2002年の最優秀作品【千と千尋の神隠し】は「何度観ても飽きない」(青森県/10代/女性)、「大人が観ても充分に楽しめる内容なので」(千葉県/30代/男性)と、性別・世代別のすべての部門において1位を獲得。主人公・千尋の冒険が、観るものに未来に立ち向かう勇気を与えてくれるこの作品は、色褪せることのない名作として人気を集めている。 続く2位にも、宮崎作品の【もののけ姫】(1998年受賞)が登場。“生きろ”というキャッチコピーが物語っているように、壮大なスケールで描かれる同作は「自然と人間の営みの関係の深さを考えさせられる」(東京都/20代/男性)、「ストーリーが印象的だし、映像も音楽も素晴らしい」(福島県/20代/女性)と、完成度の高い作品内容が評価された。 昭和33年の古き良き東京が舞台の【ALWAYS 三丁目の夕日】(2006年受賞)は3位にランクイン。「戦後の貧しい時代に、みんな明るく
派遣で、要塞みたいなでっかい社屋へ仕事に行ってる。 ここ、本当に軍隊。 過剰な規律と規範と旧弊なシステムが、才能ある人材を潰してる。 なんかさぁ、俺ら派遣グループ、正社員連中から嫌な目で見られてて居心地悪いんだよね。 「青二才が」とか陰で言われたりしたの聞いた。 「あいつら、俺たちと扱い違う」みたいな、やっかみがあるらしい。 いや、それは確かにそうなんだろうけど おれら派遣グループは言わば、特務の研究者・技術者グループだからであって… って言うか、言わせてもらうけど、給料はおれらの方が安いねん! その分、仕事がやり易いように取り計らってもらってんだよ。 まぁね、実際、おれ、割と由緒正しい家柄の出身で。 青い石とか似合う系? 人生の終点は玉座の間だって、小さい頃から決めてるし。 悪いけど、あんたらよりずっと頭いいから あんたらを手足のように働かせてもらった方が、プロジェクトは進みが早いんだけ
前回記事では、映画『タイタニック』をサンプルに「大きな物語」について考えてみました。 今回はさらに話題を広げて、「大きな物語」の有効活用を考えてみましょう。 ■簡単なおさらい ・SFX特技監督として有名だったジェームズ・キャメロンが、こだわりのタイタニック号をより多くの人に見てもらうために「悲劇のラブロマンス」というベタな物語を使用した。 ・ロボットアニメの監督として有名だった富野由悠季が、キャメロンの『タイタニック』に大きな衝撃を受けて、「ロボットアニメの富野」として、より「大きな物語」を作ることを目指した。 なぜ『タイタニック』は世界中の海を渡れたのか<富野由悠季と映画『タイタニック』にみる「大きな物語」> ※ここでの「大きな物語」とは「より多くの人で価値が共有できる物語」程度の意味です。限られた一部の人ではなく、みんなが親しみ楽しめるおはなし、のことです。 「大きな物語」利用のポイン
悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る(前編):“ポニョ”を作りながら考えていたこと(1/4 ページ) 「悪人をやっつければ世界が平和になるという映画は作りません」 『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』などのアニメーション映画を手掛けた宮崎駿監督が11月20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会に登場し、講演を行った。 『千と千尋の神隠し』が2003年にアカデミー賞長編アニメーション部門作品賞を獲得するなど、宮崎監督は海外でも評価が高い。内外から200人以上の記者が集まり、10分間の講演後には1時間以上も質問が投げかけられた。時には笑いながら、時には真剣な顔で宮崎監督は、最新作の『崖の上のポニョ』や現代社会に対する不安、自らの映画哲学などについて語った。 以下、宮崎監督のメッセージをご紹介しよう。 ポニョと同時に保育園も作った 私たちが作った『(崖の上の
『崖の上のポニョ』が「インディ・ジョーンズ」シリーズを手がけているキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルのプロデュースにより北米で公開されることが明かとなった。北米版のタイトルは『Ponyo on the Cliff by the Sea』になると見られている。米ComingSoon.netが報じた。 全国東宝系でロードショー中の『崖の上のポニョ』 (C)2008二馬力・GNDHDDT 現在までに英語吹き替えキャストにはマット・デイモン、ケイト・ブランシェットが決定。その他サラ・ペイリン氏の物真似で人気の女優ティナ・フェイ、『ギャング・オブ・ニューヨーク』のリアム・ニーソン、『ボストン・リーガル』など主にドラマで活躍中のベティ・ホワイト、8歳の人気子役フランキー・ジョナス、ディズニー・チャンネルのテレビドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』で一世を風靡したマイリー・サイラ
出たばかりの「サイゾー」誌で『ポニョ』の賛否を問う特集があり、町山智浩さん、宮台真司さん、東浩紀さん、宇野常寛さんと、そして僕もインタビューに答えています。 それぞれの論客が点数をつけているのですが、僕は「10点」つまり最高点で、だからなのか、一番最初に掲載されています。最後だったら絶賛が特集の結論めいてしまうのでそうなったのではないかと推察します。 でも「10点」の私よりも「5点」「9点」「7点」をつけた他の論客の熱さに圧倒されました。皆<オレだけが宮崎駿をわかっている>と語り、それがわからない自分以外の者に苛立っているように見えます。 つまり宮崎作品と語り手が直結している。そのこと自体を突き放して「どうでもいいじゃないか」という人は一人もいないのです。 これだけ論者が違うのに、みんなにそう思わせてしまう宮崎駿ってやっぱりスゴイ!と思ってしまいました。 僕が『宮崎駿の<世界>』を書くとき
1年前のエントリ「『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー」は多くの関心を集めた。最近でも「日本視覚文化研究会」で再度取り上げられるなどアクセスが続いている。一方、1年前556だった米国Amazonのレビューは1年を経た現在581までその数を伸ばしており、高評価を維持している。日本のAmazonにおいても米国に比べれば数は少ないが良いレビューが集まってきている。 実ははてなブックマークのid:saike氏のコメントで知ったのだが、『火垂るの墓』に関しては米国で最も著名な映画評論家の一人であるロジャー・エバート(Roger Joseph Ebert)が自サイトにおいてレビューを掲載している。心情に訴えるという面では米Amazonレビューの方が優れている面もあるが、『火垂るの墓』に対する著名海外映画評論家による専門的で論理的かつ客観的な評価が良く分かる素晴らしいレビューなので
osakana.factory(おさかなファクトリー)は、未識 魚(みしき さかな)による個人プロジェクトです。萌え系 CGや、PhotoShop・画像処理などの技術情報、お絵描き講座、フリーソフトウェアなどの公開、情報社会学系のデムパ発信等を行っています。 作者: 未識(みしき) 魚(さかな) mishikiMishiki SakanaSci-hubで論文を読むと違法ダウンロードになるという脅しは、かなり怪しい。すべての論文の著者がジャーナルに複製権や公衆送信権を完全に譲渡しているとは考えにくい。よく読めば一般論や「場合もある」と逃げてるが、記事の書き方が汚い。… https://twitter.com/i/web/status/1666512099378597889(2023/06/08 03:27:01) 学術論文の値段というのは実に不透明だ。学会誌ならまだ分かる。だが投稿する研究者
映画誌「CIAK」-ポニョが誇らしげに掲載されています! 第65回ヴェネチア国際映画祭にて、映画祭の協賛団体による各賞が現地時間6日に発表され、宮崎駿監督『崖の上のポニョ』が映画誌「CIAK」による観客賞を受賞した。 同賞は一般観客10人による最高5つ星の星取評方式で、『崖の上のポニョ』は5つ星が6人、4つ星半が1人、4つ星が2人、3つ星1人と圧倒的な評価を得ていた。 残念ながら、会期途中まで『崖の上のポニョ』がトップだった同誌の批評家賞はキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』に奪われた。しかし、同誌がこの日掲載した批評家14人による金獅子賞予想では1人が『崖の上のポニョ』を挙げ、なんと優秀女優賞候補に『レイチェル・ゲティング・マリッド』のアン・ハサウェイに混じって、2人がポニョを押す珍事が起こっている。 また、「フューチャー・フィルム・フェスティバル・デジタル・アワード」に『スカ
映画作品・映画人板からです。スレ投稿ありがとうございました。 ポニョのネタバレあり 管理人はこのスレ見てからもう一度見ようと思いました。 かなりレス番いじくって引用してます。 2008/09/03 21:30追加更新: 497氏からメールにてコメントを頂いたので記事末尾に掲載いたしました、興味ある方はご覧ください。 30 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:11:06 ID:gI67iKAK ポニョ見てガクガク震えた俺がきましたよ。 この映画はすげえよ。神かは知らんがすげえよ。 間違いなく宮崎駿の集大成だ。 ここでチラ裏させてくれ。 32 :名無シネマ@上映中:2008/08/08(金) 21:16:18 ID:gI67iKAK 俺の知識は一夜漬けレベルなので詳しい人は補完たのんます。 宮崎監督は神話の要素を毎回出してくるけど今回もてんこ盛りだったな。 自分の考えをま
8月27日(水) 最近、DVDで、チェンバー、わたしは告発をするなどの映画を見ている。 ある映画の審査員をしていることもあり、実は、映画を見ることが大好きである。 これは、議員になる前から、やっているので、引き続きやっている。 圧倒的に、日本映画を見るようになった。 「スカイ・クロラ」と「崖の上のポニョ」のことを考えている。 キネマ旬報8月号は、この両者の特集、別冊宝島は、スカイ・クロラと押井監督の特集である。 わたしが、宮崎駿監督の作品が好きなのは、のびのびしたむ気持ちや前向きな気持ちになれるからである。 彼の作品は、やはり、人が生きることを肯定し、励ましてくれる。 アニメージュに、連載をされた風の谷のナウシカは、すごく深いけれど、映画もそうだだが、絶望的な状況で、身を乗り出していくナウシカにやはりとてつもなく励まされる。 「もののけ姫」のコピーは、「生きろ」だったし、「千と千尋の神隠し
すさまじいばかりのサインぜめに、もうお手上げのポーズをする宮崎駿監督-北野監督が受けたサインぜめを超えるほどの迫力。 - 写真:中山治美 第65回ヴェネチア国際映画祭にて、コンペティション作品である宮崎駿監督映画『崖の上のポニョ』の公式記者会見が現地時間31日に行われた。アニメ界の“マエストロ(巨匠)”の登壇に、約300席ある会場は満席に。会見終了後はサインを求める記者が殺到してパニック状態となった。宮崎監督もお手上げで、改めて、イタリアでの宮崎人気を見せつけた。 映画『崖の上のポニョ』写真ギャラリー 宮崎監督の同映画祭コンペ部門参加は、スタジオジブリに対して金のオゼッラ賞が贈られた『ハウルの動く城』以来、2回目。その際、宮崎監督は現地入りしなかった。そして2005年に名誉金獅子賞が授与されたときに初めて同映画祭に参加した。宮崎監督自身はコンペで映画に順位を付けるのはあまり好きではないそう
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