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  • 太らない生活 2014

    Sports Graphic Number Do 2014 Early Summer 太らない生活 2014 2014年5月26日発売 CONTENTS あの人の太らない生活 葛西紀明 松重豊 前田美波里 アンジャッシュ渡部建 ブラックマヨネーズ小杉竜一の太ってしまった生活 ゆる断入門 5:2ダイエットとは? 超高血圧編集者の 「5:2ダイエット」1カ月挑戦記 ゆる断日の“タイプ別”お手軽レシピ “元”成功者の懺悔 やしろ優 「1カ月で8kg痩せたんですが……」 8時間ダイエットとは? メタボ予備軍編集者の 「8時間ダイエット」2週間挑戦記 空腹どうやって紛らわせてますか? 1日3は正しいのか? 「2泊3日 気断」座談会 太らない生活最前線2014 挫折経験者は必読! 糖質制限に失敗しないための4つのヒント カリスマトレーナー直伝! 効率よく痩せるトレーニングメソッド ディテール

    太らない生活 2014
  • ボクシング興行を続けることで男は何を損なったのか?~『浪速のロッキーを<捨てた>男』~(幅允孝)

    「必ず世界チャンピオンになれる、連続KOの物凄いボクサーがおるんです」 それが、津田博明の売り込み文句だった。大阪の西成の下町で、タクシーの運転手をしながらボクシングジムを興し、のちに井岡弘樹、山口圭司、高山勝成という3人の世界チャンピオンを輩出したグリーンツダジムの創始者、津田博明。彼の評伝でありながら、ボクシングの裏側にある過酷な現実、そして、それを「プロモート」することが、どんな富やリスクや痛みを伴うのかをあぶり出す傑作が誕生した。 津田博明をボクシングの檜舞台に連れ出したのは、さして期待されていなかった不器用なボクサー「浪速のロッキー」こと、赤井英和だった。そう、あなたが俳優として知っている彼である。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 277文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、

    ボクシング興行を続けることで男は何を損なったのか?~『浪速のロッキーを<捨てた>男』~(幅允孝)
  • <いつ飲む?何飲む?どう飲む?> サプリメントガイド ~コンビニでゆる断食編~(林田順子)

    太っている人や、やせられない人は常に血糖値が高い状態。だから血糖値がちょっと下がるだけでおなかが空くし、べないと我慢できない。血糖値が高い状態じゃないと耐えられないんです。その体を低血糖に慣れさせるための方法が断です。 ただし格的な断は専門家の管理の元でやらないと危険な専門性の高いものです。日常の中でやるのであれば、カロリーの調整という意味での“ゆる断”がおすすめ。一番手軽なのは、1週間単位でカロリー調整をするもの。もちろん毎日カロリー調整をするのが理想ですが、飲み会や接待だってある。だからまっすぐ家に帰れる週1~2日だけ、ぐっとカロリーを絞る日をつくって、1週間のなかで収支を合わせる。そうすることでほかの日にオーバーしたカロリーをチャラにするわけです。 ゆる断に活用したいコンビニ。 ただし朝・昼はある程度べないと日中の活動の質が落ちてしまうんですね。焦点をあてたいのは晩ご飯

    <いつ飲む?何飲む?どう飲む?> サプリメントガイド ~コンビニでゆる断食編~(林田順子)
  • シャビ&イニエスタ。パスサッカーを完成させる最強の頭脳。(松本宣昭)

    EURO2008、W杯2010、EURO2012と主要大会を三連覇しているスペインの主力は、バルセロナでもチームメイトのシャビ(左)とイニエスタだ。 相手に厳しく体を寄せられても、何わぬ顔でパスをつなぎ、ゴールマウスにボールを届ける。なぜ、シャビとイニエスタは僅かな時間とスペースの中で、あれだけ正確にパスをつなげられるのか。頭の中を覗いてみたい。 バルセロナやスペイン代表のパスサッカーを目にした人ならば、一度は感じたことのある願望に挑戦したテレビ番組がある。『NHKスペシャル ミラクルボディー』のチーフ・プロデューサーを務める中村直文氏は、彼らの脳に注目した理由をこう語る。 「バルサのカンテラ(下部組織)では、選手をスカウトするときに、サッカーにおける頭の良さを重視しています。その象徴がシャビとイニエスタです。彼らは決して体が大きくないのに、バルサに不可欠な存在となっている。脳科学の分野

    シャビ&イニエスタ。パスサッカーを完成させる最強の頭脳。(松本宣昭)
  • オシムが語る新生アギーレジャパン。「本田、岡崎が常にレギュラーでなく」(イビチャ・オシム)

    日本代表監督のカリスマがサッカーの現在を深く洞察する メルマガ「イビチャ・オシムの『オシム問答』」。 最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします! ▼Lesson.87 目次 【1】 〈今週の「オシム問答」〉 「アジア杯で田だけのチームでないことを示す必要がある」 【2】 〈今週の「オシム問答」〉 「漫然と試合をこなしていては何の意味もない」 【3】 〈オシム、日ワールドカップを語る〉 「ザッケローニのベースにはコレクティビティがあった」 【4】 〈オシムの教え〉 「ドルトムントは香川がいるといないでは、全然違うものになる」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 〈今週の「オシム問答」〉 「漫然と試合をこなしていては何の意味もない」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ――日本代表はこれからどう

    オシムが語る新生アギーレジャパン。「本田、岡崎が常にレギュラーでなく」(イビチャ・オシム)
  • 福西崇史が語ったアギーレJ初陣。「柴崎に大きな可能性を感じる」(福西崇史)

    日本代表ランチサッカーの現在を赤裸々に語る メルマガ「福西崇史の『考えるサッカー』」、 最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします! <目次> 【1】《日本代表》いきなり余談(1) ~ ソックス上げる派? 下げる派? ~ 【2】《日本代表》いきなり余談(2) ~ 紐だけ●●●●? ~ 【3】《日本代表》いきなり余談(3) ~ できれば何も巻きたくない ~ 【4】《日本代表》ウルグアイ戦・ベネズエラ戦レビュー(1) ~ アギーレの反応を探り続けた2試合 ~ 【5】《日本代表》ウルグアイ戦・ベネズエラ戦レビュー(2) ~ 柴崎に感じる大きな可能性 ~ 【6】《井戸端後記》雑談と反省と次号予告を兼ねた編集後記 ~ いろいろ連絡事項 ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆ 【4】《日本代表》ウルグアイ戦・ベネズエラ戦レビュー(1) -------

    福西崇史が語ったアギーレJ初陣。「柴崎に大きな可能性を感じる」(福西崇史)
  • コートジボワール対策は完璧?日本の未来を掴むW杯が遂に始まる。(矢内由美子)

    アフリカ大会を経験し、今では代表の中心的存在となった長谷部誠、田圭佑、長友佑都。コートジボワール戦で、日のスタイルが世界に通用することを証明してほしい。 アルベルト・ザッケローニ監督が5月12日に23人のメンバーを発表してから1カ月。日本代表は指宿でのフィジカルトレーニング、米フロリダ州での時差調整、暑熱対策、そして計3試合の強化マッチを経て、番の舞台ブラジルで最終調整を行なってきた。 5回連続5度目のW杯。日のグループリーグ初戦は6月14日午後10時(日時間15日午前10時)キックオフとなる。相手は3回連続3度目の出場となるコートジボワールだ。 田圭佑が「世界最高峰の選手がFWにも中盤にもいる。4、5人が世界最高峰と言ってもいい選手」と表現する、アフリカ最強軍団。日は'10年6月4日に南アフリカW杯前最後の強化試合として対戦(0-2で敗戦)したが、その試合で感じた圧倒的な

    コートジボワール対策は完璧?日本の未来を掴むW杯が遂に始まる。(矢内由美子)
  • “アギーレ通”が2試合を徹底解説。安永聡太郎が語る「らしさ」と「疑問」。(二宮寿朗)

    9月のウルグアイ、ベネズエラ戦で船出したアギーレジャパン。 結果は1分け1敗の未勝利に終わったものの、「4-3-3」「堅守速攻」「新戦力の台頭」など話題はたくさんあった。 WOWOWのリーガ・エスパニョーラ解説者を務める安永聡太郎氏は、業界きってのスペインサッカー通としても知られる。分かりやすい丁寧な解説に、ファンも多い。 ADVERTISEMENT 横浜F・マリノス、清水エスパルスなどでフォワードとして活躍した現役時代、スペイン2部のレリダ、ラシン・デ・フェロールでもプレーし、2005年に引退してからも、リーガ・エスパニョーラを隈なくチェックしてきた。 オサスナ、アトレティコ・マドリー、サラゴサ、エスパニョールとスペインを渡り歩いてきたハビエル・アギーレのサッカーも隈なく見てきた安永氏の目に、アギーレのチームづくりはどのように映ったのか――。 皆川はミロシェビッチ、柴崎はベルドゥのイメー

    “アギーレ通”が2試合を徹底解説。安永聡太郎が語る「らしさ」と「疑問」。(二宮寿朗)
  • グランドスラム準優勝で「謝罪」。なぜ錦織圭の武器は機能しなかった?(秋山英宏)

    「チームのみんな、ゴメンナサイ。今日はトロフィーを手にできなかったけれど、次は必ず取ります」 全米オープン、表彰式のインタビューで錦織圭は、家族招待席のコーチや仲間に詫びた。 テニスは個人スポーツだが、トップクラスの選手はコーチ、トレーナー、さらにはマネジャーなど数人がチームでサポートする。錦織はこの日、マイケル・チャン、ダンテ・ボッティーニの両コーチや中尾公一トレーナーら、献身的に支えてくれたメンバーに優勝の謝辞を捧げることはできなかった。 マリン・チリッチ(クロアチア)との過去の対戦成績は5勝2敗、今季に限れば2勝0敗だった。しかし、世界ランク3位のロジャー・フェデラーと7位のトマーシュ・ベルディハを破って勢いに乗るチリッチは、以前とは別人だった。 チリッチは17のサービスエースを錦織に浴びせ、アンフォーストエラー(自分からのミス)を27にとどめるなど、準々決勝、準決勝に続いて、ほ

    グランドスラム準優勝で「謝罪」。なぜ錦織圭の武器は機能しなかった?(秋山英宏)
  • <独占インタビュー再録> 錦織圭 「壁は必ず打ち抜ける」(秋山英宏)

    2013年夏、トップ10 を目前にした錦織は、その重圧から不振にあえいでいた。 しかし、終盤は復調。ケガもなくシーズンを戦い抜いたことで経験値も蓄えた。 頂点に挑み続ける若武者が、BIG4との距離感や今季の戦い方を語る。 今年1月発売のNumber845号「世界一を獲る!」より、開幕前に錦織選手が BIG4との戦い、世界の頂点について語った記事を特別に全文公開します! 2013年夏。錦織圭は必死にもがいていた。相手だけでなく、疲れ果てた心や体とも戦っていた。見ているのがつらくなる試合もあった。アンドレアス・セッピに逆転負けしたウィンブルドン3回戦だ。錦織のフォアハンドは完全に崩れていた。ミスを恐れ、安全なボールでただラリーを続けているだけ。腕が縮んでガツンと叩けないから、ボールには伸びも精度もない。そこにつけ込まれた。錦織が得意のフォアを攻められ、ミスを重ねるのは信じられない光景だった。

    <独占インタビュー再録> 錦織圭 「壁は必ず打ち抜ける」(秋山英宏)
  • フルセットの勝率77%は歴代1位。錦織圭、歴史に残る勝負強さの秘密。(秋山英宏)

    スタニスラス・ワウリンカ(スイス)のフォアハンドがネットに掛かると、錦織は握り拳を作り、“どうだ”という顔で勝利の味を噛みしめた。 午後3時過ぎの試合開始から、4時間15分。スタジアムの上に広がっていた爽やかな秋空は、とうに薄墨色になり、照明灯がコートを昼間と変わらぬ明るさに保っていた。 錦織がまたも日テニスの歴史を塗り替えた。全米で日男子が4強に入るのは、1918年の熊谷一弥以来96年ぶりの快挙だ。 「最後はどうやって終わったか、覚えていないんです」 試合直後のコート上でのインタビューで、錦織は苦笑した。 世界ランク4位はさすがに手強かった。過去2度の対戦は、ともに錦織の完敗。名前をもじって「スタニマル」と呼ばれる猛獣のような相手と、最後までどちらに転ぶか分からない緊迫したラリーを5セット。合計獲得ポイントは「177対181」で相手が上回っていた。 勝利のガッツポーズが控えめだったの

    フルセットの勝率77%は歴代1位。錦織圭、歴史に残る勝負強さの秘密。(秋山英宏)
  • オシムが語るW杯、そしてノイアー。「GKは唯一、数的優位を生み出せる」(イビチャ・オシム)

    日本代表監督のカリスマがサッカーの現在を洞察する メルマガ「イビチャ・オシムの『オシム問答』」。 最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします! ▼Lesson.87 目次 【1】 〈今週の「オシム問答」〉 「今回の日が悲劇的なのは、チャレンジしなかったことだ」 【2】 〈オシムとの対話・ネリのレストランにて――第3回〉 「GKは数的優位のプラスアルファを生み出せる唯一のポジションだ」 【3】 〈オシム、日ワールドカップを語る〉 「リスクを冒すのが若さの特権だが、日はそうではなかった」 【4】 〈オシムの教え〉 「試合前から勝者がわかる試合など、大した面白みはない」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 〈オシムとの対話・ネリのレストランにて――第3回〉 「GKは数的優位のプラスアルファを生み出せる唯一のポジションだ」 ━━━━━

    オシムが語るW杯、そしてノイアー。「GKは唯一、数的優位を生み出せる」(イビチャ・オシム)
  • <独占公開、W杯の真実> 矢野大輔・ザックジャパン通訳日記 ~ラストピースをめぐる指揮官の逡巡と決断~(矢野大輔)

    19冊にのぼる大学ノートに綴られた日本代表4年間の記録。 そこには今まで明かされることのなかったザッケローニ監督の 真意や選手との対話が克明に記されていた。貴重な資料の中から ブラジルW杯に挑んだ約1カ月半にわたる激闘の日々を公開する。 日発売のNumber860号「新監督に贈る日サッカー再生計画。」より、 ザックジャパン4年間の戦いの全貌を明らかにする、 矢野大輔通訳がしたためた日記を特別に一部公開します! 「大輔、まだイタリアにいるのか? 日に戻る準備はできたか? たくさんの仕事が待っているぞ」 4年前の2010年9月6日。一の電話が、僕の人生を一変させることになった。 デル・ピエロに憧れて、いつかセリエAの選手に、そして日本代表としてW杯に出場するという夢を抱いてイタリアに留学したのが15歳の時。言葉や文化の壁にぶち当たりながらもトリノでサッカー漬けの日々を送り、どういうわけ

    <独占公開、W杯の真実> 矢野大輔・ザックジャパン通訳日記 ~ラストピースをめぐる指揮官の逡巡と決断~(矢野大輔)
  • 錦織圭の4強進出をスタッツで読む!ワウリンカを凌駕した「2つの要素」。(生島淳)

    錦織圭が全米オープン、スタニスラス・ワウリンカ(スイス)をフルセットで破ってベスト4進出を決めた。 快挙である。 準々決勝のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との試合も息詰まる熱戦だったが、小さい体の錦織がこの日も寄り切ったという感じだ。 勝った直後のコート・インタビューで、 「いちばん好きなグランドスラムで」 と言っていたのが印象的だった。やっぱり、錦織はアメリカ育ちのプレーヤーなんだな、と微笑ましく思った。 セットごとの流れを数字で追うと……? さて、ワウリンカ戦のスタッツ(数字)を分析していくと、次のようなモメンタム(試合の流れ)が見えてくる。 ・第1セット 錦織のファースト・サービスの確率が悪く(44%)、一昨日に深夜2時過ぎまで戦った影響があったのか、手探りの状態でリズムをつかめず。ワウリンカが6-3で獲得。 ・第2セット 錦織のファースト・サービスの確率が56%に上昇。最初のサービ

    錦織圭の4強進出をスタッツで読む!ワウリンカを凌駕した「2つの要素」。(生島淳)
  • ザックジャパン、かく戦えり。Numberが見た日本のブラジルW杯。 - Number Web - ナンバー

    0勝2敗1分、日のブラジルW杯はGL敗退で幕を閉じました。 ザッケローニ監督に率いられて世界を目指した4年間の総決算として、 この3試合はどう総括され、どう次に生かされるべきなのでしょうか。 NumberWebが追いかけた、日のブラジルW杯。 大会前に考えたこと、そして苦悶の3試合を今こそ振り返ります。

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  • 福西崇史がアギーレジャパンを読む。「驚いたけど、大きな可能性を感じる」(福西崇史)

    日本代表ランチサッカーの現在を深く考察する メルマガ「福西崇史の『考えるサッカー』」、 最新号の中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします! <目次> 【1】《日本代表》アギーレ・ジャパン、メンバー発表(1) ~ 自分の目で、日人のレベルを確かめる ~ 【2】《日本代表》アギーレ・ジャパン、メンバー発表(2) ~ 代表初選出の男たち ~ 【3】《日本代表》アギーレ・ジャパン、メンバー発表(3) ~ すべての選手が横一線 ~ 【4】《日本代表》アギーレ・ジャパン、メンバー発表(4) ~ 4年後の日本代表に求めること ~ 【5】《海外サッカー情報局》今夏の移籍マーケット(1) ~ リバプールの大冒険 ~ 【6】《海外サッカー情報局》今夏の移籍マーケット(2) ~ どうする!? レアル・マドリー ~ 【7】《井戸端後記》雑談と反省と次号予告を兼ねた編集後記 ~ 100メートルダイブ ~

    福西崇史がアギーレジャパンを読む。「驚いたけど、大きな可能性を感じる」(福西崇史)
  • ドルトムント復帰は“運命”だった。香川真司、不運の2年間と古巣の絆。(山中忍)

    8月31日にドルトムントへの入団発表を行なった香川真司。バイエルンを倒してのリーグ制覇に導いた「エース」をファンは待ちわびていた。 8月31日、香川真司のボルシア・ドルトムント再移籍が決まった。マンチェスター・ユナイテッドでの「チーム構想外」が伝えられたのは、プレシーズン中の7月後半。「ナンバー10タイプが4名。チームのバランスが悪い」という、ルイス・ファンハール新監督の発言を受けてのことだった。 その4名のうち2名は、ウェイン・ルーニーとフアン・マタだ。両者は、新監督がロビン・ファンペルシと並ぶ「前線の主役」と位置付けているとされた。他の1名はアドナン・ヤヌセイ。1軍昇格2年目の19歳は、トップ経験は浅いが4名中最高の突破力がある。必然的にマンUから発散された香川放出の匂い。ナポリ、アトレティコ・マドリー、バレンシアといったクラブの興味を引いたが、4年契約でドルトムントへの「帰還」に落ち

    ドルトムント復帰は“運命”だった。香川真司、不運の2年間と古巣の絆。(山中忍)
  • その存在感はベッケンバウアー級。ノイアーが示した「リベロGK」の衝撃。(ミムラユウスケ)

    ベルリンで行なわれた優勝報告会に40万人以上がかけつけるなど、24年ぶりのW杯優勝にドイツ中が湧き立っている。 ブラジルとの準決勝で7点を決めて大勝した上に、W杯の通算ゴール数も224点で歴代トップになったこともあり、優勝の理由として得点力や攻撃力が挙げられることが多い。 しかし、ドイツが優勝を果たすうえで、欠かすことのできない活躍を見せたのがノイアーだった。7試合で喫したのはわずかに4失点で、完封が4試合。86.2%のセーブ率を記録して、大会の最優秀GKに選ばれた。準々決勝のフランス戦の後半アディショナルタイムにベンゼマが放ったシュートをブロックしたシーンなど、彼の活躍したシーンは枚挙にいとまがない。 ADVERTISEMENT そして彼は、新しいキーパーのスタイルを構築した選手としても記憶されることになりそうなのだ。 「ペナルティエリア内やディフェンスラインの裏に出されたボールへの対応

    その存在感はベッケンバウアー級。ノイアーが示した「リベロGK」の衝撃。(ミムラユウスケ)
  • “守備の人”細貝萌が磨く攻撃性能。類希なる成長力は再び発揮されるか。(ミムラユウスケ)

    昨シーズンとはまた違った顔を見せるのではないか。 開幕戦でそう感じさせるプレーを見せたのが、ヘルタ・ベルリンの細貝萌だった。 8月23日に行なわれたブレーメン戦の前半16分、カウンターからヘルタの先制点は生まれた。チームに加わったばかりの原口元気が左サイドのスペースへパスを出し、これを受けたベーレンスがクロスを上げ、シーバーが頭で押し込んだ。日では原口が絡んだゴールとして報道されているシーンである。 しかし、この先制点に至るシーンで見逃せないポイントがあった。それが、先に記した先制点につながる一連のプレーの始まり、ゴールの起点と言い換えてもいい。以下にそのシーンを振り返ってみる。 「セカンドボールを次の選手に」という意識。 ブレーメンのセンターバックのルキミヤがブレーメン陣内に来たボールをクリアする。これをヘルタの左サイドバックのシュルツが跳ね返した。 ヘルタのカウンターが発動するのはこ

    “守備の人”細貝萌が磨く攻撃性能。類希なる成長力は再び発揮されるか。(ミムラユウスケ)
  • 斎藤監督と横山部長の名タッグ。聖光学院を前進させる“2人の監督”。(田口元義)

    ちょっとしたやり取り。それが結果的に、聖光学院を戦後最多タイとなる8年連続甲子園出場へと導いた。 日大東北との福島県大会決勝戦。9回裏の土壇場で4点差を追いつき、6-6で迎えた延長11回裏に、そのやり取りは起きていた。 無死一、二塁とサヨナラの場面で斎藤智也監督は、この試合3安打と当たっている柳沼健太郎にセーフティバントのサインを送った。 初球、ファウル。 普段から木鶏を心掛ける指揮官の心が揺らぐ。同じサインを繰り返すか、ヒッティングに切り替えるか――。 「俺だったら打たせますよ」 背後に回り斎藤監督の肩を揉みながら、横山博英部長が穏やかな口調で囁く。 「監督が『どうする?』と聞いてきたんで、そう答えました。それでも監督は迷っているようでしたけど、当たり前ですよね。あんな緊迫した場面で、勝敗を分けるかもしれないサインを出すわけですから。だから、監督に少しでも落ち着いてもらおうと思って肩を揉

    斎藤監督と横山部長の名タッグ。聖光学院を前進させる“2人の監督”。(田口元義)