ブックマーク / team-blog.mitene.us (4)

  • 『家族アルバム みてね』はRuby 3.3で動いています

    こんにちは、みてねプロダクト開発部 プラットフォームグループ SREチームの kohbis です。 『家族アルバム みてね』(以下、みてね)では、ほとんどのサーバーサイドをRuby on Railsアプリケーションで展開しています。 そしてタイトルの通りですが、2024年6月時点でみてねのアプリケーションのすべてにおいてRuby 3.3.3へのアップグレードが完了したので、その結果について紹介したいと思います。 Ruby 3.3アップグレードの結果以下はみてねの主なAPIを提供しているアプリケーションのグラフ(平均)です。 Ruby 3.3リリースのタイミングで大幅にレスポンスタイムが改善していることがわかります🙌 Ruby 3.3へのアップグレードでおおよそ10%の速度改善を得られました。 グラフにはありませんがp95やp99も同様の割合、つまり速度としてはより大幅な速度改善にいたって

    『家族アルバム みてね』はRuby 3.3で動いています
    toshikish
    toshikish 2024/07/05
  • みてねの動画再生にHLSを導入した話

    こんにちは、みてねプロダクト開発部 基盤開発グループ SREチームの尾関です。 『家族アルバム みてね』(以下、みてね)ではユーザーがアップロードした大量の動画データをS3に保存していますが、非常に大きなコストがかかっています。 様々な方法でコスト削減を行ってきましたが、記事ではその中でもユニークな、HLSを使った改善についてお話させていただきます。 みてねで動画をアップロードしてから再生できるまでの流れまず、従来(2022年3月頃まで)のみてねで動画をアップロードしてから再生するまでのフローを説明します。 アップロードした動画ファイル(original)が保存されるとともに、スマートフォンで再生するための少し解像度を調整した動画(smartphone)とサムネイル画像(small, medium, large)を保存しています。特に何の変哲もないシステムだと思います。 S3のストレージ

    みてねの動画再生にHLSを導入した話
    toshikish
    toshikish 2023/05/27
  • Karpenterを導入した話

    こんにちは、株式会社 MIXI のみてね事業部 SRE グループに所属している尾関と申します。 みてねでは2021年2月から Kubernetes を運用していて、今回はクラスターオートスケーラーの Karpenter を導入した話をさせていただきます。 結論Karpenter では要望を満たせなかったので、Managed Node Group に戻しました。 Karpenter とは?Karpenter は AWS がオープンソースとして開発しているクラスターオートスケーラーで、2021年11月にリリースされました。 Karpenter 自身が Pod のリソースリクエストを監視し、必要なノードを適切なサイズで高速に起動・停止を行うことができます。 『家族アルバム みてね』における Karpenter の導入例ここからは、みてねで Karpenter を導入した具体的なお話をさせていただ

    Karpenterを導入した話
    toshikish
    toshikish 2022/12/16
  • 2022年版 みてねを支えるプロダクト開発体制

    この記事では、以前に別記事で「みてねを支えるプロダクト開発体制」という記事の中で説明した「みてねのプロダクト開発体制」を最近になってアップデートをしたので、その詳細をお伝えします。 プロダクト開発体制については、数多くカジュアル面談や面接を行なっている中でも多くのエンジニアの皆様にご質問をいただく部分で、特に「エンジニアがどの段階から施策に入り込んで開発できるのか?」であったり「エンジニアと他職種のメンバーとの関わり方は?」など、確かに自分自身もソフトウェアエンジニアとして事業に関わるときに気になることではあるので、ここで再度整理したいと思います。 みてね開発体制のこれまでみてねの開発チームは、これまで組織規模や事業課題に合わせて複数回の大きな体制変更を行なってきました。どのような変遷を辿ってきたかを整理してみます。詳しい時期はあまり覚えていないので、年の記載はおおよそです。 2014年~

    2022年版 みてねを支えるプロダクト開発体制
    toshikish
    toshikish 2022/08/08
  • 1