ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (28)

  • 新型コロナとの戦いは人間の弱さとの戦いかもしれない。 - Everything you've ever Dreamed

    午後3時、在宅で働いていると社長から連絡があった。話を要約すると、「弊社従業員の家族の近くで新型コロナ感染者が出て、現場が混乱している。クライアントの信頼を失って、担当事業部長が対応に苦労しているから手を貸してくれ」 午後4時現着。現場は弊社が事提供を行っている施設。対応している弊社事業部長に話を訊く。今朝出勤してきたパートスタッフ(女性)の「飲店で働く父親の同僚が検査の結果、新型コロナに感染した。父親に濃厚接触の疑いがある」という話を現場責任者から報告を受け、当該パート(症状なし)を家に帰らせるよう指示をしたあと、速やかにクライアントに連絡を入れたとのこと。 対応は間違っていない。当該パートは厨房従事者用の駐車場で帰宅させたので施設内には入っていない。厨房内の拭きあげ消毒作業も終えている。なぜこれがクライアントの信頼を失う結果になるのか、わからなかった。後に確認ミスが発覚する。今振り

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    torus1 2020/04/16
  • 平均年齢70.4才、働き方改革の届かない場所。 - Everything you've ever Dreamed

    スタッフの平均年齢が70才を越えているのは知っていた。ウチの会社で事提供を受託している、とある老人ホーム(大型)の厨房スタッフのことだ。最年少で64才。ホームの利用者と変わらない。代理の長として(半年前に事業の長が病で倒れた)現場を訪れて、事提供の様子を観察してみると、ユニフォームがなければ、どちらが入居者かわからない。スタッフはよくやってくれていて、感謝しかないが、数年後を考えると頭が痛くなる。すでに、スタッフ高齢化の影響は出始めている。人員は常にギリギリで、体調不良等でシフトに穴が開くことが増えている。 世の中は人不足で、募集をかけても反応は鈍い。元々、老人ホームの厨房は人が集まりにくい傾向があって、直近の当老人ホームの募集は相当の費用をかけたが反応はゼロであった。働き方改革といわれるように全体的に就業条件が向上している、失業率も改善している、よろしくない仕事は選ばれずに淘汰されて

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    torus1 2020/02/21
  • 子は親の介護をするために生まれてくるのか。 - Everything you've ever Dreamed

    地球が太陽の周りを50回まわる前に自分が生まれた意味を知ることが出来た。生を与えられた意味を知ることも出来ずに、命を終える人も多い。だから僕は内容は別として己の生まれた意味を知ることが出来たという事実を今は喜びたいと思う。 ここ一ヵ月ほど実家に住む母を避けていた。70代後半になる母の介護問題を回避するためである。11月某日。母から「隣の家が滝なのよ。滝なのよ」「隣りの屋根から水が湧いているの」「川が流れている」という連絡があった。海外のレスキュー番組のような鬼気迫る声色。空を見上げると澄みわたるような秋の晴天。赤トンボの編隊はいない。次の秋へ飛んでいってしまっている。秋空を見上げる僕のなかで点滅していたのは介護の2文字。途端に寂しくなった。夕焼、小焼の、赤とんぼ。40年前。幼稚園からの帰り道。一緒に赤とんぼの歌を口ずさんだ母はもういない。今の母は執拗に電話で、滝なのよ、滝なのよ、と繰り返す

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    torus1 2019/12/16
  • 若手に頼みごとをしたら「これは仕事ですか?」と言い返されました。 - Everything you've ever Dreamed

    人間は自分の聞きたいことしか聞かない生き物だとあらためて思う出来事があった。隣の部署に所属する比較的若手の社員が、以前から交際していた女性と結婚すると報告してきたのだ。挙式はやらないらしい。で、同僚の皆さまと飲んでいるとき、ささやかながら彼のお祝いのパーティーをやろうではないか、来月12月は忘年会もあるから11月中に、という話になり、賛成する強い理由はないが、反対する理由も特にないので、なんとなく、いいね、いいねと中ジョッキを傾けていたら、どうぞ、どうぞ、って感じで幹事になっていた。 数日後、「祝!比較的若手氏結婚!」と毎日顔を合わせている社スタッフ全員にパーティーをアナウンスした。比較的若手氏には社メンバー全員に声をかけると告げた。大失敗であった。「申し訳ないですが…」といって欠席表明する人が続出したのだ。寂しい気持ちになった。なぜ、仲間の門出を喜べないのか。ワン・チームじゃないのか

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    torus1 2019/11/15
  • 「安易な値下げは己の価値を下げているだけ」という話をしたけど各方面で聞く耳を持たれませんでした。 - Everything you've ever Dreamed

    昨日、昼を買うために訪れたコンビニで競合他社の営業マンに会った。何回かコンペで顔をあわせるうちに、情報交換をするようになった人物で、年齢は僕と同じ。挨拶をして「最近どうよ」的な軽い話のはずが「仕事のやり方」という少々ヘビーなものになってしまう真面目な僕ら。彼は、採算が取れるギリギリか、もしかしたらアウトまで(推測)値引きをして商談をすすめることがよくあった。僕は「おいおい大丈夫かよ」と笑っていたけれども、とある見込み客との商談の中で、彼の会社安すぎない?、という話題になった。そして、彼のヤバい値引きのおかげでウチの業界自体の価格帯がヤバいレベルまで下がっていると思われていることを知った。ウチは違う。あそこは特別なんです!僕は自分の利益のために釘を刺すことにした。 「安易な値下げっていうのは営業マン自身の価値を下げているのと同じ。業界自体の価値をあげていかないと疲弊するだけっすよ。営業の仕

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    torus1 2019/10/23
  • 痴情最大の侵略がきつすぎる。 - Everything you've ever Dreamed

    まだ暑かった時期に送られてきた一枚の画像が僕を悩ませている。生後数か月と思われる女児の画像。文面は「かわいい」のみ。送り主は今世紀初頭に僕とチョメチョメな関係にあった女性(メールのタイトルに名前が記されていた)。生きていれば現在40代前半。彼女が今どこで何をしているのか僕は知らない。この文章を書く前に共通の知人へ彼女の現状をたずねるメッセージを送ったので近いうちにわかるはずである。 女児の画像は僕へのリベンジだと考えた。「私はこんな可愛い子供に恵まれて充実した人生を送っている。あなたはどうですか?」という冴えない人生を送る僕にジェラシーを起こさせるようなメッセージ、あるいは「あなたのような人物が我が国の少子化に拍車をかけている」というバンクシーの作品のような批評性のあるメッセージ。そういった強いメッセージを画像にこめて僕を追い詰めようとしているのではないかと。もしくは、僕の精子、あの目に見

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    torus1 2019/10/10
  • 逃げ場所のない僕らはポエム化するしかない。 - Everything you've ever Dreamed

    小泉進次郎議員の大臣就任後の発言が「まるでポエム」と批判されている。学生生活の一時期(一週間ほどだが)オスカー・ワイルドを崇拝し、萩原朔太郎さんの「月に吠える」に憧れ、詩人を目指したものの周囲から「ポエムというよりはペテン」と酷評されて挫折した苦い経験を持つ僕からすれば、意図せずとも発言がポエムと認識される小泉議員のナチュラル・ボーン・ポエマーぶりには嫉妬しかない。しかも、いつのまにか脇にはなんとなくクリステル。確かに大臣になってからの議員の一連の発言「気候変動はセクシーに取り組む」「30年後は何歳かな」「私ノドグロ大好きなんですよね」はピントのあっていないものばかりではあるが、これをポエム(詩)と呼ぶのはポエム界を愚弄していると言わざるを得ない。それに今振り返っても議員の「ノドグロ大好き」と僕の「風俗の風が吹いている」にポエムとしての完成度に差があったとは到底思えない。 世間様の小泉議員

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    torus1 2019/10/03
  • 車を買いました。 - Everything you've ever Dreamed

    車を買った。身分不相応だけど新車である。家族の同意を得るのに費やした時間と苦労を想うと真夏の太陽がにじむ。大きな買い物には家族の同意は不可欠。もし家族の同意なく車を買ったら…のちにこの身に降りかかる災厄を想像するだけで恐ろしい。 奥様がなかなか首をタテに振らなかった理由は「まだ動くのに?要らないよね」というシンプルなもの。たとえば僕が使っているものを刷新しようとするとき。彼女は壊れにくさを重視して「まだ使えるよね」「いけるいける」と軽い感じで聞き流し、あっさり却下。おかげで電気式シェーバーの替え刃を改めることが出来ず、毎朝、肌をキズつけては血を流している。一方、奥様ご自身が主に使用するモノについては、壊れていなくても、光の速さで新調および刷新する。数年前、奥様のセレクトで購入した全自動洗濯機や冷蔵庫は、「色がちょっと気に入らないんだよね」「新型は電気使用量が少ない」という理由であっさりと新

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    torus1 2019/08/09
  • 大川竜弥氏と飲んでます。 - Everything you've ever Dreamed

    神奈川県の隅っこまで僕を訪ねてきてくれた日一インターネット見かける男/大川竜弥さんとHagex氏を偲んで飲んでます。日6月24日は彼の命日なんですよ…。彼が考えていた悪巧みをどう実現するか、二人で高知産トマトを肴に相談しております。(所要時間1分)

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    torus1 2019/06/24
  • 「私を病人扱いすると問題になりますよ?」と部下に言われた。 - Everything you've ever Dreamed

    仕事中に居眠りしてしまう新人君を預かって一か月になる。居眠りというかガチ寝。彼は隣の部署(管理部門)の人間なのだが、ボスの「環境を変えれば、改善するかもしれない」という思いつきの一言により我が営業部に研修という名目で期間限定で在籍している。期限の7月末までが長い。長すぎる。居眠り新人君こと眠狂四郎には、営業事務と企画立案をやってもらっているのだけれど、かなり仕事が出来る人間であることがわかった。書類作成も迅速で無駄がなく、企画案も予算と目的をとらえたきっちりしたものを拵えてくる。「もしかしたらこれはとんでもない逸材かも…」と認識を改めている。 車で外出する際は、眠狂四郎にハンドルを任せると必殺居眠り運転を繰り出してかなり危険なので、僕が運転をするようになった。眠狂四郎は出かける際、ホワイトボードに行先を書き、それから車のキーを僕のもとに持ってきてくれるのだが、何も言わずに僕のデスクにベン!

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    torus1 2019/06/12
  • 「子供が欲しいから離婚してくれ」に正義はあるのか。 - Everything you've ever Dreamed

    女性タレントが二十歳以上も年下の旦那との離婚を自身が出演しているテレビ番組で発表した。離婚の決め手になった理由は、旦那さんが「自分の子供が欲しいから」だそうである。子供が欲しいのであれば養子縁組などの方法もあること、女性タレントは50代なので、出産を考えるのは現実的には難しいこと、関係が冷めて、それらを承知したうえでの「自分の子供が欲しいから」は、離婚の理由としては、関係修復の可能性を否定する以上に、ひたすら重いだけで、ひどく残酷に思えた。 僕も子供がいない。今、45才で生殖能力の問題もあるので、養子をもらうようなことがないかぎり、自分の子供を持つことはないだろう。女性タレントの旦那が血の繋がった自分の子供が欲しがる気持ちはなんとなくわかる。オスの能なのかな、何も残さずに死んでいくのは、ちょっと寂しいものがあるからだ。知人友人たちの多くはインスタやフェイスブックに子供との楽しそうな瞬間を

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    torus1 2019/05/20
  • やりきった仕事だけが奇跡を起こす。 - Everything you've ever Dreamed

    自分なりにベストを尽くし、納得した仕事や研究が出来たと思っていても、期待通りの結果が出ないときがある。そんなとき、いったいどうやって己を納得させて、やり過ごせばいいのだろうか。 僕は、営業職なので、「いい仕事が出来た」と胸を張れるような企画を立てたり、相手のニーズに応えられるような提案しても、競合相手に負けてしまったり、予算をこえてしまったり、担当者と合わなかったり、その他の要因で成約に至らないときがある。酷いものになると、「トップの友人が競合他社にいるから」という理由でほぼ勝ち取っていた案件をひっくり返されたこともある。あのときは地獄だった。「ほぼ内定と言っていたのにひっくり返されるとは何事だ。つーか内定自体が嘘だろう。お釈迦様は騙せても俺の目はごまかせねえ。相手のトップの名前が免罪符になるとでも思っているのか、馬鹿者!」と上司から言われ、その夜、中ジョッキを15杯ほど自棄飲みしたもので

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    torus1 2019/05/18
  • 僕の子供が宿題拒否不登校ユーチューバーになったら。 - Everything you've ever Dreamed

    「不登校は不幸じゃない」10歳のユーチューバー 沖縄から世界に発信「ハイサイまいど!」(琉球新報) - Yahoo!ニュース 宿題拒否不登校ユーチューバー(沖縄在住/10才)が物議を醸しているけれど、別にいいんじゃないか、というのが僕の感想である。これは「いろいろな生き方があること」「今の世の中に感情のはけ口があること」に対しての限定された「いいんじゃないか」である。プラスでも、マイナスでもない。もし、彼が自分の子供だったら「もっと賢いやり方があるだろう」と助言くらいはする。知人の子供だったら「申し訳ないけど僕に近づけないでくれ」とお願いする。だいたい、僕の子供ならば彼よりもずっと賢…いや、僕の子供時代に近い思考と性格と能力を持っているであろうから、かつての僕がやったように宿題をちゃちゃちゃっと瞬殺して学校で友達と遊んでいるはずであるが。 そもそも、他人の子供、それも僕の住む神奈川県から遠

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    torus1 2019/05/09
  • 時代が変わっても芽生えてくる生きづらさの蕾について - Everything you've ever Dreamed

    平成から令和になった瞬間、世間ではお祭り騒ぎをしている方々もいたようだが、我が家は就寝中であった。奥様はガチ寝。僕はウソ寝。なぜ僕がウソ寝をしていたのか。平成最後の夜に、平成という時代を自分なりに総括しておきたかったのだ。奥様は「元号が変わるだけでしょう。あたしはあたしだから」などと化粧品のCMのようなことを言っていた。僕は、時代の変化に対して不感症な奥様に合わせて、布団に入っただけである。当は渋谷で若者たちと「平成!女子大SAY!令和!東洋英和!」と大騒ぎしたかった。 僕にとって平成は生きにくい時代だった。僕だけではない。平成を通じて、多かれ少なかれ生きにくさを感じていた人は多いのではないか。平成の30年間で、世の中は便利になる一方であったはずなのに、なぜ、僕らは生きにくさを感じてしまうのだろうか。そして生きにくさのつぼみは、日々芽生えているように見える。令和は皆にとって、生きにくさの

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    torus1 2019/05/07
  • 部下が退職しました。 - Everything you've ever Dreamed

    若手のホープから、仕事のやり方に注文をつけられてしまった。彼の言葉を借りれば「リスペクトに欠けていてビジネスライクすぎる。冷たすぎる」。昨夏、ベテランが辞める際、慰留もせずあっさり辞めさせたこと、従来のやり方を急激に変えてしまったことに不満があるらしい。ビジネスライク、冷たすぎる…今、ホープ君の言葉が重く僕の胸に刺さっている。 ホープ君から誘われて飲みに行った際、「アレは茶番すぎます」と言われた。アレとは今年5月の黄金週間10連休への対応のこと。我が社は原則10連休だが、顧客対応のため、中三日、誰かひとり出勤しなければならなくなったのだ。公平に、くじ引きを行うことになり、僕がクジをつくった。紙を長細く切断して、当たりの1の先端をマジックで赤く塗った。部長特権で僕が最初にクジを引き、目論見通り、当たりクジを引いた。スタッフには楽させてもらっているので、連休くらいは、僕が出勤すればいい。どう

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    torus1 2019/03/13
  • 元給食営業マンが「一食2673円」高すぎると話題の横浜市「ハマ弁」を考察してみた/2019年冬 - Everything you've ever Dreamed

    こんな記事を見た。 www.kanaloco.jp 横浜市の市立中学校の希望者向け配達弁当「ハマ弁」1当たりの公費負担額が2017年度で2673円だったそうである。2016年は1あたり6313円だったので1あたり3640円分、改善されたとみるべきなのだろうか。利用率は17年度末時点は1.3%で、年間の利用は17万7786(16年度4万7825)。市が負担した4億7515万9千円(16年度3億192万円)を総数で割ると上の単価になるわけである。(参考 給かわり「ハマ弁」1に市費6千円 横浜、16年度:朝日新聞デジタル) 導入時の前提、利用率20%で公費負担113円というのがおかしいという指摘もあるが、僕はあえて、その前提がそれほどおかしくない、というエクストリームな視点でこの文章を書いてみることにする。 元給営業マンが話題の16000円の高すぎる学校弁当「ハマ弁」を考察し

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    torus1 2019/02/25
  • 食品業界の片隅にいる僕が「飲食店アルバイト不適切動画」問題について全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

    またアホがやらかしたのか、という感想しかないけれども、飲店やコンビニのアルバイトスタッフによる不適切動画が話題になっている。法的な措置を取るところも出てきている。問題への反応も、立場によって「なんでこんなことやるんだ」というモラルの欠如、「口に入れるものなのに汚い!」という衛生管理問題、「アルバイト頼みの歪んだ職場環境のせいだ!即刻非正規スタッフを正規雇用へ!」という労働問題、「こういうことでしか表現できない…むしろ彼らは被害者です…」という心の闇問題、等々、さまざまで興味深い。僕が興味深いのは、いろいろな立場の人が、問題を解決するというよりは、自身のフィールドに落とし込み、かねてからの主張の材料にしているようにしか見えないところである。 僕は品業界に身を置いている。いつ、このような不適切動画の当事者になるかわからない立場だ。だから、仕事と思って比較的冷静に不適切動画を見ることができて

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    torus1 2019/02/13
  • 「頑張ったけどダメでした」が会社を滅ぼす。 - Everything you've ever Dreamed

    一応、営業部長なので、良い報告だけではなく、失注や辞退といった、悪い報告も聞かなければならない。不思議でならないのは、案件を失ったとき、コンペで負けたとき、「ベストを尽くしましたが残念ながら4社中2位でした」「頑張りましたが僅差で負けました」という謎のギリギリな敗戦報告をしてくる人が多いこと。「すごいなー。全力を出しても負けたんだ!」と言いたくなるのを押さえながら、順位や僅差の根拠を求めると、「先方の担当者が『今回は残念ながら…』『次点でした…』と言っていたので…」などとモゴモゴ言うばかりで心もとなかったりする。相手が、社交辞令やお世辞を言っているとは考えないのだろうか。失注した全会社が2位になってると思わないのだろうか。随分と育ちがいいのだね。 意地悪はさておき、「頑張ったけど」「全力で挑みましたが」という敗者の弁こそが会社をダメにする元凶なのではないか。大げさではなく、そう思っている。

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    torus1 2019/01/12
  • とあるブロガーたちへの鎮魂歌 - Everything you've ever Dreamed

    「最初は、小銭が稼げればいい、それくらいの軽い気持ちだった。だから、始めたきっかけも忘れてしまった。ある日、僕は自分の身の回りや会社での出来事をただ綴っているだけのブログに広告を貼った。思ったよりカネになった。そのことをブログやツイッターに書くと、スゴい羨ましいと言われた。嬉しかった。より目立つところに、より大きな広告を貼った。もっと大きなカネになった。会社で働くのがバカバカしくなった。ツイッターやブログで収益を発表すると、より多くの人がスゴいと褒めたたえてくれた。超嬉しかった。金額が多くなれば多くなるほど褒めてくれる人は増えた。スゴいスゴいスゴい。勉強やスポーツでもパッとしなかった青春。学校や会社での、うだつのあがらない人生。成功者たちを指を咥えて眺めているだけの時間。アイキャンフライ!そんな今までの僕に別れを告げるときが来たのだ。雑記ブログといういい加減な言葉を免罪符に、いかに広告を見

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    torus1 2018/11/29
  • すべての言葉はクソリプ。または「アンチが湧いた」という自己防衛テクニックについて。 - Everything you've ever Dreamed

    ツイッターなんてもはや面白くも何ともないけれど、「アンチが湧いた」という呟きを見かけたときだけは、今でもちょっと面白い。自尊心、虚栄、弱さ、それらのミックスを見せつけられて、こちらが恥ずかしくなってしまうからだ。「アンチが湧いた」とは「ワタシは人気者。この絶大な人気にともない、アンチというマイナスの副産物が発生するのはしょうがないよね」などとアンチを嘆くポーズを決めつつの、人気アッピールである。 「人気者にはその人気相応のアンチがあらわれる」 なるほど、然り、と頷いてしまいそうだけれど、はたしてそうだろうか。僕のように自己評価がきわめて低い人間には特に顕著だが、自分に否定的な意見が大量に発生したときに「ワタシは嫌われているのではないか。もうダメだ…」という希死念慮にとららわれてしまう。否定的な意見は、肯定的な意見よりも言葉が強いものになりがちであるし、ヤクザがそうであるように、まともなトー

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    torus1 2018/10/25