドーム)出場については「スタッフの判断」と慎重に話しつつ、「精いっぱいの自分を表現できればいいと思う」。自身にとっては磐田時代の09年11月28日広島戦以来となるJ1出場へ意欲を見せた。 またこの日から、日本フットボールリー
後志管内積丹町の積丹岳(1255メートル)で2009年2月、遭難した札幌市豊平区の会社員藤原隆一さん=当時(38)=が死亡したのは道警の山岳遭難救助隊が適切な救助を行わなかったためだとして、両親が道に約8600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、札幌地裁であった。千葉和則裁判長は「救助隊に過失があった」として計約1200万円の支払いを道に命じた。 判決によると、藤原さんは09年1月31日、スノーボードをしようと知人2人と積丹岳に登り、吹雪で遭難。途中で引き返した知人らが救助を求め、救助隊は2月1日、藤原さんを発見。抱きかかえて下山する際、雪庇(せっぴ)を踏み抜いて隊員とともに滑落し、さらに救助用のそりに乗せて引き上げようとしたが再びそりが滑落し行方を見失った。藤原さんは翌日発見されたが、搬送先の病院で凍死と確認された。<北海道新聞11月19日夕刊掲載>
【道スポ】来季ユース6人昇格へ 若フクロウでJ1復帰だ (11/14 09:18) 2種登録で昨季ベンチ入りしたGK阿波加、他の5選手と来季J1復帰を目指す コンサドーレ札幌の下部組織、札幌U―18のMF神田夢実(18)、MF深井一希(17)、MF中原彰吾(18)、MF堀米悠斗(18)、DF永坂勇人(18)、GK阿波加俊太(17)の6人が来季トップチーム昇格し、プロ契約を結ぶことが13日までに分かった。近くクラブから発表される。昨季の5人を上回る6人が昇格。一気に若返る“新生コンサ”が再び来季J1舞台を目指す。 札幌が今季に続き、若き才能を大量に昇格させる。今季、U―19日本代表入りしたDF奈良竜樹(19)や、FW榊翔太(19)ら過去最多5人がトップチーム昇格したが、来季はさらに6人がプロ契約を結ぶ。 一気に若返りを図る。来季、20歳までの選手が13人となる札幌。北海道フットボールクラブの
少女と関係 警部補処分 道警 児童買春容疑立件見送り (10/26 06:40) 道警刑事部の40代の男性警部補が18歳未満の少女にいかがわしい行為をしたなどとして、道警は25日、警部補を停職3カ月の懲戒処分とした。ただ、相手が18歳未満だと知らなかったとみて児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑での立件は見送った。警部補は26日付で辞職する。 道警監察官室によると、警部補は今年3~7月、札幌市内のホテルで、出会い系サイトで知り合った無職の少女(16)と中学2年の女子生徒(13)に現金を渡し、いかがわしい行為をするなどした。調べに対し、警部補は「20歳以上にしか見えなかった」などと説明。少女2人も年齢を偽っていたという。<北海道新聞10月26日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >
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