systemd環境では標準のログ収集・格納サービスとしてsystemd-journald(以下、journald)が稼働しています。今回は、このjournaldについて解説します。 ジャーナルを見る 早速ですが、journaldがためたログ=「ジャーナル」を確認してみましょう。ジャーナルを確認するためにはjournalctlコマンドを使います。 $ journalctl ずらっと、文字列が表示されるはずです。特に変わったところもなく、人間が見て読みやすいログと思えるのではないでしょうか。 lessでジャーナルの内容が表示されていますので、通常通り矢印キーで上下させて内容を見ることができます。qを押すと、画面から抜けることができます。 -xをつけて実行すると、対応するメッセージカタログが存在すれば、追加の解説をつけてログを表示できます。追加の解説とは、たとえば、このエラーやログが記録されるの