ロシアのプーチン政権に対する批判を続けていたジャーナリストのロシア人男性が、29日、ウクライナの首都キエフで銃で撃たれて殺害され、ウクライナ側は、ロシアの関与を指摘し非難を強めています。 バブチェンコ氏は、ロシア国内でプーチン政権を批判する活動を行い、ウクライナに移り住んだあとも、プーチン政権のウクライナ政策を批判する記事などをロシアのメディアに投稿していました。 今回の事件に関してウクライナ側は、グロイスマン首相が「ロシアの独裁国家が真実を追求する彼の真摯(しんし)な姿勢を許すはずはなかったと確信している」とフェイスブックに投稿してロシアの関与を指摘するなど、非難を強めています。 一方、ロシア連邦保安庁のボルトニコフ長官はメディアに対して「全くもってばかげている。思い込みが激しい」と述べ、関与を否定しました。プーチン政権を批判するジャーナリストが殺害される事件はロシア国内外であとを断ちま