ブックマーク / loderun.blog.ss-blog.jp (15)

  • 『日本デジタルゲーム産業史』(初版第1刷)第2章について: Runner's High!

    6月末に刊行された『日デジタルゲーム産業史』(初版第1刷)の第2章について、米国家庭用ビデオゲームに関する記載内容を中心に、事実誤認や疑問に感じた箇所を指摘させていただきます。 P.28他 (誤)Magnabox (正)Magnavox p.35 (誤)テレスター(Telester) (正)テルスター(Telstar) p38 (誤)ビデオ・コンピューティング・システム(Video Computing System) (正)ビデオ・コンピュータ・システム(Video Computer System) ・ステラ(アタリVCS)に関して、“コントローラーとしては、家庭用ゲーム機で初めてジョイスティックが採用された”との記述があるが、欧州で1976年に発売された1292 Advanced Programmable Video Systemという名のゲーム機が2軸スティックを採用していたとの記録

    『日本デジタルゲーム産業史』(初版第1刷)第2章について: Runner's High!
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    toronei 2016/07/05
  • RPGはバンダイの登録商標ではありません: Runner's High!

    ○PS2で面白いRPGを探しています。 (from 教えて!goo) RPGはバンダイの登録商標なので他のメーカーのものは正式にはRPGとは言いません。 「RPGはバンダイの登録商標」とは、ゲームファンの間でも比較的よく知られたトリビアかと思います。 例えばセガの自虐作品として有名な『セガガガ』の中で、「RPG」との言葉が出てくる度に「RPGは(株)バンダイの登録商標です」と表示されるギャグがあるそうです。*注 僕自身も、今日の今日までこの説明に疑問を感じたことはありませんでした。 しかし、上の回答者さんの発言にある「バンダイ以外のメーカーのものはRPGではない」とは当でしょうか?ふと気になって調べてみたところ、意外な事実が浮かび上がりました。 結論から言うと、バンダイが登録した「RPG」との商標はビデオゲームに関するものではありません。さらに平成19年10月現在、「RPG」は特許電子図

    RPGはバンダイの登録商標ではありません: Runner's High!
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    toronei 2016/03/20
  • アタリショック論(1) 「アタリショック」とVideo Game Crash: Runner's High!

    No single event caused the crash, just as no single event sank the Titanic. タイタニック号が沈没した原因が一つではないように、市場崩壊の原因は一つではない。 ―― 『Classic 80's Home Video Games』 (08年) ■前回の記事はこちら。 ■アタリショック関連記事のまとめはこちら。 アタリショックとは、1982年のアメリカ合衆国においての年末商戦を発端とする家庭用ゲーム機(パソコンゲーム市場を含まない)の売上不振「Video game crash of 1983」のことである。 ―― ○アタリショック 『ウィキペディア(日語)』 アメリカの家庭用ゲーム市場崩壊を語る上で避けて通れないのが、我が国で広く使われている「アタリショック」との呼称の由来と、その定義の変遷である。 「アタリショック」

    アタリショック論(1) 「アタリショック」とVideo Game Crash: Runner's High!
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    toronei 2014/10/05
  • 『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』の誤解 (その2):Runner's High!:SSブログ

    toronei
    toronei 2014/07/22
  • 『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』の誤解 (その1):Runner's High!:SSブログ

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    toronei 2014/07/22
  • 『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』の誤解 (その3):Runner's High!:SSブログ

    その1、その2の続きです。 さて、86年以前のキャラゲーでナムコがかかわりがあるタイトルと言えば、答えは一つしかありません。前回のパズルの正解は以下の通り。 遠藤氏 : ガンダムゲーム作りたかったから 家庭用始めたんだよねぇ・・・(*訂正) インタビュアー : ええっ!!そうなんですか!!! 遠藤氏 : うにゃ。 「マクロス」のゲーム作ったときに色々ゴタゴタがあって それからナムコはよその版権モノは使わない!って方針だったんだよね。 *(2005/6/7)遠藤雅伸氏人(!)からご指摘を受けました。お詫びの上、訂正させていただきます。 85年に発売されたファミコン版『超時空要塞マクロス』は極めて不自然なゲームでした。 販売はバンダイ、でも開発・製造はナムコ。 実際の商品を見るとよくわかりますが、カートリッジの形状(メーカーにより形が異なっていた)は明らかにナムコのものです。 さらにラベル

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    toronei 2014/07/22
  • アラモゴードの『E.T.』発掘ニュースについて: Runner's High!

    ○Success! Atari E.T. games found in New Mexico dump (CNET) ○Long-Buried E.T. Cartridges Unearthed at New Mexico Landfill (Xbox Wire) ○都市伝説は当だった、ニューメキシコ州の「Atariの墓」から最悪のクソゲー『E.T.』カートリッジが発掘される (Game*Spark) ○伝説は当だった!アラモゴード市の埋立地発掘作業からAtari 2600版「E.T.」のカートリッジが出土 (doope!) 既にご存知の方も多いと思いますが、「E.T.の埋葬地」として知られる米国ニューメキシコ州アラモゴードの処分場の発掘作業が、4月26日に行われました。これは、マイクロソフトがXbox向けに制作しているドキュメンタリー番組の一環であり、希望者は誰でも見学可能とあって、

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    toronei 2014/04/28
  • FC『ナッツ&ミルク』、『ロードランナー』の発売日について、ハドソンにメールしてみました: Runner's High!

    ○ファミコン全ソフトカタログ#1(NES) (from YouTube) 『ナッツ&ミルク』は、1984年7月28日に同社から発売されたファミリーコンピュータ用のゲーム。 ファミリーコンピュータ初のサードパーティー製ソフトとなった。3日遅れで発売したロードランナーの影に霞んでしまったものの、かわいらしいキャラクターや単純明快なゲーム内容で一定の支持を受けた作品。 ○ナッツ&ミルク (from Wikipedia) のっけからマニアックな話題で申し訳ありませんが、『ナッツ&ミルク』は1984年7月28日、『ロードランナー』は7月31日に発売されたとの話は当でしょうか? 確かに、「ファミリーコンピュータ 1983-1994」(大田出版)や「ファミ・コンプリート」(三才ブックス)、「究極ファミ1246」(マイウェイ出版)など、近年に刊行されたデータにはそのように記されています。 また上にリン

    FC『ナッツ&ミルク』、『ロードランナー』の発売日について、ハドソンにメールしてみました: Runner's High!
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    toronei 2012/03/12
    流通の都合っぽいらしいね。
  • 「ファミコンは自信なかった」――ファミコンの生みの親・上村雅之氏が語った"遊びの原点": Runner's High!

    (インタビュアーより、ファミコン開発当時に考えていたことを問われて) 上村――正直いって自信は全くありませんでした。そのときの僕のノートには、はっきりと「これは売れない機械や」と書いてあるぐらいですから。当時は『ゲーム&ウォッチ』が隆盛を極めていましたので、その持ち運べるという長所ばかりが目立って欠点は見えてこない。だからテレビゲームのほうは意外と欠点が目立って長所が見えてこない……というふうにウルトラ弱気な感じでね、着手していたと思いますね(笑)。 (中略)たとえば、遊びというもののなかには、ひじょうに複雑な要素が含まれていますが、かっこよく技を決めたりしたときには「見て見て、こんなの!」といって、ともだちに見せたりするときにはテレビというのは向いていると思うんですね。ただし、もう一方では自分の気の向くままにちょっと時間をつぶしたいとか、純粋にゲームを楽しむという要素もある。たとえば、そ

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    toronei 2010/07/15
  • アタリショックの原因は「海賊ソフト」ではない: Runner's High!

    ○アタリショックの真実(1)「それは暴落から始まった」 ○アタリショックの真実(2)「そして崩壊する北米ゲーム市場」 (from 東京のはじっこで愛を叫ぶ) 以前に「任天堂法務部 最強列伝」の記事を取り上げたことがある東京のはじっこで愛を叫ぶさんですが、今度は80年代にアメリカで起きた家庭用ゲーム市場の崩壊―――いわゆる「アタリショック」に関する考察を披露されています。 当時のリアルタイムな資料に基き、極めて真摯な態度でこの問題を解きほぐそうと努力されていることは理解できます。 ・・・しかし残念ながらその内容は「真実」と遠くかけ離れており、到底評価することはできないというのが僕の感想です。 メーカー名や細かい数字の誤りについては、取り急ぎコメント欄で指摘させて頂きました。 また同じくコメント欄でClassic 8-bit/16-bit Topicsのhallyさんが述べられているように、「

    アタリショックの原因は「海賊ソフト」ではない: Runner's High!
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    toronei 2010/02/22
  • ハムスター速報に掲載された「エロゲーの歴史」に一言: Runner's High!

    *注 いちおう18歳未満閲覧禁止 ○エロゲーの歴史 (from ハムスター速報 2ろぐ) 最初に結論を言うと、「丸写しは良くない」。 確かにスレを立てた方自身、「いろんなサイトを参考にしている」と認められています。しかしその実態は、下記のページの文章の語調や語尾を少し替えて、切り張りしただけの杜撰な内容です。 ○エロゲーを中心とする恋愛ゲーム歴史に関するごく簡単なメモ (from 京都大学歴史研究会) 文章のほぼ全てがこちらから採られている模様。 ○先生、エロゲーの魅力を語る (from Oni-yome) 177、および沙織事件に関する説明のコピペ元。 ○歴史は流れ。 - エロゲの歴史を考える (from sixtysevenの日記) 最後に示されている関係図。 おかげで、このハムスター速報さんに掲載されている「エロゲーの歴史」には誤りが散見されるのですが、それらの大部分はコピペ元のミ

    ハムスター速報に掲載された「エロゲーの歴史」に一言: Runner's High!
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    toronei 2008/10/28
  • 任天堂法務部は別に最強じゃないよ列伝: Runner's High!

    ○任天堂法務部 最強列伝 (from 東京のはじっこで愛を叫ぶ) ○はてなブックマーク > 任天堂法務部 最強列伝 あ~、絶賛コメントの嵐に水を差すつもりはないんですが、このまま「任天堂法務部は常勝無敗!」との誤ったイメージが定着してしまうのもどうかと思うので、一言二言つっこませてもらいます。 まず第一に、さすがの任天堂にも裁判での敗訴とか、「負け」に分類される法務活動の例は結構あります。個人的には、「最強」と形容するのが妥当であるとは全く思いません。 ■池上通信機裁判 アーケード版『ドンキーコング』の開発、およびゲーム基盤の製造を担当した池上通信機との間で争われた一連の裁判です。 これは、『ドンキーコング』の著作権が任天堂と池上のどちらに属するのか、開発を委託した際にきっちりと取り決めていなかったことが一番の原因でした。(なんと迂闊!) 結局両社は、90年に和解内容を公開しないことを条件

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    toronei 2008/08/12
  • ファミコンが存在しなかったかもしれないゲーム史: Runner's High!

    私はレオナルド・グリーンバーグ会長とともに日へ行き、任天堂の山内社長の元を訪れた。当時、我がコレコ社と任天堂はいくつかの製品を共同で開発していたからだ。 彼らはコレコビジョンに興味を持ち、原価に10パーセント上乗せした金額で買い取りたいと申し出た。しかし会長のレオナルドは、小売価格から10パーセント差し引いた金額での取引を望んでいた。 結局交渉はご破算となり、山内はこう言った。「任天堂は、自分たちでゲーム機を開発しますよ」、と。 レオナルドは大笑いして、彼らにそんなことは絶対できるわけがないと思ったそうだ。 ――― コレコ社の技術・製造部長を務めたバート・ライナーの回想 任天堂が1983年7月15日に発売した家庭用ゲーム機のファミリーコンピュータについては、今さら説明するまでもないほど世界中の多くの人に親しまれています。 しかし「ファミコン以前」の81~82年頃に、任天堂がアメリカのコレ

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    toronei 2008/07/16
  • PS2『大奥記』、ファミ通のクロスレビューで合計13点の歴史的快挙!: Runner's High!

    (08/6/5) 『大奥記』の感想を追加しました。 ○PS2『大奥記』、ファーストインプレッション 評価:3点 題材として『大奥』を持ってきたところは目のつけどころがいいのだが、ほとんどの時間をただ歩き回って情報を得るだけ、というゲーム性は、単調すぎるのでは。題材のよさを活かしきれていない印象です。ステージ最後の申し開き部分もちょっと単調すぎる。もうひと工夫あればなぁ。 評価:3点 初代プレイステーションのゲームかと思えるほど、見た目がイマイチ。また、マップに自分の位置が表示されなかったり、一度開いたヒントを再確認する手段がないなど、不親切な面も多い。部屋に入るたびにディスクを読む、ロード時間の多さにイライラ。題材は悪くないんだけどね。 評価:4点 テーマや物語の展開は、独特でおもしろい。ライバルとの戦いも、ちょっと緊張感があっていいね。時間帯によって人の配置が異なるので情報を聞き回りたい

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    toronei 2008/05/30
  • 本当は黒い?任天堂の昔話: Runner's High!

    ○任天堂の殿様商売の悪夢再び ○ニンテンドーDS向け液晶パネルのカルテル問題 まとめ (from デジマガネット) ○任天堂、3ヶ月毎にシャープと日立に合見積をとり価格を下げさせ続けていた…DSの価格はその間据置き  (from 痛いニュース) わはっは(笑)。 いや、もちろん今回の件に関しては、(仮にカルテルを結んだのが事実であるとすれば)シャープと日立が全面的に悪い。 ただし個人的には、「DSとWiiでゲーム人口を広げた」だとか「神サポート」だとか「時価総額でソニー越え!」などと、最近すっかりベビーフェイス化してしまった任天堂に対して、「そう言えばあんた、山内時代の頃は色々やらかしてたでしょ?」と思い出さずにはいられないニュースですね。 古くは、池上通信機との『ドンキーコング』裁判に始まり、俗に"任天堂税"と呼ばれたFCのライセンス制度、アメリカでは訴訟に発展した小売業者に対する圧力、

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    toronei 2008/03/02
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