本屋が廃れて、ブックオフとアマゾンばかりが流行るのは、ブックオフが汚いからではなく、日本の出版業界そのものがクソだからである、と。 創価とかそういう批判はさておき。 ブックオフとアマゾンの隆盛は、再販制度と取次という出版業界の二大癌を正確に突いたからなのだ。 売れない本は100円どころか10円でも叩き売りをされるべきだし、仕入れに何週間も待たされる上にクソみたいな新刊しか入荷させてもらえない取次ぎと付き合わなければならない。 我々読者にしても、最近の斜陽化著しい出版社が苦し紛れに出したような新刊しか並んでいない本屋より、編集も書き手も充実していた時代の名作や隠れた名作、珍作がたくさんあるブックオフやアマゾンの方が見ていて楽しいのは当然だ。 そろそろ出版業界の中の人たちも認めるべきなのです。 もはや出版業界の産業構造は現代の社会情勢に即していない、と。 ブックオフ叩いても、ブッ