一般社団法人ブロードバンド推進協議会が5月12日、シンポジウム「『光アクセス100%社会への展望』〜光の道構想がもたらす国民生活と産業の進化〜」を開催した。財団法人インターネット協会副理事長の藤原洋氏が司会を務め、社団法人日本インターネットプロバイダー協会副会長兼専務理事の立石聡明氏、一般社団ブロードバンド推進協議会理事でヤフー執行役員オペレーション統括本部長兼運用技術本部長の西牧哲也氏、特定非営利活動法人日本データセンター協会理事で東京大学大学院情報理工学系研究科教授の江崎浩氏が地域活性化と光アクセス100%化をめざす「光の道」構想について意見を交わした。 「車の道」が地方を崩壊させた 「光の道」は大丈夫か 最初に登壇した立石聡明氏は、社団法人日本インターネットプロバイダー協会副会長であると同時に、徳島県で1995年夏から地域プロバイダーを運営している。地方でのIT化を担ってきた立場から