民主党の小沢元代表を無罪とした東京地裁判決に対し控訴することを決め、記者会見する指定弁護士の大室俊三氏(左)ら=9日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ 《資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴され、1審東京地裁で無罪判決を受けた民主党の小沢一郎元代表(69)について、検察官役の指定弁護士が9日、判決を不服として東京高裁に控訴した。小沢元代表の無罪は確定せず、高裁で審理が続くことになった。控訴に先立ち、指定弁護士は午後2時から記者会見した》 《会見の10分前、東京・霞が関の東京地裁2階にある司法記者クラブの会見場は報道陣で埋め尽くされ、立錐(りっすい)の余地もなかった。指定弁護士の大室俊三弁護士(62)と、村本道夫弁護士(57)、山本健一弁護士(47)が会場に入る》 《無数のフラッシュを浴びながら、3人の中心、大室弁護士が口を開いた》 大室