WING STAGEへ向かうと、先ほどまで雨だったのが信じられないくらい、いつの間にか上空は晴天に。陽射しは強いが、芝生の上の駆け抜ける風は涼しげで心地よい。やっぱり彼らに、雨や曇り空は似合わない。最高のシチュエーションで、杉山清貴＆オメガトライブの出番がやってきた。 ◆ライブ写真 本番前のサウンドチェックが終わると、もうこのまま始めちゃおうよと言わんばかりにメンバー全員がスタンバイ完了の状態で＜LuckyFes＞のジングルが鳴らされ、ドラムがカウントを刻む。大歓声の中で始まった曲は、今年の春から初夏にかけて開催されたバンドデビュー40周年記念ツアーでもオープニングを飾った「Route134」だ。 1980年代、まだ日本のポップスが"J-POP"なんて呼ばれるようになる以前から、数々のヒットソングを連発してきた杉山清貴＆オメガトライブ。その頃からの爽やかなイメージは今も変わることなく、この

ケツメイシ、「友よ ～ この先もずっと…」MVにダチョウ倶楽部。「完全にダチョウさんのPVになってしまいました（笑）」 2016年、メジャーデビュー15周年を迎えるケツメイシ。4月16日公開の劇場版クレヨンしんちゃんの最新作『映画クレヨンしんちゃん　爆睡！ ユメミーワールド大突撃』の主題歌「友よ ～ この先もずっと･･･」のミュージックビデオが公開された。MVには、ダチョウ倶楽部を起用、リーダー肥後の次女まで本邦初公開となっている。 テーマは“華麗なるリアクション芸と友情”ということで、ダチョウ倶楽部の芸を真正面からビジュアリックに撮影。さらに3人の間に垣間見える友情を描いた。珠玉のリアクション芸を寄りのスーパースローモーションで捉えた無駄にドラマティックで迫力の映像や、若き日の貴重な写真も差し込まれた、しかし観ているとダチョウ倶楽部の生き様を触れるような、そんな感動の映像だ。また滅多に見

うどんを食べるたび、頭の中にヒガシマルうどんスープのCMソングが流れ出す。歌っているのは知久寿焼。たまのメンバーとして下駄履きとおかっぱ頭でお茶の間デビューした彼も今や50代後半、輝く笑顔に欠けた前歯がチャーミングな素敵なおじさまとなっている。 この頃、筆者の周囲で20代若者によるプチたまブームが起こっている。「何故いま、たま？」と疑問に思うかもしれないが、現在の20代が子どもの頃といえば、ちょうど知久がNHK教育テレビで幾つもの楽曲を手掛けていた時期。彼の活動歴を調べ、そこに並ぶ子ども向け番組名を見て「あの歌声は……！」と感動を覚えた若者は少なくない。 たまは伝説的オーディション番組『三宅裕司のいかすバンド天国』の出演をきっかけに、奇抜なビジュアルと音楽で一世を風靡した4人組バンドである。1995年にヒット曲「さよなら人類」を歌った柳原幼一郎（Key）がソロ活動への専念のため脱退した後は

THE ALFEEが10月9日、10日の2日間、神奈川・横浜アリーナでの無観客ライブの模様を配信する＜2021 Summer 『Baby, Come Back!』＞を開催した。 ◆THE ALFEE画像 横浜アリーナは、彼らがこれまでにも夏の恒例イベントとしてライブを行ってきた思い出深い場所。新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となった今回の公演では、「今は大変な時期ではあるがそれをぐっとこらえ、やがて訪れるライブの日を共に待ちたい、そんな思いで作った曲です」と、7月にリリースされ55作連続TOP10入りを果たした最新曲「The 2nd Life -第二の選択-」のライブパフォーマンスも初披露された。 この公演をもってTHE ALFEEの総コンサート本数は2779本となり、グループ最多公演記録を更新した。高見沢俊彦は「無観客でやりましたけど、僕らとしては無観客ライブはこれを最後にしたい

杉山清貴＆オメガトライブがオリジナル・メンバーで再集結し、全国ツアーを回る。それがどれほど夢のような出来事か、あの時代を共に過ごした人間にしかわからないことかもしれない。活動期間わずか2年8か月、「ふたりの夏物語」「サイレンスがいっぱい」など80年代を象徴する大ヒットを残し、あっという間に時代を駆け抜けた伝説的バンド。2004年と2018年に限定的復活はあったものの、これだけ大規模なツアーはおよそ34年振りになる。しかもタイトルは＜杉山清貴＆オメガトライブ 2019 Last Live Tour＞。意味深なそのタイトルの真意は何か？　杉山清貴が語る。 ◆　　　◆　　　◆ ──このインタビューをしている時点で、ツアーは序盤の3本が終わったところ。調子はどうですか。 杉山：いやもう、むちゃくちゃ楽しいです。本当に楽しくて、終わるのがもったいないなと思ってます。 ──やっぱりあれですか。ツアー前

ニルヴァーナが1991年にリリースしたセカンド・アルバム『Nevermind』のアートワークでフィーチャーされた裸の赤ちゃん、Spencer Elden氏（現在30歳）が、あれは子供に対する性的搾取だったと、生存するニルヴァーナのメンバーおよびカート・コバーンの遺産管理団体、フォトグラファー、レコード会社らを告訴したという。 『TMZ』が入手した裁判文書によると、Elden氏は撮影時4ヶ月だったため、自身の写真がアルバムのジャケットに使われることを承諾するのは不可能だった上、当時の彼の法的保護者も同意していなかったと主張。性的搾取が阻止されることも彼が守られることもなく、これまで同様この先も生涯にわたり損害を被るだろうと、賠償金の支払いを求めているという。 Elden氏は、あの画像は“児童ポルノ”だとも言及し、バンドは性器をシールで覆うと約束したものの、それは現実のものにならなかったと主張

川本真琴が、You Tubeオフィシャルチャンネルにて、新曲「カートコバーンと両想いになりたいガール」のMVを公開した（https://youtu.be/nZOEWJTrgK0）。 このMVは、2021年2月23日に行われた自身初となる本格的な無観客生配信ライヴ＜宇宙の竜宮城と人魚＞からの映像を再編集した作品。演出・衣装・美術はSINA SUIENの有本ゆみこ、音響とミックスダウンを君島結が手がけた。生配信ならではのヒリヒリとする緊張感の中、名手・伊賀航のベースと川本真琴のヴォーカルのみという極限まで削ぎ落とされた大胆なアレンジと、有本ゆみこの手がける鮮やかな色彩の映像ディレクションが、現実と異世界を行き来する詩世界と相まり、「オルナタティヴ」でありながら「キュート」な感覚を持つ独創的な作品に仕上がっている。 本作を含む、公演の全編を再編集した映像作品『完全版・宇宙の竜宮城と人魚』も4月に

KANと秦 基博が、4月23日21時よりYouTubeで“謝罪会見”をプレミア公開すると発表した。 ◆KAN、秦 基博 画像 これまで、お互いの楽曲のカバーやライブでの共演などコラボレーションを数多く行っており、プライベートでも交流が深いというふたり。この日いったい何を“謝罪”するのか、秦 基博の公式YouTubeチャンネルから配信されるという会見をお見逃しなく。 KAN、秦 基博“謝罪会見” YouTubeプレミア公開 2021年4月23日（金）21:00〜 https://www.youtube.com/watch?v=ENUoVSi5fgE

大滝詠一が自身のレーベル「ナイアガラ」から発表した本人名義全作品の楽曲が、2021年3月21日より各音楽サブスクリプションサービスにて一挙解禁される。 今回配信される作品は、「君は天然色」「恋するカレン」「幸せな結末」などの代表曲をはじめ、「熱き心に」「風立ちぬ」「夢で逢えたら」といった提供曲のセルフカバー、更にはオリジナルアルバム未収録の音源等を含む全177曲だ。 また、大滝詠一が1981年3月21日に発表したアルバム『A LONG VACATION』の発売40周年を記念して、『A LONG VACATION 40th Anniversary Edition』が同2021年3月21日にリリースされる。本作の発売40周年を記念して、アルバム収録曲で大滝詠一の代表作でもある「君は天然色」のミュージックビデオを制作、本日3月3日より公式YouTubeで公開されることが決定している。「君は天然色

ザ・ビートルズの「イエスタデイ」が、史上最も稼いだ曲のトップ10に入った。英BBC4が先月28日（金）に放送したドキュメンタリー番組「ザ・リッチエスト・ソングス・イン・ザ・ワールド」の中で音楽の著作権から生まれる印税の仕組みを解説した上で、音楽史上最も稼いだ10曲を選出し、ポール・マッカートニーが作詞、作曲を手掛けた「イエスタデイ」が4位にランクインしている。 ◆ザ・ビートルズ画像 第1位に輝いたのはパティ・ヒルとミルドレッド・J・ヒルの姉妹が作曲した「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー」で、1990年以降ワーナー・チャペル社が著作権を所有し、同社は3000万ポンド（約42億4000万円）を稼いでいる。 また、ライチャス・ブラザーズの「ふられた気持」と「アンチェインド・メロディ」は著作権から多くの利益をあげており、それぞれ3位と5位にランクインした。 さらにザ・ポリスの1983年に発表した5

1999年、当時大人気だったオーディション番組『ASAYAN』からつんく♂プロデュースでデビューし、1年半という短い活動期間ながら、絶大なる人気を誇った太陽とシスコムーン。解散後、2009年にはトークライブと再結成単独ライブを行なったり（上海在住の本多RuRuは生中継や動画コメントで参加）、2015年には4人揃ってのトークライブを開催したりしてきたが、デビュー20周年となる2019年は、初のバンドスタイルでのライブを開催した。今回、その模様を収めたDVD／Blu-ray『太陽とシスコムーン 20th Anniversary Live Last & New Decade 2』が発売されるということで、小湊美和、稲葉貴子、信田美帆の3人にインタビュー。開催に至った経緯や舞台裏のエピソードなど、当時を知るファンにとっては貴重な話もたくさん聞くことができた。 ◆　　◆　　◆ ■今の私達の見せ方が出

■＜イナズマロック フェス 2019＞ 9月21日(土)　滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 9月22日(日)　滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 ※滋賀県立琵琶湖博物館西隣 多目的広場 開場12:00／開演14:00／終演20:00 (各日とも予定) ※雨天決行(荒天の場合は中止) ▼9月21日(土) 【LIVE AREA･雷神STAGE】※50音順 ARTIST：UVERworld / Da-iCE / 超特急 / 西川貴教 / 日向坂46 / ...and more PERFORMER：ギャロップ / 金属バット / トム・ブラウン / ハマカーン / ひょっこりはん / ミサイルマン 【FREE AREA･風神STAGE】※50音順 ARTIST：COLOR CREATION / たこやきレインボー / 東京力車 / THE BEAT GARDEN / revenge my LOST /

7月31日（金）発売となった『プレゼンス』『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』『コーダ（最終楽章）』のプロモーションのため、ジミー・ペイジが来日しているが、プロモーションの合間を縫って7月30日に戦後70年の節目を迎える広島市を訪問した。 ◆ジミー・ペイジ画像 1971年に初来日した際、ジミー・ペイジは「戦争は二度と起こしてはならない」「戦争を知らない私たちの心の中にも人類が原爆を落としたことへの恥ずかしさがある」との思いを語っていた。44年ぶりの広島再訪問となったのは、来日のプロモーション日程の過密スケジュールの中で、ジミー・ペイジ本人が広島市を訪れる事を決定した事で実現したものだ。 ジミー・ペイジは来日目前にも以下の様なコメントを発していた。 "It was a moving experience visiting Hiroshima the first time in 1971, an

4月に60歳の還暦を迎えた西城秀樹と日本を代表する音楽評論家伊藤政則の異色ともいえる対談「ヒデキカンレキ！スペシャル　全盛期ライヴ映像大特集」が、6月6日に放送される。 ◆西城秀樹画像 西城秀樹と言えば、絶叫型と言われるヴォーカルスタイルにいち早くマイクアクションを取り入れ、数多くの日本人ヴォーカリストに多大な影響を与えたロックシンガーの先駆者でもある。この番組は、還暦記念で発売される過激なライヴパフォーマンスが収められた9枚組DVDBOXを紹介しながら、同年代の伊藤政則が西城秀樹に1970年代のロックについてインタビューするというスペシャル番組だ。同じ時代にリアルタイムでロックを実体験した2人の貴重な話が数多く飛び出すことになる。 1972年デビューを果たした西城秀樹は、地元広島でロックバンドを結成し活動していた。伝説のレッド・ツェッペリンの1971年広島公演も体験しているという。ベンチ

ブリーフ＆トランクスが、3月21日に発売するベスト盤『ブリトラBESTバイブル』よりアルバムリード曲となる”コンビニ（20周年バージョン）”のアルバム告知用ミュージックビデオを公開した。 ◆ブリーフ&トランクス 『ブリトラBESTバイブル』アルバム告知用ミュージックビデオ 本アルバムは1998年～2000年の曲は全曲再録音というベストアルバムのくせにフレッシュな音源を採用し、アルバム同様にミュージックビデオもセルフカバーにて新たに制作。アルバムリード曲の”コンビニ”は1999年のリリース時はもちろん、発売10年後に動画サイトでも話題となった楽曲だ。 ”完コピ”をコンセプトに作られたミュージックビデオはヒロインにだいたひかるを迎えるところから19年前を再現し、4:3の画角で製作。撮影の空き時間には昔話に花を咲かせた。更に、今回エキストラのヤンキー役で出演したお見送り芸人しんいちは、ブリトラフ

藤井隆が、自らが主宰する音楽レーベル「SLENDERIE RECORD」から2017年発売予定のニューアルバムから先行配信シングルを発表した。 ◆藤井隆 画像 2016年11月27日に恵比寿ガーデンホールで開催された＜SLENDERIE RECORD MUSIC AWARD＞で初披露され話題となった「守ってみたい」が満を持して2017年1月4日より配信開始となった。 2016年12月に配信した「プラスティック・スター」に続き、NONA REEVES、オリジナルラブ、FPMなどの作品に参加している、冨田謙作曲プロデュースとなっている。 「守ってみたい」 2017年1月4日（水）iTunes、レコチョクで先行配信開始 作詞：藤井隆　作曲・編曲：冨田謙 ［iTunes］ https://goo.gl/Kzma6z ［レコチョク］ http://recochoku.jp/album/A100578

ピコ太郎の公認コスチュームがドン・キホーテにて2種類発売されることが決定した。 ◆コスチューム画像 まずはドンキホーテ渋谷店ハロウィン特設会場にて限定販売されていた「ピコ太郎パーティーコスチューム」。これは以前に発売されていたシャツ、ズボン、ストールの3点セットにカツラがプラスされグレードアップしたもの。12月17日（土）より全国のドンキホーテのみで販売される。 もうひとつはピコ太郎が着用しているブランドとタイアップした「正真正銘ピコ太郎の衣装」。こちらはピコ太郎の衣装に記載されていたブランド連絡先に連絡をとり、この衣装の製作企画が始まったという繊細で手の込んだ衣装だ。ドン・キホーテで購入できるが、限定された店舗のみでの販売となる。 これからやってくる忘年会、新年会での必須アイテムとも言えるこのコスチューム。楽しい年末をピコ太郎のコスプレで楽しく過ごしてみては。 販売情報 ・ピコ太郎公認　

ピコ太郎が12月10日（土）、ラゾーナ川崎プラザで自身初のリリースイベントを行った。 ◆イベント画像 初のフリーライブ開催ということで、ピコ太郎を一目見ようと会場にはイベントが始まる前から溢れんばかりの人が集まり、ピコ太郎が登場すると大歓声が巻き起こった。大人数のファンを前にしたピコ太郎は「こんなに日本人がいたんですね！ローマのコロシアムみたい！」と“世界”のピコ太郎らしいたとえで会場を笑わせた。 そしてライブがスタート、1曲目から彼の代表曲である「PPAP（ペンパイナッポーアッポーペン）」で会場のボルテージを上げた。その後、リリースしたばかりのアルバム『PPAP』の中からイベント初披露の新曲などほぼノンストップで歌い上げた。最後にはクリスマスにちなみ、豹柄のサンタの帽子を身に着け、「PPAP「ロング」バージョン」を披露。ピコサンタからの歌のプレゼントに、会場に集まった観客は興奮冷めやらぬ

YONA YONA WEEKENDERS、7/24発売『LIVE』から新録4曲が聴けるメンバーオフショット・トレーラー公開

ポール・マッカートニーは、ザ・ビートルズが解散した後、激しく落ち込み、しばらく酒浸りだった時期があると明かした。 ◆ポール・マッカートニー画像 ポールはBBCラジオ4のスペシャル・インタビューで、当時の様子をこう思い起こした。「ザ・ビートルズの後、自分は何をすべきか見つけるのは大変だった。どうやってあれに続けっていうんだ？　僕はうつ状態だったよ。君だってそうなるだろう。生涯にわたる友人たちと別れ、自分が音楽を続けるのかもわからなかった。だから、僕は酒に走った」「最初はよかった。そして突然、楽しくなくなったんだ。上手く行かなかった」 そして、当時の奥さんリンダの「しっかりしないと」という言葉に励まされ、ウイングスを結成することにしたという。「僕らはひどかった。いいグループではなかった。“リンダはキーボードをプレイできない”って言われていた。それは本当だった。でも、ジョンだって（バンドを）始め