プログラミングでときどき話題になるのが、コードをコピー・アンド・ペーストすることの是非だ。コピー・アンド・ペーストを「コピペ」とカジュアルな感じに略すことも多い。 コードのコピペは、一般にはあまりいいイメージを持たれていない。能力が低いプログラマーを「コピペプログラマー」と呼ぶこともある。自分でコードを書けず、ネット検索で見つけてきたコードをコピペでつなぎ合わせてプログラムを作るようなプログラマーという意味だ。 ただ、コードをコピペすることがすべて悪いわけではない。例えば、プログラミング言語の公式マニュアルからサンプルコードをコピペし、自分の用途に合わせて書き換えるといったことはよく行われている。こうしたコピペには特に問題はない。 要するに、コードのコピペには「問題ないコピペ」と「悪いコピペ」の2種類があるのだ。これらを分ける要素は、個人的には2つあると考えている。 1つめの要素は「コピペ
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