ブックマーク / oizumi-m.hatenadiary.org (3)

  • その後の水木しげると猫娘 - 核と萌えの日々~ライター大泉実成のたわごと

    先日水木先生のところへ行ってきまして、少し力んで「先生、娘がかわいくなってしまった件についてなんですが」と切り出すと、「えっ、ねこむすびがなんだって」とお答えになられました。ちがうっつーの。そんなおむすびの話はしていない。 容易に予想されたとおり、先生は新鬼太郎アニメは一度も見たことがありませんでした。資料を見せると「ぁ、初めて見ました」と述べました。「娘のエロコミケで売られていますが」という質問にも、そこにどのような問題も感じておられないようで(同席した娘さんは嫌がっていましたが)、泰然としていました。そして、自分は長い間妖怪にこき使われてきたので、妖怪が金を運んでくるようになったのだ、というようなことをにっこりしながら言いました。つまり娘はどう変貌しようと、金を運んでくれればよい、というのが先生のご主張のようでした。さすがです。軸がまったくぶれません。どうでもいいことはとこと

    その後の水木しげると猫娘 - 核と萌えの日々~ライター大泉実成のたわごと
    toronei
    toronei 2018/01/19
  • 水木先生の夢、死んだ息子の夢 - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと

    ええと、去年の夏息子があまりに遠くの天国にいってしまいまして、その夢と、それと水木先生の夢を見たのでご報告します。共同通信に書いた原稿なのですが、いつどこでどういう形で出ているのか紙面を送ってもらっていないのでさっぱり分からないため、こっちに出しときます。 昨年の夏、大学生だった一人息子が急病で死んだ。そして年末には、とても親しくしていただき、何度も国内や外国をともに旅をした、自分にとっては心のふるさとのような水木しげる先生に逝かれてしまった。なにか、まるで見えない巨大なハンマーに、思いっきりぶったたかれたようで、その反動なのか何なのか頭がボーっとしてしまい、まったく実感がない。 ただ、この二人に関しては不思議な夢をいくつか見た。 一つ目は息子が急死してから10日ほど過ぎた日のことで、息子が家のすぐ外に立って大声で(とても声の大きな男だった)スマホに向かって誰か友人らしき人間にしゃべってい

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    toronei 2016/09/17
  • 福島第一原発事故の精神的被害の補償について - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと

    なんか仕事が忙しくなってしまってこちらはしばらく放置していたんですが、こんなご時世だし活動報告ぐらいはしたほうがいいだろうと思い、ぼちぼちやることにしました。 で、5月16,17日と東京新聞の夕刊に記事を書いたんですが、半分ぐらいに削らねばならなかったので、こっちに元バージョンを載せておきたいと思います。 福島第一原発事故の被害補償について、現在さまざまな意見が述べられている。その中でも、最近になって精神的な被害の補償をどうすべきかという議論が見られるようになってきた。1999年にJCO臨界事故に巻き込まれた母の精神的被害(PTSD)の問題について加害者のJCOと交渉し、その後2002年から2009年まで損害賠償裁判を行った体験から、今回の事故の精神的な被害の補償をどうすべきかという点について、経過を説明した後に若干の私論を述べたい。 母はJCOの敷地から約80メートル、事故現場の転換試験

    福島第一原発事故の精神的被害の補償について - 核と萌えの日々〜ライター大泉実成のたわごと
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    toronei 2011/09/06
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