ブックマーク / blog.miz-ar.info (6)

  • 「Haskellで人を集めてPHPを書かせる」という都市伝説について | 雑記帳

    Haskell界隈の一部で囁かれる都市伝説として、「Haskellで求人を出して集めた優秀な人材にPHPを書かせる」というものがありました。この都市伝説に実体はあるのでしょうか? 伝説 まず、議論の前提として、この伝説に言及している投稿をいくつか挙げておきます。これは「伝説が少なくとも伝説としては存在する」ことを立証するために挙げるのであり、これらの投稿について何らかの価値判断を行う目的ではありません。 GCPで人を集めてAWS書かせるやつ、Haskell と PHP で見た — mizchi (@mizchi) March 16, 2022 Haskellで募集してPHP書かせる事件だ — デジタル競争の敗者 (@Lugendre) June 18, 2021 Haskell プログラマを募集して PHP 書かせるって,ネタ元どこなんだろう? — ささき しげお (@SigSasaki)

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    toshikish 2024/10/01
  • 「型システム入門」の先へ:TypeScriptの型システムのいくつかの側面 | 雑記帳

    この記事は TypeScript Advent Calendar 2023 の8日目の記事です。言語実装勢にも役立つ内容を含んでいるかもしれないので、 言語実装 Advent Calendar 2023 にも登録しています。 TypeScriptで型システムに興味を持った人が「型システム入門」を読んだという話を時々聞きます。「型システム入門」は、Types and Programming Languages (TAPL) というの邦訳で、型システムに興味を持った人が読むのは自然なことです。 型システム入門 プログラミング言語と型の理論 | Ohmsha 型システム入門 サポートページ ですが、このの原著は2002年出版で、最近の話題がカバーされていなかったり、邦題に「入門」とあるように発展的な話題は扱っていなかったりします。一応続編的な感じのAdvanced Topics in Typ

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    toshikish 2023/12/08
  • トンデモに対する防衛術 | 雑記帳

    いわゆるトンデモに関して私が思うことを何点か書いておく。 何を問題にしているか ここで問題にするのは、例えば以下のような表現物である: 初心者にとって有害である。つまり、間違った理解を植え付ける。 誤りを修正したら何も残らない。 すべきではない対処 まず、作者に突撃して撤回させるのはあまり現実的ではない。指摘を受け入れて撤回するなら良いが、「自分の表現物が無意味あるいは有害だった」ことを受け入れられる表現者がどのくらいいるだろうか?あるいは、SNS上でバトルに発展した場合不毛な時間を費やすことになる。 第二に、作者に対する人格攻撃や侮辱的な表現は行うべきではない。具体的に言うと、2021年にプログラミング界隈を騒がせた件(「関数型プログラミングが『銀の弾丸』であるという非常識な常識2022」の感想の言及先)の作者を「漢字1文字+ひらがな1文字+漢字1文字」で呼んだはてなブックマークユーザー

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    toshikish 2023/11/22
  • これから流行る言語 | 雑記帳

    新言語にできることはまだあるかい なんとかWIMPS 最近(1ヶ月くらい前)、こんな記事が出ました: 新しいプログラミング言語が出てこない(新しく出てた言語を追記) – きしだのHatena Kotlin, TypeScript, Rust, Swift以降にみんなが話題にするような新しい言語が出てこない、それはなぜか、みたいな趣旨です。客観的に見れば「新しい言語は常に出続けている」わけですが、「みんなが話題にするような」というのが多分曲者なんでしょうね。 例え話をすると、新しい若木は常に生えてきているんだけど、大木に成長するには時間がかかるので、大木にしか興味のない人には「この8年間で新しい大木は登場していない」と判断してしまうのかもしれません。 まあ私としても、Web (HTTP) APIを書く言語とか、JSON色付け係が使う言語はもう出揃ってしまったのかもしれないという気はしなくもな

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    toshikish 2023/05/07
  • 執筆中:「Haskellでの型レベルプログラミング」 | 雑記帳

    最近、「Haskellでの型レベルプログラミング」という「」を執筆している。まだ完成ではないが、以下のリンクから読める: Haskellでの型レベルプログラミング なぜHaskellか 最近いろんな言語が出てきている中で、Haskellの強みとは何だろうか。人によって答えは色々あるだろうが、筆者にとってHaskellの魅力的な側面は強力な型システムである。どのくらい強力かというと、型レベルでプログラミングができ、依存型の模倣さえもできてしまう。 (依存型をやりたいなら最初から依存型のある言語を使えという意見は尤もだが、それはそれとして。) Haskellでの型レベルプログラミングの解説記事というのは、英語圏ではちらほら見かけるが、日語圏ではあまり見ない。2018年(原文は2017年)に公開された Haskellにおける型レベルプログラミングの基(翻訳) – Qiita が数少ない例で

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    toshikish 2022/03/30
  • GHCに初めてコントリビュートした/最近のGHC動向 | 雑記帳

    事実上の標準デファクトスタンダードなHaskell処理系であるGHCに貢献するというのが去年掲げた目標だったが、それがようやく実現したので報告する。ついでに、最近のGHC開発状況についても簡単にまとめてみる。 「貢献」と言っても色々あって、バグ報告とかも立派な貢献なのだが、ここで目標としていたのは「書いたコードをGHC体に取り込んでもらう」ことである。 一つ目:fromInteger :: Integer -> {Float,Double} 年末に書いた記事 Haskell/GHCでの浮動小数点数の扱い – Qiita にあるように、現行のGHCのfromIntegerは値の大きさによって丸め方法が違っている。それによってどういう問題が引き起こされるかというと、 import Numeric import Data.Word main = do putStrLn $ "literal :

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    toshikish 2021/03/19
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