米国勢調査局が2017年3月28日に発表した、2020年度の国勢調査(センサス)の計画で、当初予定されていた「性的指向と性自認」の項目が削除されていると判明。LGBTQの人々の存在を消そうとする動きだとして批判されています。 詳細は以下。 BREAKING: Trump Administration Omits LGBTQ People from 2020 Census | Out Magazine 米国の国勢調査は1790年に始まり、以後10年ごとに実施されています*1。Out Magazineのことばを借りれば「話す言語から家の配管設備まで」事細かなデータを集めてきたこの調査ですが、性的マイノリティに関しては同性カップル世帯についてしか調査されていません。それすら必ずしも正確な統計とはなっていないようで、たとえばNational LGBTQ Task Forceによれば、これまでの米国
(2020/12/10 追記) この記事で行なった議論を大幅に改訂したものを、晶文社スクラップ・ブックの連載で発表した。どちらかといえば、この記事ではなくそっちを参照してほしい。 s-scrap.com 近年、「学問は役に立つのか?」「人文学を学ぶ意味はあるのか?」「利益を上げない学問に税金を投入する意味はあるのか?」みたいなことが言われることが多くなっているような気がする。大体の場合、やり玉に挙げられるのは人文学や文系の科目全般だったりする。 私は学生時代に人文系の学問を専攻していたし家族にも人文系の大学教授がいるのでわかるのだが、人文系の大学教授の大半は、「人文学は役に立つのか?」あるいは「お前のやっている学問は何かの役に立つのか?」ということを問われると憮然としたり心外だと言わんばかりに憤ったりする。それで「役に立つかどうかという理由で学問をやっている訳ではない」「何かの役に立つから
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