テクノロジーに対してとりわけユニークなスタンスで知られるデザイナー/アーティスト、トーマス・トゥウェイツ。彼は文字通り“トースターをゼロから作って”有名になり、今度は“ヤギになった”とのだいう。そのこころは、いかに? 産業革命の国・イギリスに生まれ育ったトゥウェイツは、University College Londonで人間科学を学んだ後、ロンドンの名門美大「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)」でデザイン・インタラクションを専攻し、2009年に卒業。卒業制作として“トースターをゼロから作った”。何を言っているのかわからないと思うが、文字通り、トースターをゼロから作ったのである。(参照:「ゼロからトースターを作ってみた結果」新潮文庫) 彼がそのプロジェクトを思いついたのは、スーパーでトースターがたった4ポンドで売られているのを見たことがきっかけだった。分解してみると、本当にたくさんの
![こころを軸に情報技術を設計する。ドミニク・チェンの日本的ウェルビーイング実践(前編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/159765982b5bd1c7d41b14ab176ec4b54a43c73e/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fstorage.boundbaw.com%2Fuploads%2Farticle%2Ftop_image%2F28%2Fogp_toaster_yagi.jpg)