圧倒的な仮想体験が注目されつつも、事業内容のほとんどが謎に包まれたマジック・リープ。グーグルやアリババなど大手企業がこぞって出資し、昨春には約8億ドルを調達した。次世代コンピューティングの旗手と目される話題のスタートアップを、本誌が独占取材。 フロリダ南部のビジネス街にある、一見何の変哲もない平凡な外観のオフィス。だが中に一歩足を踏み入れると、世界が一変する。 廊下を人型ロボットが闊歩し、ラウンジでは爬虫類のような緑色のモンスターがくつろいでいた。明かりを点けたり消したりするのは、まるでアニメの世界から飛び出してきたような妖精。そして、駐車場では23mもの高さがある戦闘ロボットが巡回する。 もちろん、これらの光景はすべて幻影。筆者が頭に装着している「MRヘッドセット」のもたらす魔法によって生み出されたものだ(MRはMixed Realityの略で、現実と空想を組み合わせた世界のこと。「複合
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