EnOceanや920MHz帯マルチホップ無線を活用した分散型ビルオートメーションシステムの導入が日本でも広がり始めた。突破口となったのが、海外で主流となっているオープン規格の活用だ。 IoTを活用してビルの空調や照明などを統合的に管理し、省エネや業務の効率化を実現するビルオートメーション(BA)。海外で普及が進んでいるこのソリューションの導入が、日本でも広がる兆しを見せている。 「ノウハウの習得に時間がかかったが、ここ1~2年で大手を含む企業に本格的に導入していただけるケースが多くなっている。特にここ半年ほどは相談件数が急に増えてきた」 こう語るのは、内田洋行でBAビジネスを担当するスマートビル事業推進部部長の山本哲之氏だ。 内田洋行 営業本部営業統括グループ スマートビル事業推進部 部長 山本哲之氏 案件が増えてきた要因として山本氏がまず挙げるのが、1980年代後半から90年代初頭のバ
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