13日に投票・開票が行われた滋賀県知事選挙で、特定公務員でありながら選挙運動をしたとして15日、選挙管理委員会の委員が逮捕されました。 16日、委員長が会見を開き謝罪しました。 公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、大津市に住む県の選挙管理委員会委員の三宅忠義容疑者(75)です。 警察によりますと三宅容疑者は今月5日、県知事選の小鑓隆史候補の演説会場へ移動するバスの中で有権者8人に対し、票のとりまとめなどを依頼した疑いが持たれています。 「県民の皆さんをはじめ、多くの皆さんに公平な公正な選挙をお願いしてきました。このような事態になり誠に残念であります」(滋賀県選挙管理委員会 伊藤正明委員長) 三宅容疑者は元県議会議員で当選証書の授与にも委員として立ち会っていて、取り調べに対し容疑を認めているということです。 (07/16 11:57)