僕が会社を辞めて自分の仕事を始めようとした時、間違えかけたことのひとつに、顧客のニーズに寄り添おうとしなかったということがある。 今朝、大好きなIan Sandersさんの記事を読んでいて、そのことがわかりやすく書いてあって深く頷いた。 彼はコペンハーゲンにある落書きだらけの小さなバーレストランについてこう書いている。 この店はどんな賞ももらったことはない。 この店はモノクル・マガジンに掲載されたことはない。 この店は超クールなデザイン会社がつくったかっこいいロゴがあるわけではない。 Tiwtterアカウントもたぶん持っていない。 正直に言うと、ちょっと雑な店に見える。 (中略) だが、こういった店のオーナーは彼らの顧客を知っている。 ”WOW Factor”*1がなくても、いかすロゴがなくても、彼らの町の顧客が、彼らのお店のドリンクとスナックを買ってくれることを知っている。 それが彼らに