しかもサイン入り。 世の中の多くの自己啓発書は「努力せよ」と僕らに命じる。 努力すれば成功する。成功すれば幸せになる、と。 だが、努力は正しく行わなければならない。 間違った方向に向かって必死に努力しても結果は出ない。 結果が出ないばかりか、害にさえなってしまうこともある。それが「残念な努力」なのだ。 本書では、世の中のあちこちにある「残念な努力」を列挙することで、それらの残念っぷりを反面教師と捉え、残念ではない状態を目指そうと試みている。 「ノート」、「サービス」、「時間」、「企画」、「人間関係」という5つの柱から、現代日本に蔓延している「残念」を列挙・分析していくのだ。 身近な小さな「残念」から歴史上の有名な「残念」までを網羅している。まさに「残念の百科事典」である。 本書に共通しているのは、「残念」な状態を生み出すのは人間だということ。 さらに言えば、残念な状態を作っている人間に足り